1946年、クレタ島のほぼ中心に位置する高地の街(人口2379人)、アノギア生まれ。祖父はクレタの名高い詩人、父は現地伝承スタイルの絵を描く有名な画家、というアノギアの芸術一家に育ったヴァシリス・スクラスの2018年新作(おそらく16作目)です。17歳の頃からリラ(擦弦)を弾き語り、1965年に Thanasis Stavrakakis & Niko …
続きを読む1946年、クレタ島のほぼ中心に位置する高地の街(人口2379人)、アノギア生まれ。祖父はクレタの名高い詩人、父は現地伝承スタイルの絵を描く有名な画家、というアノギアの芸術一家に育ったヴァシリス・スクラスの2018年新作(おそらく16作目)です。17歳の頃からリラ(擦弦)を弾き語り、1965年に Thanasis Stavrakakis & Niko …
続きを読む1-1 A & M Fragkiadaki, G. Providi– Esvise O Aeras To Keri 1-2 G. Stamatoyannakis, N. Manias– Kouventiaze Mou 1-3 V. Pitharoulis– Aspa Poulia 1-1 M. Kallergi– Sigane Mou Potane …
続きを読むCD 1 Ancient Crete 1 Pavlos & Pavlos Papadakis / Anogianes 7:45 2 Nikiforos Aerakis / O! Panagia Mou Anogiani 5:40 3 Vasilis Stavrakakis / Trechoun Ta Nera 3:54 4 Dimitris Koun …
続きを読む<クレタ島~リラの芸術> シティアのメロディとピディフトス/山麓地帯の民謡/チャニアのシルタ舞曲/マレヴィジのピディフトス舞曲/アンドレアス・ロディノスのシルタ/ソウスタ/私は南風、あなたは北風/夜よ私を/アノジアのピディフトス舞曲/シティアのメロディ/5歩の舞曲/海~私の枝は曲がる/エロトクリトスの4バージョン ステリオス・ペトラキス(リラ)、ギオルゴス・ …
続きを読むGreek folk & popular music series 19 Performances credited to “priests, first chanters, and choirs.” 1Opou Episkiasi I Hari Sou 4:51 2 Ta Megalinaria 9:46 3 Doxasti …
続きを読むタンゴ歌手リディア・ボルダの兄であり、 ヌエボ・タンゴの旗手のひとり、 ギタリストのルイス・ボルダが、 クレタ島出身の女性歌手、 ジョルジア・ヴェリヴァサキと共演、 ガットギターを軸としたシンプルな伴奏で、 スペイン語歌詞のルイス・ボルダ作品に加え、 クレタの島唄、セファルディ・ソングほか、 淡々と聞かせるアルバムです。
続きを読むルドヴィコス・トン・アノイオン、1951年生まれ、クレタ島の山間の村で育ったそうです。珍しくもマンドリン(マンドーラのようにも見えますが)を弾き語るSSWで、デビューはマノス・ハジダキスがクレタを訪れた際に歌を聞いてもらい認められたところからスタート、1985年にデビューアルバムをリリースしていますが、こちら2作目となる1988年作、ミノス録音LPの復刻CD …
続きを読むエーゲ海の擦弦楽器リラの魔術師、ステリオス・ペトラキス率いる四重奏団のクレタ島ヘラクリオンでのライヴ。CD+DVD(NTSC) 〜 STELIOS PETRAKIS(lyra, laouto, vo), THANASSIS MAVROKOSTAS (dance, mandura, lyra cello), ANDONIS STAVRAKAKIS (mand …
続きを読むギリシャ、エーゲ海のクレタ島の民謡風味を存分に感じさせるトラッドROCKとでも言えるでしょうか。なかなかありそうでなかった展開かと思います。クレタの擦弦楽器リラを弾くヨルゴス・ストラタキス&ギターやブズーキを弾くニコス・ストラタキス〜ストラタキス兄弟のアクのある潮辛い歌声とソングライティングをフィーチュアーしたセッション・ユニットによる2014年作となります …
続きを読むクレタ島出身の両親のもとアテネに生まれ、幼い頃から島唄に親しんで育ち、12歳の時にエーゲ海の擦弦楽器、リラを習い初め、16歳の頃にはクレタのフォークロア・シーンにおいて珍しくも女性として(男性が弾くものとされている)リラの弾き語りを始めたというヨルギア・ダガキ、05年にCDデビューし、本作が2014年9月リリースの4作目となります。去年あたりに、なぜかエリッ …
続きを読むロス・ダリー、変わった人です。英国ノーフォーク生まれ(1952-)、若き日に世界中を旅し、ことに中東、中央アジアを経てたどりついたのがクレタ島、それまでにも旅の中で250の楽器を蒐めたそうですが、クレタの擦弦楽器、リラに魅せられ、1980年代の初めからこの方、ずっとクレタに住まわっているそう。 ビザンティン帝国時代の古いリラを再現し、ひたすら弾きまくって生き …
続きを読む“ΕΡΩΣ”〜日本で流通している言葉でいえば、“エロス” そして本CDの表題 “ΕΡΩΤΌΚΡΙΤΟΣ”〜日本で流通している言葉でいえば、“エロティック” ということになるわけですが、この場合、そーじゃないんですね。Erotokritos は、17世紀初頭のクレタ島で、ヴィケンティオス・コルナロスによって作詩さ …
続きを読むクレタ島生まれの作曲家、ルドヴィコス・トン・アノイオンが、故郷に伝わる伝統的な演劇のために描き下ろした舞台音楽集。セオドラキス・マナー、というか、影響もうかがえるかなりクラシカルな作品集となっています。 CD 1 1 Αν Είναι Και Ο Έρωντας Σε Θέλει 2 Η Μέλισσα Και Ο Άγγελος ▽ From Erofi …
続きを読むシブイですねえ、1981年クレタ島に生まれた男性シンガーソングライターの06年のファーストに続く12年の作ですよ。ギターではなくマンドーラを弾き語る伝統派でもあります。タイトルは”魔術”の意~若手とは思えないような、クレタ島民謡を独特に昇華したプライヴェートな歌世界を聞かせてくれますが、レベーティカの風合いも感じさせる曲もあります。枯れた歌い口も …
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