コンパイ・セグンドの先輩にあたるようなグアラーチャの巨人ニコ・サキートの曲12曲を本人の歌と、サンティアーゴ・デ・クーバで1992年に結成され、トラディショナル・ソンを代表するバンドとなったエコス・デル・ティボリの演奏で聞き比べるという、興味深い企画アルバムです。CD1には、ニコ・サキートがアカペラで歌った音源を収録。いつどんな経緯で録音されたものか不明です …
続きを読むコンパイ・セグンドの先輩にあたるようなグアラーチャの巨人ニコ・サキートの曲12曲を本人の歌と、サンティアーゴ・デ・クーバで1992年に結成され、トラディショナル・ソンを代表するバンドとなったエコス・デル・ティボリの演奏で聞き比べるという、興味深い企画アルバムです。CD1には、ニコ・サキートがアカペラで歌った音源を収録。いつどんな経緯で録音されたものか不明です …
続きを読む数度の来日などを通じ日本でもお馴染み、キューバのトレスの名手パンチョ・アマート。2014年作『エレンシアス』以来となる、18年録音のリーダー作です。今年(2019年)始めの来日公演で会場売りされていたものの、すぐに売り切れファンを残念がらせていたアルバムです。 自身のトレスにコントラバス、パーカッション、トランペット、ギター、2枚のヴォーカルという、トラッド …
続きを読むキューバが誇る最高のディーヴァ、お馴染みオマーラ・ポルトゥオンドの2019年新作が届きました! しかも、生誕100周年を迎えたキューバの国民的大歌手ベニー・モレーに捧げるアルバム。「コモ・フエ」「ボニート・イ・サブローソ」「イ・オイ・コモ・アジェール」「マタ・シグアラーヤ」「オー・ビーダ」といったベニーのレパートリーが披露されています。 バックは、1991年 …
続きを読む1927年に結成されたソンの名門中の名門、セプテート・ナシオナル。90周年記念アルバムに続く2019年の本作は、この楽団の一員などとして活躍してきた、キューバの音楽文化を最高に具現化した歴史的ヴォーカリスト、カルロス・エンバーレに捧げた内容です。 しかも、セプテート・ナシオナルを核として、曲ごとに多彩なゲスト陣を迎えた拡張編成で臨んだ録音となっています。ロス …
続きを読む☆ダビ・ビレージェス /イグボ・アラコリン VOL.Ⅰ & Ⅱ ジャズの名門、Justin TimeやECMなどからアルバムを発売し、現代を代表するジャズ・コンポーザー~ピアニストとなったダビ・ビレージェスが、出自であるキューバの伝統的な音楽を見つめ直し創り上げた、100%キューバ音楽アルバム。 ● ダビ・ビレージャスは、Justin Timeに1枚 …
続きを読むソンの名門中の名門、セプテート・ナシオナル。1927年の結成で(当初はセステート)、そのリーダー、イグナシオ・ピニェイロは、現在に繋がるセプテート系のソンのスタイルを最終的に完成させた人です。 本作はその名門楽団の90周年記念作(2018年リリース)。CD-Rでのリリースとなります。 伝統のセプテート・スタイルを現代に受け継ぐサウンドに乗せて、「エチャレ・サ …
続きを読む「ソン・デ・ラ・ロマ」「ラグリマス・ネグラス(黒い涙)」など、今も多くのアーティストにカヴァーされ続けるキューバ音楽の父ミゲール・マタモロス。そして彼をリーダーにトローバからソンの時代を引率したグループの一つトリオ・マタモロスが、1950年代半ばにプエルトリコのマルベラ・レーベルに残したアルバム『ロス・インモルターレス:ミゲール-クエト-シロ』(MVLP-2 …
続きを読むトリオ・マタモロスと共に歴史的にも有名なキューバのトリオ・グループ、トリオ・セルバンド・ディアス。1937年に、リーダーでトップ・ヴォイスのセルバンド・ディエス、第一ギターで第3声のオティリオ・ポルタル、セカンド・ヴォイスでマラカスのクソ・メンドーサ(後に、マリオ・レシオに交代)の3人によって結成され、キューバ国内はもとより全ラテン・アメリカで人気を博し、ニ …
続きを読む1992年のキューバ音楽レビュー・ショー『ノーチェ・トロピカール』への参加のため初来日。その後、数度の単独来日で日本のキューバ音楽ファンには、お馴染みのパンチョ・アマート。また、古くからのキューバ音楽ファンには、ソンの再生者アダルベルト・アルバレスのグループ、イ・ス・ソン全盛期にそのサウンド・プロダクションを支えたミュージシャンとしても有名です。 本作は、そ …
続きを読む1992年のキューバ音楽レビュー・ショー『ノーチェ・トロピカール』への参加のため初来日。その後、数度の単独来日で日本のキューバ音楽ファンには、お馴染みのパンチョ・アマート。また、古くからのキューバ音楽ファンには、ソンの再生者アダルベルト・アルバレスのグループ、イ・ス・ソン全盛期にそのサウンド・プロダクションを支えたミュージシャンとしても有名です。 本作は、2 …
続きを読む1992年のキューバ音楽レビュー・ショー『ノーチェ・トロピカール』への参加のため初来日。その後、数度の単独来日で日本のキューバ音楽ファンには、お馴染みのパンチョ・アマート。また、古くからのキューバ音楽ファンには、ソンの再生者アダルベルト・アルバレスのグループ、イ・ス・ソン全盛期にそのサウンド・プロダクションを支えたミュージシャンとしても有名です。 本作は、2 …
続きを読むソン揺籃の地サンティアーゴ・デ・クーバから飛び出してきた女性だけのセプテート、モレーナ・ソン。これが3作目となる、2017年作です。南米や欧州をツアーし、国際的に活躍しているという彼女たち。本作でも、名曲「ドス・ガルデニアス」「エル・クアルト・デ・トゥーラ」他、ミゲル・マタモロス、ルディ・カルサード、ペドロ・ルイス・フェレール、ファウスティーノ・オラマス、エ …
続きを読む1 Pregón Santiaguero 3:27 2 No Sangres Corazón 4:16 3 Un Meneito Na’ Más 3:08 4 El Peluquero 3:20 5 La Guindá 3:05 6 Yo Son Ganga 2:52 7 Me Dieron La Clave 3:27 8 Mi Guantana …
続きを読むキューバの中央部に位置し、世界遺産の一部にもなっているトリニダ。石畳の街並みも美しいその古都で活動するソン~キューバン・サルサ系のバンドによる、2012年の多分セカンド・アルバムです。歌以外のバック編成は、ティンバレスを含むラテン・パーカッション・アンサンブルにベース、ピアノ、そして管はフルート一丁。このシンプルな編成で、キューバのバンドならではの疾走感ある …
続きを読むRecorded in Havana 1937 – 1941 1 Mulata, Tu Me Va Matar 2 Cochero, Siga El Entierro 3 Suave Papy 4 La Ratonera Humana 5 ¿Y Tu Abuela… A Onde Eta? 6 Amor De Carnaval 7 L …
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