DAO BANDON / MAE BAEB PLENG LOOG THOON VOL.1

近年もルークトゥン〜モーラムPOP系人気ヴェテランとして今もって活躍している男性歌手~“タイのウィルソン・ピケット”こと(全然シャウトしませんが…、)ダーオ・バンドンの1970年代ヒット・コレクションCD第1集です(ファーストLPとセカンドLPからの選曲中心だそうです~60年代はシングル盤録音のみだったようですが…)!ケーン、もしくは …

続きを読む>

JUAN MOJAMA / ESENCIA FLAMENCA

カンテ・フラメンコ史上の“伝説の人”、フアン・モハーマの復刻録音です。1892年、アンダルシアのヘレスに生まれ、1957年ごろまで生きたにもかかわらず、「フエルガ」というフラメンコ通の集まりをカンテの場とわきまえ、わずか数枚のSP録音しか残さなかったという歌手。フラメンコ評論の第一人者、濱田滋郎氏も、その著書でモハーマに関し「SP盤の復刻がせつに待たれる」と …

続きを読む>

CANDAN ERCETIN / AMAN DOKTOR

以前、シャンソン系カヴァー・アルバム もリリースしていたトルコ実力派人気女性歌手、ジャンダン・エルチェティン(当時現役高校教師!)の05年作は、隣国ギリシャのパナギオーティス・トゥンダス、ヤニス・パパイオアーヌ、ステリオス・カザンジディスらの往年ヒットのカヴァー、ほか、詠み人知らずのギリシャ系民謡を中心とした汎東地中海指向の充実作!トルコ〜アラベスク風味も交 …

続きを読む>

NAYYARA NOOR / SINGS FAIZ

>こちらで好評をうけたまわったCD~リマスター済みの08年EMI盤です。とてもクリアーな音で楽しめます!というわけで、このナイヤラ・ヌール、1950年インド生まれですが、印パ分離独立の際に家族と共にパキスタンへ、そして幼い頃から音楽に親しみ、ことに当時、ガザルの女王として君臨していたベガム・アクタルに憧れ、ウルドゥー語でロマンティックな恋愛詩を謡うガザル、あ …

続きを読む>

LADSTON DO NASCIMENTO / SIMBORA JOAO!

ミナス出身のベテラン男性シンガー・ソングライターのラドストン・ド・ナシメントが2004年に残した作品がリイシュー。耳心地の良いミナス・サウンドを踏襲しつつ、独自の色彩を重ねてオリジナリティを追求しています。冒頭には日本をイメージしたと思われる曲が収録されているほか、北東部音楽とも縁の深いベテラン音楽家エドゥ・ロボがゲスト参加したトラックも収録されています。

続きを読む>

TERESA CRISTINA + OS OUTROS / = ROBERTO CARLOS

いまのサンバを代表する歌姫テレーザ・クリスチーナの新作は、なんとロック・バンドのオス・オウトロスとの共演名義。しかも、それがビラジリアン・ロックの帝王ロベルト・カルロス作品集というからビックリです。帝王が60年代から80年代までに放った懐かしいヒット曲の数々を、ジャンルの違う若者たちが歌って演奏。若々しい音楽によみがえりました。

続きを読む>

ORLANDIVO

爽やかな歌い口で1960〜70年代に人気を博したサンバ男性歌手オルランジーヴォ、1976年の代表作CD化です!サンバランソ(サンバ+バランソ)と呼ばれる独自のスタイルを開拓したオルランジーヴォは、いわばシロ・モンテイロらのサンバ・ジ・ボッサを戦後に受け継いだ人物のひとり。この76年作では、そんなオルランジーヴォらしいスウィンギーでダンサブルなサンバをメロウ& …

続きを読む>

GABRIEL O PENSADOR / SEM CRISE

人気ラッパーの2012年新作が登場しました。凝ったプロダクションで生まれたサウンドをバックに社会批判を繰り広げるところはいつもと同様。今回はジョルジ・ベンジョールやカルリーニョス・ブラウンらがゲスト参加しています。  

続きを読む>

KATIA B / PRA MIM VOCE E LINDO

ベベウ・ジルベルトの仕掛け人として知られたスバ(故人)の傑作『SAO PAULO CONFESSIONS』のヴォーカリストとして登場したカチア・Bは、2004年発表のセカンド作でブレイク。いまやブラジル新世代を象徴する存在として知られるようになった才色兼備なシンガー・ソングライターですね。オーソドックスなバンド・サウンドを主体にしつつ、さり気ないエレクトロニ …

続きを読む>

LUCILA NOVAES / E – LUCILA NOVAES

    サンパウロで活躍する人気MPB女性歌手の4枚目のアルバムが登場。ボサ・ノーヴァ・タッチのサウンドながら、素直な歌い回しが魅力的な彼女。ジャケットも素晴らしく、これは注目されそう。  

続きを読む>

BOSSA CUCA NOVA / OUR KIND OF BOSSA

DJのマルセリーニョ・ダ・ルア、ベーシストのマルシオ・メネスカル、鍵盤奏者アレサンドロ・モレイラによるユニット、ボサクカノーヴァはリオ・デ・ジャネイロで1997年に結成され、これまで『イパネマ・ラウンジ』や『ウマ・バチーダ・ディフェレンチ』など、人気作を送り出してきました。 サンバやボサ・ノーヴァのテイストをリスペクトしつつ現代化を図ってきた彼らが、久々に新 …

続きを読む>

JUSTI BARRETO / BATANGA

キューバのパーカッショニスト&コンポーザーで、早くからメキシコに渡って活躍したフスティ・バレートのレアー盤のストレート・リイシューCD-Rです。 彼は、ルンバ、サンテリーア系のアフロ・パーカッションから、ブーガルーまで、幅広い音楽性を聞かせる作を幾つか残していますが、この1958年録音作は、同時期のメキシコ出稼ぎ組、グラン・フェジョーベ、シルベストレ・メンデ …

続きを読む>

ORLANDO VALLEJO / YA LLEGO VALLEJO!

オルランド・バジェーホは、1950年代からベボ・バルデース、コンフント・カシーノ、コンフント・クババーナ、ベニー・モレーのバンダ・ヒガンテなど一流楽団で活躍した後、1950~60年代にソロ歌手として活躍しました。ソロとなってからは、甘い落ち着いたクルーナー系の歌唱法で、ボレロを中心にヒットを次々に飛ばしました。人気者らしく録音も多岐にわたり、前述以外にもロベ …

続きを読む>

ELENA BURKE

50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の”センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケが1964年に発表した『CANTA LA BURKE』のストレート・リイシューCD-Rです。バックは、ラファエル・ソマビージャとアドルフォ・グスマン指揮による、ストリングスが美しいフル・オーケストラ。キューバでフィーリンの歌手といえば、まず第一に名 …

続きを読む>

go top