RAY TICO / SOLO PARA RECORDER

レイ・ティコ(1928-2007)は、コスタリカを代表するシンガー・ソングライターで、外国人で唯一キューバの「フィーリン」の誕生時にハバナでそれを体験したとされていますが、海外での活動が多かったことときちんとした録音が発表されていなかったことから、コスタリカ本国でも「伝説の人」となっていました。そんな彼のレパートリーを初めて本国で録音し発売されたのが本作です …

続きを読む>

V.A. / AL PIE DEL BALCON, Serenatas De Guanacaste

ラテン・エレガンス溢れるセレナータ(セレナーデ)。かつてグアナカステの町々を歌い歩いた面々が、20年の時を経て再び集い再現したコスタリカのロマンチックな音楽=セレナータを納めたのが本アルバムです。20世紀の中頃、エクアドルのパシージョとメキシコのボレロの影響を強く受けて生まれたのが、グアナカステのセレナータといわれているそうです。ギターをかき鳴らし甘く切なく …

続きを読む>

ELENA BURKE / CANCIONES INEDITAS

←ジャケ変更されました〜50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の”センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケ。『未発表曲集』と題された1枚です。伴奏オルケスタ・エグレム、ギター奏者は、フロイラン、アレンジ/音楽監督は、オルガ・リベーロ & ペペ・レジェスのフィーリン・アルバムでアレンジを担当していたピアニスト、エンリケータ …

続きを読む>

ESTHER BORJA / AYER AY HOY

20世紀中盤にエルネスト・レクオーナらのナンバーを歌い人気を博したキューバの大女性歌手で、2013年に100歳でこの世を去ったエステル・ボルハの作品の数々がCD-Rでリイシューとなりました。本作は、1958年のアルバム『AYER Y HOY』(Kubaney MT-134)のストレート・リイシューです。クバネイに録音された、キューバ革命前の彼女の最後の作品で …

続きを読む>

MIGUEL DE GONZALO / REGRESA A MI

1924年サンティアゴ・デ・クーバ出身の歌手ミゲル・デ・ゴンサロは、42年に首都ハバナへと出てアルマンド・バルデ スピのオルケスタで歌うなどした後、40年代半ばからはフィーリンの代表的な歌い手の一人となりました。本作はその時代の録音のCD-Rリイシューで、ス トリングスにエレクトリック・ギターやヴィブラフォンなども配したウンベルト・スアレスのモダンなオルケス …

続きを読む>

LUCRECIA / MIS BOLEROS

今は在バルセロナ、キューバ女性バンド/アナカオーナの元メンバーで、トラディショナルからポップまで、多才な歌い手として活躍し続けているルクレシアの2005年リリース作。この人の作ではコレがやっぱり一番!?すべてのボレーロ・ファンへ贈る、ソロ・ヴォイス、ギター&ダブルベース、打楽器のみのクラブ・ライヴ録音です。歌うはホセ・アントニオ、パンチョス、M.シルバ、A. …

続きを読む>

MUZA TERCIOPELO / ELECTRONIC BOLERO

これもまたいわゆるひとつのフィーリン?というようなことはさておいても、タイトルそのまま、南米チリのエレクトロな伴奏で、ボレーロ&カンシオーン、ボサを歌い綴ったアルバムということで、女性歌手ムサ・テルシオペーロ、そのライトかつシックな歌い口が胃もたれしないので、ま、なんかしらムーディーで仄暗いbgmにでも是非! 1. Besame Mucho 2. Ausen …

続きを読む>

FRANK EMILIO TATA GUINES, Grupo Cubano de Musica Moderna / COMPLETE RECORDINGS

革命後のキューバで、インスト音楽シーンをリードした重要ピアニスト=盲目の才人フランク・エミリオをリーダー格とするグルーポ・クバーノ・デ・ムシカ・モデールナ~1960年前後の4枚のLPを詰め込んだ2CDの登場です!ラテン・ジャズ~デスカルガ路線は勿論/モダーンで洒落たラウンジ路線/あるいはホセ・アントニオ・メンデス、エレーナ・ブルケ、オマーラ・ポルトゥオンドら …

続きを読む>

VICENTICO VALDES / NEGRO BONITO

トゥンバオ復刻CDです。〜1921年生まれで、1930年代には、一時セプテート・ナシオナールに参 加していたこともある大歌手ビセンティコ・バルデースの復刻集。その後NYに移り住み、1950年代のマンボ全盛時代にはティト・プエンテ、 ソノーラ・マタンセーラなど一流バンドを渡り歩き、またボレロ歌手としてもラテン・アメリカ中で人気を得ました。本CDは、1947年の …

続きを読む>

CELIA CRUZ / BOLEROS

グアラーチャの女王にしてサルサの女王、永遠のラテンの大スター、故セリア・クルースが珍しくボレロを歌ったアルバムの 復刻CD-Rです。バックの演奏や声から判断して、いろいろな時期からボレロの録音をピックアップしたベスト盤アナログを元にしたものではないかと思われ ます。ソノーラ・マタンセーラからフル・バンドをバックにしたものやトリオ・ヴォーカルがバックを付けてい …

続きを読む>

TITO RODRIGUEZ / FROM TITO RODRIGUEZ WITH LOVE

自らの楽団を率いNY LATIN の全盛期を飾ったティト・ロドリゲス〜こちらは1964年 WEST SIDE LATINO からリリースされた(意外なことに)初のボレーロONLYアルバム!会社側はボレーロのみという内容に難色を示したそうですが、ティト・ロドリゲスの強い要望が通り発売されたところ、大ヒットとなったアルバムだそうです。最高です。 1.Involv …

続きを読む>

VIRGINIA LOPEZ / LA VOZ DE LA TERNURA

★ビルヒニア・ロペス『プエルト・リコのボレーロ姫』 ▽特典CDR付! ★女性ボレーロ決定盤ですね、もちろん選曲音質申し分ナシ!ギタートリオをバックに歌い綴る名曲の数々、そしてシルキーなオーケストレーションに活きるエレガンスな名唱!〜その柔らかな歌い口を飾るほんのりとした哀愁ビブラート、もう、たまりません。チャーミングこの上ない発声ながら、それでいて深い情感を …

続きを読む>

go top