1940~50年代にかけてリオで活躍した作曲家=ジェラルド・ペレイラの作品を、なんと生前のペレイラから薫陶を受けた経験があるというヴェテラン・サンバ歌手=ナジーニョ・ダ・イーリャが歌った~玄人受けしそうなサンバ・アルバム新録の登場!バックを固めるメンバーもエンリッキ・カゼス以下、リオのショーロ/サンバ・シーンの職人ばかりですから、独特にシンコペイトするペレイ …
続きを読む1940~50年代にかけてリオで活躍した作曲家=ジェラルド・ペレイラの作品を、なんと生前のペレイラから薫陶を受けた経験があるというヴェテラン・サンバ歌手=ナジーニョ・ダ・イーリャが歌った~玄人受けしそうなサンバ・アルバム新録の登場!バックを固めるメンバーもエンリッキ・カゼス以下、リオのショーロ/サンバ・シーンの職人ばかりですから、独特にシンコペイトするペレイ …
続きを読むサンバ黄金期といえば1930年代のこと。では、それ以前のブラジル音楽はどんなだったのか?という疑問に応えてくれるのがこの作品。ヴェテランらしい味わいのノスタルジックな歌声を聴かせながらも、これが初リーダー録音らしい女性歌手=マリセンヌ・コスタによる冒険的な企画アルバムで、1902年のブラジル初レコーディング曲「イスト・エ・ボン」以来。タンゴブラジレイロやカン …
続きを読むフランスの民俗音楽専門レーベル、アリオンの豊富な音源から作られた編集盤シリーズ<世界の楽器コレクション>からの1枚。ビリンバウはブラジル音楽の故郷バイーアの風物詩である格闘ダンス(及びその音楽)で使われる楽器。弓矢の弓のようなユニークな形とパーカッシヴなそのサウンドには独特なグルーヴを感じさせる。そしてここではそのビリンバウのソロ演奏のほか、パン …
続きを読む★ルシアーノ・ペローニ&リチミスタス・ブラジレイロス/バトゥカーダ・ファンタスチカ ブラジル音楽と言えばパーカッション。こんな誰でも知っていることなのに、ブラジリアン・パーカッションのすばらしさを一枚のアルバムで聞けるCDはこれまで存在しませんでした。そんな中で登場したこのアルバムは、まさにブラジリアン・パーカッションの聖典と呼べる1枚。本国ブラジルでも未だ …
続きを読むミナスジェライス州出身のシンガーソングライターの2004年作。サンバ、ショーロ、ボサノヴァの影響を打ち出したメローな作品。アンドレ・メマーリがピアノで参加。〜メマーリの透明なピアノ、ほか、テコ・カルドーゾ、マルコス・スザーノ、トゥッチ・モレーノらの作り上げる極上バックに乗せて、セルジオのファルセットな歌声が響きます。自作&パウロ・セザール・ピニェイロとの共作 …
続きを読む★ギリェルミ・ジ・ブリート / 花とトゲ 81歳、古老サンビスタ=ギリェルミ・ジ・ブリート、2年半ぶりの新作(2003)です。これまで彼が綴ってきた自作の曲の数々を、静かに万感こめ歌ったアルバムです。ショーロ・トリオ=マディラ・ブラジルのシンプルなバックに映える哀愁が、しみじみと伝わるイイ作品です。ベッチ・カルヴァーリョ、エルトン・メデイロス、ファグネル、モ …
続きを読む★俺こそがサンバだ! 現代サンバの天才ウィルソン・モレイラが1986年に残した幻の初ソロアルバムがついにCD復刻された。produced by 田中勝則。 現代サンバにおいてもっとも才能溢れる作曲家がウィルソン・モレイラだ。1970年代には名作詞家ネイ・ロペスとのコンビで多くの名曲を発表。ベッチ・カルヴァー リョや故クラーラ・ヌネスらが歌って大ヒットさせた。 …
続きを読む黒人サンバの最重要人物、伝統サンバの重鎮ウィルソン・モレイラの最新作です。マリーザ・モンチのプロデュースによるヴェーリャ・グァルダ・ダ・ポルテーラのアルバムでも音楽監督を務めたパウローンがプロデュースを担当。以前からサンバのルーツを探求する姿勢を持っていましたが、このアルバムはさらにその方向性を先に進めた内容となりました。ブラック・ルーツの権化とも言えるルン …
続きを読む『完璧なサンビスタ』国内配給盤! 元フンド・ジ・キンタール/パゴージ・シーン最大の大物!?アルリンド・クルースの新作~タイトルは“完璧なサンビスタ”、もちろん意欲作/伝統回帰&未来のサンバを見据えた力作となりました!ブラジルでも大きな評判を呼んでいるとのこと。マリア・リタ/マルセロD2/ゼカ・パゴジーニョらが参加!成熟した歌声で、とうとう本領発揮!ですね。
続きを読む腕利きベーシスト=ルイス・アルヴェスの実娘、だそうです。かつてネイ・ロペスの元でも歌ったというサニー嬢、03年作に続くこの新作(2009)はサンバです。フェミニンでいて、少々ヴァイタルな声質がいかにもサンバ向きですね!
続きを読む「1969, メロディーの年」をテーマに当時のシャンソン〜ヴァリエテから12曲をセレクトした(去年ドイツでリリースされていた)コンピ盤の仏配給盤。が、収録曲はサブタイトルの通り 1964-1973 とリリースの幅があり、どーゆー意味なのか、なかなか理解ができませんが、バーキン(”川崎”!)、ゲインズブール、ダリダ、シェイラ、ミシェル・ …
続きを読む故 RKK(レミー・コルパ・コプール)に捧げられたトリオ・ラカイユ〜ルネ・ラカイユ=ギター&アコー ディオン、オリアーヌ・ラカイユ=ウクレレ、マルコ・ラカイユ=ベース(親子トリオってことですね)+ ゲスト(チチ・ロバン、 ドニ・ペアン、DJ クリック…)の最新アルバム。ゆるく、慈愛あふれる哀愁マロヤ。 〜エクスポーター資料から 1. KA …
続きを読むイタリアン・リヴィエラ、ジェノヴァの無伴奏男声ポリフォニー・コーラス。「スクアドラ」はチームという意味なので、SQUADRA DI GENOVA で検索すると、サッカーはじめ、町のさまざまなスポーツチームが出てきますが、こちらはコーラスチーム。ジェノヴァスタイルは、カウンターテナーおよび裏声高音がリード旋律で、ギターやマンドリン真似るようなリズム音声部もあり …
続きを読むアルゼンチン出身のドラマー/パーカッショニスト、ミニノ・ガレーのリーダーアルバム。クロード・ ソーテ監督映画『すぎ去りし日の』(1970)のテーマ「エレーヌの歌」(フィリップ・サルド曲)のうっとり するカヴァー(ピアノはバチスト・トロティニョン)あり。MALCOLM BRAFF(p, fender rhodes), MANU CODIJA(g), JEROM …
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