FRANCO & LE TPOK JAZZ / FRANCOPHONIC – RETROSPECTIVE VOL.1 1953-1980

コンゴ音楽シーンにおいて数々の金字塔を打ち立てたフランコ(1938-89)の新・編集盤がリリースされました。未発表曲・初CD化曲は無いかと思いますが、デビューした1953年から後半生の黄金期前夜1980年までの重要曲をほぼ年代順に収録~さらに貴重な写真と詳しい解説を満載した48ページの豪華ブックレットがつくところがミソ。ルンバからフォルクロール、そして北米R …

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FRANCO & LE TPOK JAZZ / FRANCOPHONIC VOL.2

“フランコフォニック”第2集! 第1集はデビューから70年代の音源までが並んでいましたが、今回は1980年から亡くなる89年まで~晩年/円熟期の録音を収録しました。40年以上にも及ぶレコーディング・キャリアを誇るフランコ、特に素晴らしかったのは、自身のスタイルを生み出そうとしていた初期音源と、円熟のノリを楽しませた晩年の音源じゃないでしょうか。今回の第2集が …

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RAHEL YOHANNES / MENELIK

芸歴20年以上、エチオピアはアディスのナイト・クラブで歌い続けて来たというアズマリ系女性歌手、この2003年作で10作目のレコーディングになるそうです。落ち着いた、なかなか渋いコブシまわしでトラッドな香り高いエチオ演歌世界を繰り広げてくれます。民俗的な弦や笛の彩りを添えながら、サックス、キーボード&各種パーカッションによるバックも、よくまとまっています。エチ …

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KOFFI OLOMIDE / CLASSIC TITLES

現コンゴ~旧ザイール出身/パリとキンシャサを股にかけ活躍~パパ・ウェンバとともに称されるリンガラの人気歌手・80~90年代初めのヒットを網羅したベスト・コレクションです!以下、収録曲~ 1,G.B.Gros Bebe 2,Elle et Moi 3,Ca et Ca 4,Koweit, Rive Gauche 5,Dulcinee 6,Henriquet 7 …

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FRANCO ET L’OK JAZZ / 1957-1958-1959

フランコ1950年代末のヴィンテージ録音集!SPでリリースされたトラックばかり15曲、ということで、約3分間につめ込まれたルンバ・コンゴロワーズ黎明期の躍動感とアイデアが素晴らしく、粒揃いのナンバーを堪能できます。初期録音としては、レトロアフリックからリリースされているCD= “ORIGINALITE” と並ぶ内容でしょう(もちろんダ …

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KOFFI OLOMIDE / KOFFI CHANTE LUTUMBA

パパ・ウェンバのViva la Musicaに在籍していたこともあり、現在のリンガラ界のトップ・アーティストであるコフィ・オロミデ。ソロになってからも爆発的ヒットを連発したコンゴの国民的スターでもあります。Viva la Musica以後のキンシャサ・シーンにおいて独自の路線を築き上げ渡仏し、パリからキンシャサに出資して現地の若手アーティストを集めて活動し続 …

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V.A. / THE WORLD IS SHAKING, Cubanismo From The Congo 1954-55

EMIオデオン音源を贅沢に駆使し、またまたレアーな復刻CDがUKオネストジョンズからリリースされてしまいました!植民地時代のレオポルドヴィル(現キンシャサ)&ブラザヴィルにおけるルンバ・コンゴレーズ前夜~1954-55年音源のキューバン風味たっぷり漂うストリングス・バンド演奏21曲!(あのクラムド・ディスクの “ROOTS OF RUMBA RO …

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ROKIA TRAORE / WANITA

ロキア・トラオレの2000年リリース / セカンド・アルバムも再発されました!>ファーストはギターとンゴニのみの旋律楽器で演じられていましたが、このセカンドではバラフォン、コラも交え、また、コーラスにおいてもザップ・ママ風のポリフォニーを強調、より手の込んだ作りとなっていました。また、ファーストでは比較的スローな曲が多く並んでいましたが、曲調に緩急変化がつい …

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ROKIA TRAORE / MOUNEISSA

久々、新品で入荷しました。 ロキア・トラオレ23歳の時、1997年リリースのファースト、マリのマンディングPOPの世界にとどまらず、アフリカ・ポピュラー音楽史においてさえ、一つのエポックだったんじゃないでしょうか。やっぱり、名作でしょうね、そのみずみずしさ、そのやさしさ繊細さ、そしてアフリカ女性としてのプライドというものを、マンデの伝統によりそいながら歌い綴 …

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MASHOMBE BLUE JEANS / MAANU AANU NOBASANKWA

ジンバブウェとの国境地帯を流れるザンベジ川の流域に住まうトンガ人(バントゥー系)による、ハンドメイドのギター&ベース&ドラムセット、そして各種打楽器から成る生音バンドということで、以前、オランダSWPからリリースされていた>『ザンビア・ロードサイド』あたりを愛聴されている皆さんなら、ああ、あーゆう感じね、と思われるかも知れませんが、まあ、そーゆう感じです。た …

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GREEN MAMBA / MOYO TAUKKALI MUKAMBA

南部ザンビアで広く愛されているFM局“ラジオ・チクニ”主催するところのカリンドゥラ音楽フェスで登場したグリーン・マンバという、やはりトンガによるハンドメイド楽器バンドの08年作です。~同じフェスに出場し人気を得たマションベ・ブルー・ジーンズのライヴァル・バンドだということですが、マションベみたいな突き抜けたPOPさには欠いているものの、よりフォーキーなカント …

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AMADOU & MARIAM avec MANU CHAO / DIMANCHE A BAMAKO

マヌ・チャオ/プロデュースで大きな話題を呼んでいるマリの盲目夫婦デュオ新作です。このところトレード・マークだった~ゴリゴリのブルース・ロック風マンディング・ギター・サウンドは後退していますが、マヌ・チャオらしい多彩な曲想の中にあっても、アマドゥ&マリアムのヴォーカル&ギター、なかなかイイじゃないですか…。芯の通ったアマドゥのヴォーカルも、繊細で優 …

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AMADOU & MARIAM / WELCOME TO MALI

ティケン・ジャー・ファコリー、キザイア・ジョーンズ参加!で、冒頭のパフュームばりのテクノ・マンディング・デュオにビックリ、が、2曲目からはエレクトロ&POPなサウンドをまぶしつつも、いつものアマドゥ&マリアムが顔を出します。ご安心あれ、少しばかりのオーヴァー・プロデュースはものともしない存在感!?を感じさせます。ギター&デュオ・ヴォーカル、マリの盲目夫婦デュ …

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