いにしえのセファルディ・ソングを古楽器と共に再現した意欲作! 15世紀のイベリア半島にて起こったレコンキスタ(キリスト国土再征服活動)によってその地を追われたユダヤ教徒〈セファルディ〉たち。そんな彼らが移り住んだ様々な土地にて代々受け継いできた歌の数々を、モロッコ出身の伝統楽器演奏家/作曲家アンリ・アニェル率いるグループによって再現したのがこのアルバムだ。ア …
続きを読むいにしえのセファルディ・ソングを古楽器と共に再現した意欲作! 15世紀のイベリア半島にて起こったレコンキスタ(キリスト国土再征服活動)によってその地を追われたユダヤ教徒〈セファルディ〉たち。そんな彼らが移り住んだ様々な土地にて代々受け継いできた歌の数々を、モロッコ出身の伝統楽器演奏家/作曲家アンリ・アニェル率いるグループによって再現したのがこのアルバムだ。ア …
続きを読むお待たせしました。ジャンゴ波多野バルベス買い付け品放出です!モロッコを代表するアラブ・アンダルース音楽歌手ヌールッディーン・タヒリの2010年作。大編成のアラブ〜西洋楽器混成オーケストラを従えて、甲高い声で歌い上げる典雅な世界。僅少入荷です。
続きを読む以前、ウアムリア夫妻にアルジェリアで買い付けていただいたCDです。こちらも在庫ありました!〜グナワ・ディフュージョンやマヌ・チャオからの流れを感じさせるアルジェリアン・レゲエ〜シャアビ系バンド、さらにルンバ系フラメンコギターもたっぷり使っているところ、個性ですね。 ウアムリアさんに現地買い付けをお願いしました(感謝)!ー昨年初入荷時にはアルジェリアン・シャア …
続きを読む非常に珍しいチュニジアのポピュラー音楽だ。女性歌手ガリア・ベナーリを中心としたティムナアは、アクースティック楽器による汎地中海音楽を目指すグループ。彼らがルーツにしているのは、地中海のアラブ音楽の大きな流れであるアラボ=アンダルース音楽だ。その落とし子とも言えるフラメンコの要素を取り入れ、さらにさまざまな音楽を混ぜ合わせながら、先祖帰りとモダン化を同時に進め …
続きを読むモロッコを代表するアラブ・アンダルース音楽楽団と、ユダヤ・アラブ音楽の美人歌手リーヌ・モンティの娘であるフランソワーズ・アトランによる近年録音。フランソワーズにとって4枚めとなる本作はアラブ・アンダルース音楽のみならず、自身のルーツであるセファルディ(スペイン系ユダヤ人)のバラッドまで取り上げ、さらに名曲「ウシュクダラ」も収録。落ち着いた声と演奏でそれらの音 …
続きを読むかつてイベリア半島のアンダルシアの地でアラブ人とユダヤ人が一緒に作り上げたアラブ・アンダルース音楽。その伝統は15世紀以後、マグレブ地域に受け継がれ、共生の音楽は大きな花を咲かせたとされます。そんなアラブ=アンダルース音楽の伝統がイスラエルにも受け継がれていたというから驚き!しかも全盛期を思わせる大編成楽団をいまに再現し、さらにそれがマグレブ時代を知らない若 …
続きを読むマルーフというとモロッコ、チュニジア、レバノンなど、アラブ諸国で愛されている古典詩を元にした即興的なヴォーカルものという印象がありますが、アルジェリア東部、チュニジア国境に近いコンスタンチーヌ地方に伝わるマルーフは、スペインから彼の地へと伝えられたアラブ・アンダルース音楽のサブジャンルです。ちなみにマルーフとは「習慣的な、いつもの」という意味だそう。 おなじ …
続きを読む2000 年結成、フーリア・アイシとの共演でも知られる、オリエンタル・トランス・ジャズの5人組。〜GREGORY DARGENT(oud), JEAN-LOUIS MARCHAND (bass clarinet), ETIENNE GRUEL(perc), NICOLAS BECK (tarhu), VINCENT POSTY(cb)。新盤は地中海オリエンタ …
続きを読む20世紀中頃のアラブ世界におけるユダヤ人音楽家たちの偉業を称えるシリーズ「Trésors de la Chanson Judéo-Arabe」。2014年最新作はチュニジア出身、後にイスラエルに移住したアラブ・アンダルシア歌謡の歌手・作曲家ラウール・ジュルノ(1911-2001)のアンソロジー14曲収録です。28 ページブックレットにはフランスにおけるアラブ …
続きを読む本邦初上陸(ライス盤『アラブ・アンダルース音楽歴史物語』に収録されていましたが…)。1950~60年代に「アルジェの夜の女王」と呼ばれた女優/女性歌手ファディラ・ジリア(1917-1970)の2枚組ベスト盤。アラブ〜マグレブ音楽ファンにはお馴染みのMLPからのリリースです。ファディラは幼少時から歌の才能を開花させ、十代になるとラジオ・アルジェでレ …
続きを読む中東打楽器とハープ。この究極にアコースティックな楽器を組み合わせ、中東、スペイン、そしてアジアを紡ぐ音世界を見事に表現したのが、本アルバム『LIGHT OF THE ANCIENTS (古代の光) 』です。 そのサウンドはまさに、中東やヨーロッパの中世を思わせるもので、録音技術のすばらしさと共に、聞くものをその時代に連れて行ってくれるような不思議な音群です。 …
続きを読むドイツのネオ中世音楽アンサンブル、エスタンピーとスペインのミクスチャー・トラッド・グループ、ラム・デ・フォックの出会いから生まれたアル・アンダ ルース・プロジェクトの2013年新作〜中世、イベリア半島で何世紀もの間、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教といった信仰の違いを越え、哲学や科学、芸術が大きく花開いた時代、アル・アンダルース時代を、現代に蘇らせせようとい …
続きを読むアルジェリアのユダヤ系ピアニスト、モーリス・エル・メディオーニをヒジャス・ムスターファがプロデュースした作品ですね。クレズマティックスやサラーマットのメンバーなど、ピラーニャ・レーベルの常連も参加し、ルンバ〜ライ〜アラブ・アンダルシア音楽をミックスしたその内容は、無国籍なムードを放ちながらも強烈な個性を感じさせます。ピアノ、メインのインスト曲と歌入り曲が半々 …
続きを読むスペインのアンダルシーア地方は8世紀から15世紀までアラブ/イスラーム支配が続いたことはご周知のとおり。その時代に生まれ、15世紀以後は北アフリカのアルジェリアやチュニジアやモロッコなどに根を張り、さらに近年はパリのアラブ移民たちの音楽として逞しく生き続けるのがアラブ・アンダルース音楽。本2CDはそんなアラブ・アンダルース音楽における20世紀に残された音源= …
続きを読む今から半世紀前、アルジェリア戦争のさなか、コンスタンチーヌの市場で暗殺されたコンスタンチーヌのマルーフ(アラブ・アンダルシア音楽)の第一人者シェイク・レモン(1912-1961ウードを弾き語る名歌手) が、盟友のヴァイオリン(と呼ばれるが実はヴィオラ) 奏者シルヴァン・グレナッシア(エンリコ・マシアスの父) と設立したレコード会社 “RAYSYL …
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