カルロス・アギーレのレーベルから出ていた05年の充実作。カルロス・アギーレの弟子にあたるような若手ミュージシャンによる繊細で知的なアルゼンチンNEOフォルクローレ/ ピアノ&ギター&チェロのインタープレイが、詩人フアンLオルティスの作品を瑞々しく音楽化しています。
続きを読むカルロス・アギーレのレーベルから出ていた05年の充実作。カルロス・アギーレの弟子にあたるような若手ミュージシャンによる繊細で知的なアルゼンチンNEOフォルクローレ/ ピアノ&ギター&チェロのインタープレイが、詩人フアンLオルティスの作品を瑞々しく音楽化しています。
続きを読む元タンゴ楽団のチェロ/コントラバス奏者で、自らのボードヴィル調ビッグバンドを率いるアルヴィ・シンガー(本名:ハノ・セイトゥン)、元ドリスのフロントマンで、オンダ・バガやソロ・プロジェクトでも活動するナチョ・ロドリゲス、同じくブエノス・アイレスはパレルモでインディペンデントな活動をするSSWのルービンことセバスチャン・ルービン~この音楽を作れて歌えて弾ける、自 …
続きを読むアルゼンチン / エントロ・リオス2010年作~うねうねと奏でられる単調なベースと60年代サーフ風ギターのリフに乗っかった浮遊感あるアマチュアっぽい女性ヴォーカルが心地良い!逆さアメリカ大陸のシンプル・ジャケもイイ感じです。
続きを読む琴にも似た弦楽器の浮遊する音色、そしてアルパ / カリンバ / フルート / ピアニカ / 鉄琴 / ボンボe.t.c エトセトラ…~ガリー・リガとファカ・フローレス(ロス・カンポス・マグネティコスなどの作品でdrsを演奏)、2人のマルチ・インストゥルメンタリストを中心にしたユニークなブエノス・アイレスのユニット=ポラコ・サンシャインのアルバムで …
続きを読む初回出荷分のみボーナス・ディスク付き(ライヴ・セッションATブエノス音源)~2011年4月、約3年半ぶりの来日ツアーで16公演を行い、各地で優れた即興演奏家たちと素晴らしいセッションの数々を繰り広げた異能のギタリスト、フェルナンド・カブサッキ。アルゼンチンで一足先にリリースされ、絶賛を浴びている本作は『The Flower + The Radio』(06) …
続きを読むアルゼンチン~アップ・トゥ・デイトなフォルクローレ系男性SSWですが、トラッドな感覚をベースにしながらも、カエターノ風のヨレヨレ系ヴォーカル&ナイーヴな感覚が、なかなか得難い魅力を聴かせます。今作はインディー系SSWの同胞リサンドロ・アリスティムーニョがプロデュース~アルゼンチン内陸のフォルクローレ・リズム、ビダーラを隠し味に使いながらアタウルパ・ユパンキを …
続きを読むソエマ・モンテネグロはブエノス・アイレス生まれの女性シンガー / セカンド・アルバム~ファルセット混じりの高音で叫ぶように歌う、まさにフリー・フォルク系女性SSWと言えそうな存在です。 マリアナ・ボルヒのコントラバスをはじめ、ドラムス、チューバやフルート、ヴァイオリン、ピアノ、ロンロコまで多くのゲスト演奏者が関わった豪華なプロダクションに囲まれて、自在は歌声 …
続きを読むマヌ・チャオ好きにはオススメ!アルゼンチンのロック・アイコン、セニョール・フラビオによる11年最新作! 南米ロック史最大の重鎮バンド、ロス・ファブロソス・カディラクスのベーシストによる3年振りのソロ・アルバム!スカ、ロック、ラテンをミックスしたダンス・ビートに、80sニューウェーヴの匂いもプンプンと漂わせる元気一杯の南米ロック!若干13歳で天才ぶりを発揮する …
続きを読む世界的に有名なタンゴ歌手兼女優のスサーナ・リナルディを母に、バンドネオン奏者のオスバルド・ピロを父に持つ才媛~女優として活躍した後、90年代半ばからJAZZ&BOSSA系シンガーとしての活動を開始~アルゼンチンを拠点に世界中で活躍するシンガーとなっています。この新作では、「奇妙な果実」「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」や「君去りしのち」などのジャズ・スタン …
続きを読むデイビッド・マレー、マリオ・バウサ、ティト・プエンテ、ファン・ルイス・ゲーラ、スパニッシュ・ハーレム・オーケストラなどと共演してきた実力派サックス奏者エンリケ・フェルナンデスによる初リーダー作品。カリブ海、南米、NYの音楽を融合したラテン・アメリカ「音」絵巻的内容。豪快なラテン・ファンク(1)、レア・グルーヴ風のエレクトロニカ・ブーガルー(2)、ガトを彷彿さ …
続きを読む2010年冬、アルゼンチンから初来日しトミ・レブレロとのデュオでツアーを行なったニコラス・ファルコフ。ムルガ、カンドンベ、チャカレーラにビダーラ、ルーツ・リズムを基盤に、よりナチュラルに生きる為のメッセージを込めたソング・ライティングを行なうミュージシャン~2作目となるソロで打ち出すのは「種子の保護者」というエコロジカルなテーマ! 参考~
続きを読むアルゼンチン”音響派”仕掛け人、サンティアーゴ・バスケス率いる大所帯パーカッション隊、ラ・ボンバ・デ・ティエンポのメンバーであるアンディ・インチャウスティのセカンドアルバム。前作同様バスケスの元で鍛えたポリリズム感覚とブエノスアイレス独自のセンティメントなボーカルの融合はリサンドロ・アリスティムーニョやルシオ・マンテル等の今の世代の感覚ですね。ちょっとふざけ …
続きを読むアルゼンチンの女性若手ボーカリスト/パーカッショニストの二人組がアルゼンチンの伝統歌を歌う心地の良い一枚。アルゼンチン民族音楽/フォルクローレ研究の第一人者のレダ・バジャダーレスや同じくアルゼンチン北部の民謡研究家マヌエル・ゴメス・カリージョ(1881-1968)らの収集した民謡/フォルクローレを美しいボーカルとシンプルなボンボで演奏します。ゲストはベテラン …
続きを読むすでに20枚近いアルバムを発表している鬼才リリアナ・フェリペの2011年最新作は、ずばり「ジーラ、ジーラ」や「カンバラチェ」、「エル・チョクロ(歌詞のみ)」で有名なタンゴのディスセポロの作品集。いつもながら強烈な歌声ですが、1930年~40年代のタンゴの持つ哀愁と絶望感、開き直りがリリアナの歌声にぴったりと寄り添い、まるで当時の場末のタンゴバーにいるような気 …
続きを読むアルゼンチンのグスタボ・コルデラは1961年生まれ、ベルスイート・ベルガラバトというアルゼンチンのロックバンドのヴォーカルであり、アンドレス・カラマロやクアルテート(クンビアの亜流)の帝王、ラ・モナ・ヒメネスとも共演しています。今作はソロ作2作目、クンビアのリズムを基本にダビィーな指向&こなれたポップセンスを見せつけます。あるいは、カンドンベやムルガといった …
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