1975年生まれ1999年デビュー、01年には“理想的なトルコ娘”賞?も受けています。毎年のようにアルバムを届けてくれるトルコ美人女性歌手の2013年作ですが、全編でアクースティックな弦が使われ、柔らかなサウンドに仕上がっている中、芯のある歌声でトルコ的メロディーを辿ります。もちろんフルカラーのブックレットが付録されていますので、ファンの期待は裏切りません、 …
続きを読む1975年生まれ1999年デビュー、01年には“理想的なトルコ娘”賞?も受けています。毎年のようにアルバムを届けてくれるトルコ美人女性歌手の2013年作ですが、全編でアクースティックな弦が使われ、柔らかなサウンドに仕上がっている中、芯のある歌声でトルコ的メロディーを辿ります。もちろんフルカラーのブックレットが付録されていますので、ファンの期待は裏切りません、 …
続きを読む☆ミュニール・ヌーレッティン・セルチューク/イスタンブール・コンサート ライスから登場した『トルコ声楽の至宝』が、SP録音の復刻盤として驚異的な売り上げを記録したミュニール・ヌーレッティン・セルチューク、晩年のコンサートを記録したアルバム。録音は70年代。SP時代のような若々しい声のハリは望むべくもないが、自分で作曲してきた大事な作品たちを、老体に鞭打ちなが …
続きを読む重層する文化・歴史をもつトルコ音楽。ターキッシュ・ジプシーからアメリカやヨーロッパで活躍するトルコ人演奏家までを揃えるイスタンブールの先鋭レーベル、ダブルムーン。古典楽器を使ったトラックを現在のエレクトロニック・ミュージックと融合する注目プロジェクトの第2弾。DJスプーキー、ニコデマス、アルカリカなどアメリカ~ヨーロッパ~トルコから豪華なクリエイターが集めら …
続きを読むいい、ジャケです。 インフォでは、ロンドン在トルコ出身のクルド系女性歌手ということですが、ユダヤ教徒家系のクルド人ということになるでしょうね(ということは、ユダヤ系と言っても同じですが…、すくなくともアスランという名はユダヤ系の名前です)。学生時代からトルコ各地のマイノリティーの民謡を学び、渡英後にはシェコヨフ・クレズマー・アンサンブルで歌ってい …
続きを読むドラマティックな曲想、ディープにメリスマティックな熱唱で、ターキッシュ・ポップ・シーンのスター歌手の座を保つフンダ・アラル06年作です。NEO ロマンティック風の八代亜紀 !? とでも言えるでしょうか…(言えないかも知れませんねえ)、プログレ〜ユーロ・ロック風のバックも聞きものです。こーゆーの聴きながら、激しく降りしきる雨の夜、甲州街道とか、悲壮 …
続きを読むトルコ音楽のいまを担う偉大なジプシー音楽家ブルハン・オチャル。近年ではトルコのダブルムーンの看板アーティストにもなった。このアルバムはその彼が1997年に独ネットワーク社に残したセカンド・アルバムだ。近作とは違った生楽器のみの伝統アンサンブルで『スルタン(イスラーム社会の君主)の隠し扉』の向こうにあるハーレムをテーマにしている。ハーレムへの歓迎の曲にはじま …
続きを読むトルコ音楽のいまを担う偉大なジプシー音楽家ブルハン・オチャル。近年にはダブルムーンの看板アーティストになった。本作はそんな彼が2000年に独ネットワーク社に残した名作アルバム。生楽器のみの伝統アンサンブルでキャラヴァンサライを描き出している。シルクロードをラクダをつれて旅する商人が、我が身とラクダを休める、かつてトルコに存在した宿場。そこに隊商が到着し数日過 …
続きを読むトルコ出身、長らくヨーロッパで活動したジプシー系打楽器奏者=ブルハン・オチャルの欧州録音/1994年に制作された原点的アルバムです。ジプシー系の 腕利きミュージシャンを集め、トルコに伝わるジプシー・ルーツと正面から向き合った作品。とはいえ、ブルハンのパーカッションが独特のグルーヴを生み出す 様は、現在の彼の音楽性に直結してますね。
続きを読む“アジア・マイナー(MIKRA ASIA)” すなわちアナトリアのギリシャ側からの呼び名ということになりますが、あえてこのイスタンブール生まれの若手女性、ガムゼ・ジャンユルトが自らのデビュー作にその呼び名を冠したことの意味は、アナトリア(特にイズミール = スミルナ)からのギリシャへの帰還者達が20世紀前半に生み出した歌謡音楽、レベーティカとも親戚関係の古 …
続きを読む「ワン・マン・パーカッション・オーケストラ」「トルコ・ドラムの帝王」などとも評されるターキッシュ・ジプシー音楽家のブルハン・オチャルの2006年作です。ブルハンが中心となり活動しているイスタンブール・オリエンタル・アンサンブルはアクースティックなアンサンブルによるトルコのジプシー音楽を追求して来ましたが、本作ではトルコだけでなくアラブ音楽の器楽奏者精鋭も参加 …
続きを読むうわあ、濃いですねえ。トルコ古典音楽が大衆化した歌謡曲サナート。フンダ・アラル08年新作は中東楽器アンサンブルと混声コーラスを含むフルオーケストラをバックにしたサナート絶唱です。当店ではアラブ女性歌手が大ブレイク中ですが(本作発売当時の昔の話)、「最近のアラブは歌心が足りないな…」と、わがままなウルサ型貴兄にはこちらをオススメしたいですねえ。エデ …
続きを読む20世紀トルコ民謡を代表する伝説の吟遊詩人アーシュク・ヴェイセルがトルコ国営放送TRTに残したライヴ音源をまとめた二枚組。もちろん伝統温故知新レーベルKALANの仕事です。全26曲は以前KALANからリリースされた二枚組アーカイブ・シリーズと重なりますが、テープの保管状態が良かったようで、音質はこちらのほうが上です。もちろん代表曲の「UZUN INCE BI …
続きを読むオスマン古典起源のトルコ大衆歌謡“サナート”が誇る情念の人気美人歌手=フンダ・アラルの09年作!当店でも、前作~古典傾向が強い端正な作風が支持されロングセラーとなりましたが、この新作、端正な古典曲風も並ぶも、現地ヒット中/ファイルズ&アリーのアラベスクROCKに刺激されたか?サナート・ハードROCKとでも呼ぶべきナンバーから、ド演歌風、70年代ディスコ調、あ …
続きを読むイランを代表するケマンチャ奏者カイハン・カルホールと、トルコ・エルズルム出身でアリフ・サーの弟子に当たるサズ弾き、アーシュクの系譜エルダル・エルジンジャンとのライブ・セッション、ECMからの二作目で2011年録音です。ケマンチャのむせび泣くような音色、それを鎮めるサズの金属音が絡み合い、伝承曲を中心に、民族音楽を基盤とした即興を淡々と物静かに、時に熱く繰り広 …
続きを読むお待たせしました。イスタンブールの先鋭レーベルDOUBLE MOONから待望のババズーラ&マッド・プロフェッサー第二弾05年作が登場!今回はハルク70%ダブ30%くらいの割合ですが、ボーナストラック4曲はズブズブのダブリミックス!ベースに元アインシュツルツェンデ・ノイバウテンのアレクサンダー・ハッケが全面的に参加し、どこかハルク版のネオサイケバンドっぽくもな …
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