ソン・トレスのODEON 第1 作目となる1968年作。この後の ODEON での4 作の中では最もジャズ・サンバ色が強い作品~とはいえホーンやヴォーカルも各所に入り、選曲もバラエティー豊か。全編通してタイトルの通りShow の雰囲気が楽しめるグルーヴィーな作品です!クラブ・ジャズ好きにはおなじみ、多くのコンピに収められている人気曲「Jungle」も収録!
続きを読むソン・トレスのODEON 第1 作目となる1968年作。この後の ODEON での4 作の中では最もジャズ・サンバ色が強い作品~とはいえホーンやヴォーカルも各所に入り、選曲もバラエティー豊か。全編通してタイトルの通りShow の雰囲気が楽しめるグルーヴィーな作品です!クラブ・ジャズ好きにはおなじみ、多くのコンピに収められている人気曲「Jungle」も収録!
続きを読む60年代末?それとも70年代初め頃の録音でしょうか?ちょっと録音時期はわからないのですが、なかなかイイ音で全12曲3分前後の曲が軽快に並んでいます。プレ・ジュジュ的なエレキ・ギター&パーカッション群&男声コーラスに囲まれて、ちょっとひしゃげたような中高音ヴォイスが陽気です!表題タクシー・ドライバーはあのボビー・ベンソンとは関係ありませんが…。
続きを読むサー・シナ・ピーターズ&セグン・アデワレを擁したジュジュ・マスター、将軍かつ王子さまのアデクンレ!タイトル通りの英国録音とは思えませんが、少なくとも英国ツアーするぐらいにはビッグ・ネームだったわけです。こちらはややハイライフ風味のぬるま湯感覚横溢、なかなかノドカですねえ。イイ感じですよ。70年代前半の録音でしょうか?
続きを読むウズベクの古都サマルカンド在住のラッパーだそうです。日本に初めて入荷したに違いないサマルカンド産ヒップホップ、ウズベク語の音韻を活かしたラップということになると思いますが、やっぱりルバーブの弦が響いているところがスゴイ!この国の音楽にはヒップホップでさえ、ルバーブやタンブール、タールといった伝統的な弦楽器が欠かせないようですね!?ストリートでガキがチャリンコ …
続きを読む若い男女歌手の掛け合いデュオで、切ないドゥドゥーク風ダブルリード管の鳴るバラードから、4つ打ちダンス系、ウズベク調フレーム・ドラムをフィーチュアーしたハチロク・ビートなどなど、エレクトロな風合いでご当地の若い世代にアピールするだろう切ないラヴ・ソングっぽいトラックが並びます。youtube で聞ける新疆あたりのポップにも似ているような気がしますが、どのような …
続きを読むウズベクのレゲトン・ユニット?ボジャラール、俳優としても活躍中の人気男性デュオが、ハイブリッドな音楽性を聞かせます。アラブPOPでもレゲトンっぽいリズムを溶かし込んだジール調(ベリーダンス・ビート)が定着していますが、こちらはウズベク・ビートとレゲトンの融合を聞かせもするわけです。ポップな打ち込みビートの中にも、中央アジアらしい弦音が鳴り響き、どこか演歌調? …
続きを読む00年代に入って歌いはじめた思われる、やはりホラズム出身だという女性歌手フェルーザ・ジュマニヨーゾヴァの08年作。2拍子もしくは3拍子の感覚を備えた緩急ハチロク系の打ち込み曲、あるいは、ゆったりとした伝統楽器アンサンブル、もしくは弦と打楽器のみの伴奏で朗々と歌う古典マコーム調の曲、加えて、カザフやモンゴル風の弦楽器ストロークが特徴的な民謡調の曲、また、昨今の …
続きを読むフルカール・アブドゥラエーヴァ嬢、民謡の宝庫とされるホラズム州出身の若手女性歌手だそうです。ホラズムというところがどういうところかは知りませんが、古代からイラン系、アラブ系、モンゴル系、スラブ系とさまざまな支配層の変遷を経た肥沃なデルタ地帯ということで、ウズベキスタンの中でも古くからの混血文化が育まれている雰囲気は伝わります。このフルカール嬢、自然な伸び上が …
続きを読む1968年の五月革命から後、現在までの40年間にフランス音楽シーンを飾った101曲のヒット曲を、向風三郎流儀で語り綴ったポップ・フランセーズ紹介本!待望の1冊と言えます。単に音楽紹介と言うよりも、音楽の背景で変化するフランス社会の解読本としても秀逸、現地で音楽に関わりながら、永らく暮らした向風さんでしか書けない貴重な1冊です。で、とにかく、面白い、一気に読め …
続きを読む蒲田耕二さんの新刊・力作です! ◁ 本の内容に沿い厳選された25曲入りCD付き !! P.480 ~ 100曲のシャンソンについて、ベル・エポックの時代から、シャンソンの黄金時代、戦後シャンソン、そしてパリ発ワールド・ミュージックまで、蒲田さんならではの辛口で、ご自分の耳に正直な批評が展開されます。巻頭には美麗なオリジナルLPジャケットがカラーで掲載され、巻 …
続きを読むトルコ伝統歌謡にただならぬ執着を見せて来た女性歌手にして、美貌の女優、ザラ3年ぶりの新作がリリースされました。レーベルを移籍し気分一転?ということもあるかも知れませんが、これまでの伝統歌謡一辺倒から多少路線変更して、古典/民謡をベースにしながらもポップな味付けを感じさせるバッキングを配し、大物セゼン・アクス提供の曲を歌うなど、変わらずトラッドなコブシ使いなが …
続きを読むこちら、アルメニアの豪華新旧オール・スター歌手参加の現地人気コメディ映画のサントラ盤で、2006年作ですが、本邦初入荷となるかと思います。ノスタルジックで伝統色濃いアルメニアン演歌調や、ソ連邦時代を彷彿とさせるワルツ調やルシアン・シャンソン風、ちょっとコメディ・タッチのヒップホップ、アラブやトルコの音楽との類縁性も感じさせるモダンなフィメールPOPなどなど、 …
続きを読むこれは嬉しい再発です!フランスOCORAから93年に発売されていたエジプトのアラブ古典女性歌手アイシャ・レドゥーアンの名作がジャケを変更して再発となりました。カーヌーン、ウード、レク、ヴァイオリンによる四人のアラビックアンサンブルをバックに、一曲20分前後の古典楽曲をたっぷり三曲収録しています。無伴奏のタクシームもたっぷりと収録し、重厚長大で花鳥風月なアラブ …
続きを読むターキッシュポップのヴェテラン歌手セルタブ・エレネルとその旦那デミル・デミルカンによるギター+ヴォーカル・アルバム。ゲストにアル・ディ・メオラやカイ・エクハルトを迎えて、トルコ民謡をシンプルなジャズ~R&Bにアレンジ、歌詞も英語で歌いきった意欲作。このアルバムからのライヴはイスタンブールの地下宮殿を皮切りにアメリカ、ヨーロッパで行われ、在外トルコ人の …
続きを読む1970年パレスチナで生まれ、アラブ音楽~クラシックまで修得したホサム・ハエックが、人気のトルコ系インスト・ユニット=タクシーム・トリオと共演。ベスト・セラーとなったタクシーム・トリオ作品の続編とも言える全篇インスト集。ロマーニの濃厚な匂いを漂わすクラリネット、乾いたサズとカーヌーンの音色、そこに即興演奏もするウードが重なり、アラブ音楽の新境地を開陳~無伴奏 …
続きを読む