ペルーのムシカ・ネグラ=黒人色の強い音楽ばかりを集めた名コンピレーション〜1970年代録音を中心に、80年代前半の音源も少々(というのも、50〜60年代にはあまりレコーディング・ミュージックとしては顧みられることのなかったペルーの黒人系歌謡音楽、その復興が始まったのは70年代になってからでしたから…)、祝祭的なペルー・ブラックのリズムが堪能できる …
続きを読むペルーのムシカ・ネグラ=黒人色の強い音楽ばかりを集めた名コンピレーション〜1970年代録音を中心に、80年代前半の音源も少々(というのも、50〜60年代にはあまりレコーディング・ミュージックとしては顧みられることのなかったペルーの黒人系歌謡音楽、その復興が始まったのは70年代になってからでしたから…)、祝祭的なペルー・ブラックのリズムが堪能できる …
続きを読むその名もペルー・ネグロ(黒いペルー)というこのグループは、1969年にロナルド・カンポス・デ・ラ・コリーナによって創設された、ペルーのアフロ・ルーツを持つ音楽とダンスを伝える歴史ある集団です。本作は04年にリリースされた2CD複刻アルバムのそのまた復刻で、録音時期はおそらく70年代後半~フェステーホ、ランドー、ラメンチ、パナリビオなどのアフロ・ペルー音楽の諸 …
続きを読む△1969 △1969 △1969 △向かって左 1st 1969年作¥2250 / 向かって右 2nd 1970年作¥1950△ ピエロ(本名 Piero Antonio Franco de Benedictis)イタリアで1945年に生まれ、3歳の時に家族とアルゼンチンに移住、1965年に歌手デビュー、はじめはブエノスのナイトクラブで、ロベルト・カ …
続きを読む1923年生まれ、2013年に亡くなったアルゼンチン・フォルクローレ界の巨匠/ギターの名手にしてコンポーザーのエドゥアルド・ファルー。本作は、フィリップスから1962年にリリースされた『ファルー1962』(P-13920)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 オシリス・ロドリーゲス・カスティージョ作のミロンガ「コモ・ジョ・ロ・シエン …
続きを読む2005年に81歳で亡くなったパラグアイのアルパ奏者/作曲家ロレンソ・レギサモン。本作は、RCAからリリースされたアルバム『ラ・ムシカ・デル・パラグアイ(第1集)』を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 ロレンソ・レゲサモンは、ロス・グアラニエスやルイス・アルベルト・デル・パラナーのロス・パラグアジョスなどでアルパを奏でた経験を持つと …
続きを読むメキシコのザ・クルーナー(El Crooner de Mexico)」として名を馳せた1916年生まれの歌手/俳優フェルナンド・フェルナンデス。本作は、63年にスペインのオデオンからリリースされた7インチ盤(DSOE-16.571)収録の4曲に、8曲(別途VINTAGE MUSICから『ラ・ボス・ロマンティカ・デ・メヒコ』としてリリースされているものと同じ) …
続きを読むメキシコのカリブ海側に位置するベラクルスの伝統音楽ソン・ハローチョ。1922年生まれ93年に亡くなったレキント奏者リノ・チャベス率いるコンフント・ハローチョ・メデジンは、40年代からアンドレス・ウエスカらと並んで人気を獲得し、このジャンルの発展に貢献してきました。 本作は、62年にDIMSAからリリースされたコンピ盤『フォーク・ダンセス・フロム・ベラクルス』 …
続きを読む1937年生まれのベネズエラ人女性歌手エディス・サルセード。“ネグリータ・カリニョーサ”の愛称で親しまれた彼女は、ウーゴ・ブランコの「コーヒー・ルンバ」で国際的ヒットを飾り、64年にロス・コロラミーコスを率い、ベネズエラのアーティストとして初の来日公演を開催しました(よしろう広石さんが前座を務めました)。 本作は、56年のアルバム『ムシカ・ベネソラーナ:カン …
続きを読む1937年生まれ、60年代初頭から活躍するベネズエラの歌手/女優エステリータ・デル・ジャノ。本作は、63年にVELVETからリリースされたアルバム『センスアル』(LPV-1146)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 ベネズエラの代表的バンド・リーダー(ドミニカ共和国出身)、ポルフィ・ヒメネスの編曲・指揮による楽団をバックに、得意の …
続きを読む1 Rayito De Sol 2 Golondrina Viajera 3 A Que Negar 4 Dile A Tus Ojos 5 Mi Canción Quisiera 6 Pasión 7 Blanca Rosa 8 Yo Pienso En Ti 9 Si Yo Pudiera 10 Me Iré Soñando 11 Fondo Azu …
続きを読む土着の伝統を継承する、ソン・ハローチョの伝道師たち メキシコ湾岸、ベラクルス州南部の農村部で300年以上も歌い継がれてきた伝承音楽“ソン・ハローチョ”。 グルーポ・モノ・ブランコは結成以来、歴史に深く埋もれつつあったソン・ハローチョの復興に大きく貢献してきました。そして近年、アメリカ合衆国各地で起こっているハローチョ・ムーヴメントを先導した重要なグループでも …
続きを読むエクアドル出身のカルロス・バジャドリッドと、プエルトリコ人メンバーとによるトリオ、ラス・トレス・ギターラス。アンソニアからの2作目(VOL.2)のストレート・リイシュー(曲順はシャッフルされていますが)。ボレロ中心にパシージョやバルスが加わるところ、エクアドル&プエルトリコの混成トリオらしいですね。 1 Maldito Amor (Vals) 2 Rumbo …
続きを読むビルヒニア・ロペスの伴奏を務めたプエンテ兄弟と、元パンチョスのエルナンド・アビレスが1958年に結成したメキシコのボレロ・トリオ、ロス・トレス・レジェス。本作は、オルフェオン社に残したアルバム『レクエルドス・ボリンカーノス』(LP-12-145)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。タイトルに示されているとおり、エルナンド・アビレスの …
続きを読むLuis Barrios Rojas (1935-2010) 若くしてエクアドルのフリオ・ハラミージョと出会い、ルーチョ・バリオスのその歌に感銘を受けたハラミージョの招きに応じ、エクアドルへ移住したそうです。彼の地の国立オペラ学院で学んだ後、エクアドルで歌手デビューを果たしました。その後、ペルーへ戻ってからは、50年代後半を通じ、多くのヒット曲を生みましたが …
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