☆ミュニール・ヌーレッティン・セルチューク/イスタンブール・コンサート ライスから登場した『トルコ声楽の至宝』が、SP録音の復刻盤として驚異的な売り上げを記録したミュニール・ヌーレッティン・セルチューク、晩年のコンサートを記録したアルバム。録音は70年代。SP時代のような若々しい声のハリは望むべくもないが、自分で作曲してきた大事な作品たちを、老体に鞭打ちなが …
続きを読む☆ミュニール・ヌーレッティン・セルチューク/イスタンブール・コンサート ライスから登場した『トルコ声楽の至宝』が、SP録音の復刻盤として驚異的な売り上げを記録したミュニール・ヌーレッティン・セルチューク、晩年のコンサートを記録したアルバム。録音は70年代。SP時代のような若々しい声のハリは望むべくもないが、自分で作曲してきた大事な作品たちを、老体に鞭打ちなが …
続きを読むコレは拾いもの!おそらく日本ではサラームぐらいしか知らないだろう(尋ねてみたら、サラームはけっこう知ってました、さすがですねえ!)モロッコ現地の当代人気アーティスト大集合の2CD/何しろ全34曲のうち、22曲が初CD化!(その22曲~現地カセットのみでリリースされていた曲、ということになるかと思いますが…)CD1にはケミカル・ブラザーズ元ネタのナ …
続きを読むなるほど、コレはライという音楽が一番勢いがあった頃からの必殺トラックを集めた良いコレクションだと思います。リミティ、ハレド、マミはじめ、ザウアーニ、ファデラ、ビラル等々、とにかくオイシイ曲が並んでます。ライ入門ばかりでなく、ライ再確認のためにも聴いて欲しいCDでしょう。~昨今のレッガーダにも受け継がれたことがわかる強力ダンス&コブシの初期ライ&過去の代表的ラ …
続きを読むモーどんだけ、並んでるんでしょうね、全37曲、ファッシフォン系アーティスト曲のリミックス・アルバム by DJ ハミダ! 1 A la bien Mix Party 2011 / Intro — L’Algérino 2:29 2 Dossier classé — L’Algérino, Kader Japonais 2:31 3 R …
続きを読む現在も続々と民俗音楽の新録をリリースしている仏ブッダ社。その中にはブッダ社しか手を付けていない貴重な地域のものも含まれているから、民俗音楽ファンは見逃せないところだろう。本盤はそんなブッダ社の最大のコレクションである<ミュージック・フロム・ザ・ワールド>からの一枚。 アゼルバイジャンはイランに隣接しているだけあって、その伝統歌謡<ムガーム …
続きを読む戦後のアラブ歌謡の新しい動きを象徴するのが、レバノンにおける新世代の登場だった。アラブ歌謡の中心地はエジプトのカイロ。でもそこに割り込んできたのがレバノンのベイルートで、名花ファイルーズをはじめ、たくさんの新世代歌手たちを登場させ、シーンを賑わせた。 そしてファイルーズとともにそんな時代を象徴した歌姫が、このサバハだ。ポップなファイルーズに対して、サバハはコ …
続きを読む重層する文化・歴史をもつトルコ音楽。ターキッシュ・ジプシーからアメリカやヨーロッパで活躍するトルコ人演奏家までを揃えるイスタンブールの先鋭レーベル、ダブルムーン。古典楽器を使ったトラックを現在のエレクトロニック・ミュージックと融合する注目プロジェクトの第2弾。DJスプーキー、ニコデマス、アルカリカなどアメリカ~ヨーロッパ~トルコから豪華なクリエイターが集めら …
続きを読むいい、ジャケです。 インフォでは、ロンドン在トルコ出身のクルド系女性歌手ということですが、ユダヤ教徒家系のクルド人ということになるでしょうね(ということは、ユダヤ系と言っても同じですが…、すくなくともアスランという名はユダヤ系の名前です)。学生時代からトルコ各地のマイノリティーの民謡を学び、渡英後にはシェコヨフ・クレズマー・アンサンブルで歌ってい …
続きを読むドラマティックな曲想、ディープにメリスマティックな熱唱で、ターキッシュ・ポップ・シーンのスター歌手の座を保つフンダ・アラル06年作です。NEO ロマンティック風の八代亜紀 !? とでも言えるでしょうか…(言えないかも知れませんねえ)、プログレ〜ユーロ・ロック風のバックも聞きものです。こーゆーの聴きながら、激しく降りしきる雨の夜、甲州街道とか、悲壮 …
続きを読むトルコ音楽のいまを担う偉大なジプシー音楽家ブルハン・オチャル。近年ではトルコのダブルムーンの看板アーティストにもなった。このアルバムはその彼が1997年に独ネットワーク社に残したセカンド・アルバムだ。近作とは違った生楽器のみの伝統アンサンブルで『スルタン(イスラーム社会の君主)の隠し扉』の向こうにあるハーレムをテーマにしている。ハーレムへの歓迎の曲にはじま …
続きを読むトルコ音楽のいまを担う偉大なジプシー音楽家ブルハン・オチャル。近年にはダブルムーンの看板アーティストになった。本作はそんな彼が2000年に独ネットワーク社に残した名作アルバム。生楽器のみの伝統アンサンブルでキャラヴァンサライを描き出している。シルクロードをラクダをつれて旅する商人が、我が身とラクダを休める、かつてトルコに存在した宿場。そこに隊商が到着し数日過 …
続きを読む♢ パリッサ『ペルシャ古典音楽の現在』 故小泉文夫先生も感動されたという、イラン古典声楽の女性歌手・既にヴェテラン=パリーサの新作2枚組、登場です。現在のイランでは、その存在自体が禁じられているという女性の歌い手として、このパリーサも日本やフランス、そしてドイツ等で録音を行って来たわけですが、本作もドイツのワールド系名門レーベル=ネットワーク社からの2作目と …
続きを読むトルコ出身、長らくヨーロッパで活動したジプシー系打楽器奏者=ブルハン・オチャルの欧州録音/1994年に制作された原点的アルバムです。ジプシー系の 腕利きミュージシャンを集め、トルコに伝わるジプシー・ルーツと正面から向き合った作品。とはいえ、ブルハンのパーカッションが独特のグルーヴを生み出す 様は、現在の彼の音楽性に直結してますね。
続きを読むレアグルーヴ・シーンのヴァスコ・ダ・ガマとも噂される 驚異の新興レーベル<ファラウェイ・サウンズ>から、 イスラム革命前イランのヴィンテージ音源をしゃぶり尽くす 好シリーズ「革命前イランのファンク&ポップ・サイケデリア」の 最新にして最終章が到着! ファインダーズ・キーパーズやサブライム・フリークエンシーズなど とも共振しながら、独自の視点でアジアの更な …
続きを読むう〜ん、やってくれますねえ、DUST-TO-DIGITAL !! 当方が2年前にCDRとしてリリースしたこちら >”KOUTOUBIAPHONE” と同じ曲も収録されていました。というわけで以下、当方の作ったCDRとまったく同じコメントを繰り返させていただきます。<<…というわけで、もう多くは語りません。裸のベルベル音楽~ …
続きを読む