「アトラスの牝ライオン」ナジャット・アータブー、アトラス山脈の北端のモワイン・アトラスあたりの民族音楽をルーツに発展した都市音楽”シェイハート”に、現代アラブ音楽の要素を詰め込んだスタイルでアラブ世界で広く人気を得ました。一聴チープと思われるバック・サウンドですが、彼女の裏声を駆使したディープなメリスマ・ヴォイスが響けば、すべてグルー …
続きを読む「アトラスの牝ライオン」ナジャット・アータブー、アトラス山脈の北端のモワイン・アトラスあたりの民族音楽をルーツに発展した都市音楽”シェイハート”に、現代アラブ音楽の要素を詰め込んだスタイルでアラブ世界で広く人気を得ました。一聴チープと思われるバック・サウンドですが、彼女の裏声を駆使したディープなメリスマ・ヴォイスが響けば、すべてグルー …
続きを読む「歌手として、私はアラブ文化とユダヤ文化の間の架け橋の役割を果たしています。私たちはいつも一緒に暮らし、一緒に食事をし、同じ歌を一緒に歌っていました。それが突然、同じ地球をめぐって戦いに巻き込まれていることに気づきました。それは実に奇妙です。 そんな戦いは私たちがやりたいことではありません。」by エミル・ズリハン エミール・ズリハンは、母国モロッコのユダヤ …
続きを読む所謂、イケイケのダンス音楽としてあるPOPなモロッカン・シャアビではなく、歌謡としてのクラシカルな現行モロッカン・シャアビの数少ない担い手、オルケストル・アスリ率いる歌い手、ライリ・エル・アスリの名作ですね!発売年わかりませんが、おそらく90年代前半じゃないかと思います。 1. NASSITO DAI 8:32 2. 1 AL ATTAR 15:56 2. …
続きを読む1 Moulat Chiki 2 Réserver Nelhagha 3 Lala Bechouia 4 Matchki Fia 5 Ana Mali 6 Ya Ghzali 7 Lhob Ghlbmi 8 Ach Nou Danbi 9 Mara Mara 10 Ana Ouhbibi 11 Hram Aalik
続きを読む1 Chorfa 6:15 2 Bambara 2:43 3 Guingouba 3:50 4 Sasadi Manayou 4:21 5 La Ghmami 7:41 6 Foullani 6:46 7 Kakani 6:14 8 Lallayamma 7:51 9 Barmayou 4:31 10 Youbati 3:57 11 Elfatha 7:05 …
続きを読むザ・ニューヨーカーが「マグレブ・ジャズの魅惑的なパイオニア」と評したらしいアメリカ在住のモロッコ女性歌手、マリカ・ザラの2023年作です。シンガーで作曲家、バンドリーダーも務める彼女は、モロッコのアラビア語、ベルベル語、フランス語、英語で歌い、自身のルーツである伝統的なベルベルの音楽、グナワ、シャービ、フランスの大衆音楽やジャズ、ハウス、ファンクなどをハイブ …
続きを読む見逃していました…、去年の作ですね、近年は主にドイツ系のジャズ音楽家達と共演、ミクスチュアーや即興を交じえながら、どちらといえば、フリーフォームなインストゥルメンタリストといった印象だったモロッコのゲンブリ&ギター奏者にして歌い手、マジッド・ベッカス 66歳の新作となります。 が、この作では、初心に帰ったのか?低音弦ゲンブリの演奏が野趣溢れるブル …
続きを読む元オルケストル・ナショナル・バルベスのメンバーだった、グンブリ(シンティール)弾き語り&作詞作曲のアジズ・サハマウイ〜その後、西アフリカ〜モロッコ、サハラ周縁グナワ系ミクスチュアー・ユニット “ユニヴァースティー・オブ・グナワ” を率い(2011/2014 /2019年作と)3枚のアルバムをリリース しましたが、2020年に ベスト・アルバムをリリース、その …
続きを読む1 Wasla en Maqam Sigah /Iraq – Sama i Iraq 2 Wasla en Maqam Sigah /Iraq – Dulab Huzam 3 Wasla en Maqam Sigah /Iraq – Muwashshah “Ana min 4 Wasla en Maqam Si …
続きを読むドリス・エル・マルーミ、1970年モロッコ生まれのウード奏者〜マリのコラ奏者、バラケ・シソコ&マダガスカルのヴァリハ奏者、ラジェリーとともに “3MA” という弦楽器ユニットを組んでいることでも知られています。その“3MA” で、来日もあったモロッコのウード奏者にして作曲家、ドリス・エル・マルーミの2作目の新作となります(前作はまったく同じメンバーで10年前 …
続きを読むジャケからして、流行りのエレクトロニカとか、かなあ?と思ったら大間違い、ベルギー在モロッコ系女性歌手、アイチャ・ハスケルをフロントに、ブリュッセルのオッサン達の生バンドがハジける今時めずらしいようなモロッカン・ロック!? ややもってジャジーだったりファンクだったり、サーフだったりする、ドラム・ブレイク多 …
続きを読むスイスのレーベル、一癖も二癖もある“BONGO JOE” 傘下のポスト・ロック系音楽家4人と、意外と知られていない移民都市(人口の四分の一が外国人だという)ジュネーヴに住まうモロッコ、アルジェリア、エリトリアからの移民音楽家3者による新ユニットのファースト・アルバムがこちら。 基本、スイス人or 欧州生まれの音楽家4人がベーストラックを録音、その上で、北アフ …
続きを読むモロッコから登場した4人組、ティガドリン〜伝統音楽とコンテンポラリーなファンキー ROCK スタイルを融合させたという5曲収録のミニ・アルバム、デビュー盤です。モロッコ南部の遊牧民の言葉であるハッサニア語による収録曲は、どこかしら陽性なムードにおいて、これまで私たちが親しく聞いてきたモロッコ音楽とは異なる魅力を伝えてくれます。同じくサハラ周縁のデザート・ブル …
続きを読む★アル・カサール/フー・アー・ウィ? リー・ラナルド(Sonic Youth)、ジェロ・ビアフラ(Dead Kennedys)が参加!いま注目を浴びる中東のサイケ・ロック・コレクティヴのデビュー・アルバム! アラブ系移民が多く暮らしているパリのバルベス地区で2017年に結成されたフランス人/モロッコ人混成バンドがアル・カサールだ。サイケデリックな音色を持つエ …
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