これはタイムリー!やっぱりフランスあたりでも多少注目されているんでしょうか?今一番気になる地域の一つ、アルジェリアはカビールのPOP&フォーキー&プロテスト&シャアビ系音源がとりあえず24曲(けっこう長尺曲が並んでます)!70~90年代の音源で、マトゥーブやメンゲレット、そしてなかなか聞けないアクリ・ヤヒアンテ等、大御所も収録されましたが、ほか、アルバム単位 …
続きを読むこれはタイムリー!やっぱりフランスあたりでも多少注目されているんでしょうか?今一番気になる地域の一つ、アルジェリアはカビールのPOP&フォーキー&プロテスト&シャアビ系音源がとりあえず24曲(けっこう長尺曲が並んでます)!70~90年代の音源で、マトゥーブやメンゲレット、そしてなかなか聞けないアクリ・ヤヒアンテ等、大御所も収録されましたが、ほか、アルバム単位 …
続きを読むラマダン開けのお祭りをイメージしてアルジェリアン・シャアビの名曲ばかり20曲を集めた2枚組コンピ盤。ダフマン・エル・ハラシをはじめ、ゲルーアビ、アマル・エル・アチャブ、アマル・エザッヒといった歴史的歌手達、どの歌手も濁声で孤独な歌い口、曲想も渋くて泣けてきます。アルジェリアン・シャアビまだまだ掘りがいあり、これだけで当分は生きていけそうですね(って̷ …
続きを読む先にフランスBUDAレーベルからリリースされ、それぞれ国内発売もあった「ユダヤ・アラブ音楽の至宝」シリーズ5人の歌い手の代表曲プラス~シリーズ未収録だったユダヤ系アルジェリアン男女歌手10人の曲をピックアップ厳選した全15曲!これぞ至宝の1枚ですね~アラブ・アンダルース音楽の流れを汲んだユダヤ系大衆芸能の世界が華麗に広がります! 1. MAURICE EL …
続きを読むアルジェリアの山岳部に暮らすカビールの血を受け継ぐ女性SSW、イネス・メゼールが7年ぶりに発表したこの2010年作~なんとプロデュースはジャスティン・アダムス!ということで、イネスのカビール風味漂うオリジナル曲(ベルベル=カビールのタマジット語で作詞された曲も収録)が、ジャスティン・テイストの砂漠ロックマナーと衝突!マグレブ&アラブの民俗楽器を随所に散りばめ …
続きを読むフランス北部の炭坑都市リールで結成されたという在仏アルジェリアンを中心としたミクスチュアー/ラップ~ヒップホップ集団= MINISTERE DES AFFAIRES POPULAIRES (”人民省”とでも訳すのでしょうか)のファースト・アルバム。フランスでは06年にリリースされ、既に3万枚以上を売っているローカル・ヒットだそうです。 …
続きを読むマグレブのジュデオ・アラブ(アラブ系ユダヤ人)歌手と言えば、リリ・ボニーシュが有名ですが、これまで現地とフランス、イスラエル以外ではほとんど知られていなかった三人の歌手達の復刻編集盤が届きました。ブロン・ブロンはオラン出身のアルビノ男性歌手。30年代に活動を始め、40年代にはパリで人気を集めた後、アルジェリアに凱旋。アコーディオンを片手にシャンソンから伝統的 …
続きを読む1920年アルジェリア生まれのユダヤ人歌手、パリでフラメンコを歌い人気を得、モロッコでナイト・クラブを経営し成功、一度は引退したそうですが、その引退前60年代の録音集と思われる本CDです~基本的にはアラブ・アンダルース風のバックで、芸人っぽいケレン味のある泣き節を聞かせますが、思いのほか高域で伸びる美声が魅力的。歌の実力はありますね。で、この人の歌、マノネグ …
続きを読むインドネシアのビートルズと呼ばれたクース・プルスの1969年の初作&70年のセカンド・カップリングCDです。インドネシア語の歌詞に欧米のロックやポップスのスタイルを取り入れた音楽、ポップ・インドネシアのパイオニアとして必ず挙げられるのが、こちらのクース・プルス。その前身は60年代前半より活躍していたクース・ブルサウダラ(クース兄弟)で、その後69年になってド …
続きを読むインドネシアのビートルズと呼ばれたクース・プルスの1970年のセカンド・アルバムです。その前身は60年代前半より活躍していたクース・ブルサウダラ(クース兄弟)で、その後69年になってドラムのムリーが参加するようになってクース・プルス(+の意味)に再編されて活動するようになりました。いわばインドネシアのイェ・イェ・イェ(グループ・サウンズ)・シーンをリードして …
続きを読むマリアン・ブルース若き担い手、ヴィユー・ファルカ・トゥーレの新作です!こちらもまた、父であるギタリスト、故アリ・ファルカ・トゥーレのスタイルを継承する新世代演奏家です。その、ヴィユー・ファルカ・トゥーレが、伝統ナンバーを含めより多彩なスタイルで内戦に揺れた母国=マリへの想いを「音」で紡ぐ2013年作品。ンゴニの煌びやかな旋律が印象的な>(3)、シディキ・ジャ …
続きを読むエチオSOULキング!ムハマド・アハメドの最初期録音~音楽好きだったハイレ・セラシエ1世の近衛兵バンド(ブラス多用!)をバックに歌う1972~1974年の音源が初復刻!これは事件ですねえ…、初期エチオ・ソウルの鮮烈なグルーヴが見事にパッケージングされました!例えばベズネッシュ・ベケレあたりにゾッコンの方、これは見逃す手はありませんね(というか、ベ …
続きを読む★ゲタチュウ・メクリア / エチオピーク14 ~『エチオピアン・サックスの帝王』 エチオピーク・シリーズ14作目~題して”エチオピアン・サックスの帝王”!ある時はキング・カーティス~ある時はアルバート・アイラー~ある時はチンドン屋さん?…時に戦闘服に身を包み、大胆なインプロヴィゼーションを展開する彼のスタイルは唯一無二、既に自らのスタイルを確立し …
続きを読む「この田舎町は、日の出とともに息絶える。アジスはさらに時を刻み、辺りが暗闇に変わる頃、街は活気を帯び始める・・・。今回のアルバムの方針は、エチオピアの「シクスティーズ」に制作されたレコードの中から、リズム&ブルースからツイストまでのソウル的な傾向の楽曲すべてを収めることであった。度を越すほどに国際色豊かでありながら、地元のソウルに根深く定着したスタイルの数々 …
続きを読むエチオピーク・シリーズ第11弾はダビデ王の竪琴ことベゲナの名手アレム・アガの94年の作品。琴やハープというよりモロッコのグナワ音楽で使われるギンブリに似た深く渋い音色。グナワはスーダン南部(エチオピア北部?)から連れてこられた奴隷の子孫が作った音楽とも言われていますから、ベゲナともなんらかの繋がりがあるのかもしれません。
続きを読む続々つづくエチオピーク・シリーズ~第18作目は、2001年以降~近年の録音/一弦弓の撥弦楽器もしくはアコーディオン&スティック・ボンゴ&男or女ソロ・ヴォイスによる~極めて素朴なスタイルのポピュラー音楽”アズマリ”のオムニバスになりました。アディス・アベバのナイトクラブで演奏されているという、要するにエチオピア版”流しの弾き語り”という感じなんでしょうか。シ …
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