ノルウェイのパーカッショニスト=テリエ・イースングセットの連作シリーズ“オール・アイス・ミュージック”です。この猛暑の中、こういう音楽を聴かれるのも一興かと思いご紹介します。まさしく氷上 / 氷状?の音楽~“アイス・ミュージック”という言葉通り、各種打楽器 / マリンバ or チューブラーベル状の旋律打楽器をはじめ、トランペットやディジュリドゥ状の管楽器や氷 …
続きを読むノルウェイのパーカッショニスト=テリエ・イースングセットの連作シリーズ“オール・アイス・ミュージック”です。この猛暑の中、こういう音楽を聴かれるのも一興かと思いご紹介します。まさしく氷上 / 氷状?の音楽~“アイス・ミュージック”という言葉通り、各種打楽器 / マリンバ or チューブラーベル状の旋律打楽器をはじめ、トランペットやディジュリドゥ状の管楽器や氷 …
続きを読む様々な時代や緯度で生まれたジャズをシンプルに、コンテンポラリーなかたちで。兄弟のマリアノ・ルッヒエリ(ep) とのデュオ作に続いて、ロサリオのドラム奏者が発表したリーダー作。 エストニアのミニマリズムで有名な音楽家アルヴォ・ペルトの楽曲(”Alinale”, “Beatitudes”)を冒頭と終焉に。ジョン・コ …
続きを読む★ジャン・ジャック・ビルジェ/22世紀への展望 フランスの前衛音楽家ジャン・ジャック・ビルジェによるジュネーヴ民族学博物館との歴史を未来へと運ぶ未知のコラボ。 博物館所蔵の貴重なヴィンテージ楽器や民族音楽のフィールド録音音源も交えながら、タイトルどおり「22世紀への展望」を紡ぎだしたユニークな企画。 前衛ヴァイオリン奏者のジャン=フランソワ・ブロやエックス・ …
続きを読むDJ/プロデューサー Kaoru Inoue(井上薫)のオウン・プロジェクト=Chari Chariによる、久々のニューアルバム!…というわけで、昔からの友人なので、ココは推すしかないですね、なんてったって18年ぶり、ですからね、 その、オウン・プロジェクト名の “チャリ・チャリ”の由来は、チャリ、つまり自転車だと聞いたことがありますが、そのさり …
続きを読む1976年生まれのフランスのサックス&クラリネット奏者/コンポーザー、シルヴァン・リフレによる2019年作です。タイトルからも窺えるとおり、ドローンや勇壮な太鼓のリズムなども用いた中世のトルバドゥール音楽的世界を、ジャズ・イディオムを介した器楽曲へと翻案しています。トランペット、パーカッション、自身が奏でるハルモニウムなども交えたアンサンブルで、インプロ要素 …
続きを読むサンパウロ発フォーキー・ミニマリストのS.S.W.セッサの初ソロに世界が話題騒然!<レナード・コーエンの素朴さを彷彿とさせる by 米国のレーベル><現代版「Os Afro Sambas」(バーデン・パウエル=ヴィニシウス・ヂ・モライスによる名作アルバム) by ブラジルのインディ・ジン> 自身のヴィオラォン(生ギター)とシンプルなパーカッションで紡ぐサンバ …
続きを読む1. Rim Shots 2. Improvisation in 4/4 3. Improvisation in 7/4 4. Avenue of the Americas (51st Street) 5. 2 West 46th Street 6. Lullaby (2 West 46th Street) 7. Fog On the Hudson (425 …
続きを読むSide A 1. Dragon’s Teeth, Voices of Spring 2:32 2. Oasis 3:00 3. Tree Frog, Be a Hobo 1:43 4. Instrumental Round, Double Bass Duo, Why Spend the Dark Night with You? 3:21 5. …
続きを読む★クラン・カイマン(カイマン族) 「かつてわたしの耳をおり曲げた音楽家より数年ぶりの手紙がきた。どうやら南米から海をつたい東方へ向かっているようだ。その旅中、ふと深呼吸をすべく浮かび上がったときに、朧月夜の下で見るワニの夢。」(Shhhhh) 「泰然と自身の美意識を追及してきた音楽家、エミリオ・アロ。彼の新たなバンドと聞けばアルゼンチン音楽ファンはいてもたっ …
続きを読むシロム/アイ・キャン・ビー・ア・クレイ・スナッパー〜中欧の小国スロヴェニアにて想像上の民俗音楽を奏でるアヴァンギャルド・アクースティック・トリオ ! バルカン半島の北西部に位置し、歴史上様々な文化が交差してきた小国スロヴェニアから、何とも摩訶不思議なグループが登場した。れぞれが複数の楽器を操るマルチ・インストゥルメンタリストである女性1名男性2名のトリオ編成 …
続きを読むOriginally released in 1953 on 10inch LP by Epic, US 1 Dragon’s Teeth – Voices Of Spring 2:32 2 Oasis 3:00 3 Tree Frog – Be A Hobo 1:44 4 Instrumental Round ̵ …
続きを読む快進撃を続ける米dust to digitalの新作は、1940年代に録音された、子供が朗読するアパラチア民話のSP盤に合わせ、米国の音楽大学教授で作曲家のブライアン・ハーネティがスティーブ・ライヒを思わせる新たな曲を作り重ね合わせたもの。二枚組で一枚目はSP音源をミックス、二枚目はSP音源なし。ロマンティックなミニマル室内楽に、アメリカの明るい未来を信じる …
続きを読むデーモン・アルバーンがブライアン・イーノらとともにライフワークとしてきたアフリカ音楽プロジェクト「アフリカン・エクスプレス」14年作は、現代音楽作曲家テリー・ライリーの名曲「In C」をマリ・バマコに赴いて、現地の音楽家たち、Adama Koite, Bijou, Cheick Diallo and Modibo Diawara らの演奏でカヴァー。一弦の擦 …
続きを読む孤高の音楽詩人~故ムーンドッグのレアー・トラック集!CD1=ドイツで過ごした晩年の音源~ビッグ・バンド編成の異色録音。CD2=1949~55年に録音された初期レアー音源~パーカッション・ソロや、北欧の弦楽四重奏団との共演など。マニアックなコレクションでありながら、ムーンドッグらしさが横溢する、入門盤としてもOKですが、蒐集家が最後に買う盤?とも言えそうです。 …
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