2005年、18歳のラファエル・ジメネスは陽光降り注ぐブラジルの海岸を後にし、遠い冬の国へと旅立った。 ポルトガル語でデンマークを意味する「ディナマルカ」が、彼の新しい故郷となり、今日まで 20年近く彼の地で暮らしている。 そして今年、彼はスカンジナビアでの生活を深く反映した 3枚目の新作アルバムを発表した。 その作『ディナマルカ』は、母国ブラジルへのオマー …
続きを読む2005年、18歳のラファエル・ジメネスは陽光降り注ぐブラジルの海岸を後にし、遠い冬の国へと旅立った。 ポルトガル語でデンマークを意味する「ディナマルカ」が、彼の新しい故郷となり、今日まで 20年近く彼の地で暮らしている。 そして今年、彼はスカンジナビアでの生活を深く反映した 3枚目の新作アルバムを発表した。 その作『ディナマルカ』は、母国ブラジルへのオマー …
続きを読む単独のライブ盤は初リリースですね。人気アルバムのタイトル曲 “Slow Motion Bossa Nova” で幕を開ける08年8月のライヴの模様がヴィヴィッドに収録されました。かつて、バック・ユニットを務めていた恩師ジルベルト・ジルを招いての名曲 ” Palco”、そして今をときめくロベルタ・サー/アナ・カロ …
続きを読むアルバム・タイトルは “パライソ”、つまり楽園、なるほど、多幸感につながる曲が並んだルーカス・サンタナの新作です。 …けれども、ここにに辿り着くまでには「天然資源の採掘に基づく経済モデルの確立によって、現在の世界が抱えた負の要因を凌駕すること」「わたしたちが自然に囲まれた美しい場所へ行く度に、直感的に感じるもの」を信じるこ …
続きを読むアンドレ・ボルバのヴァイオリンを従えたチェンバー・アコースティックな導入部に始まり、70’s後半の音作りを彷彿とさせるライト・メロウな路線の中盤、そして再び弦楽や木管が参加した楽曲があり全部で12曲。構想から完成まで5年を費やした、センチメントで叙情的、ポルト・アレグリのS.S.W.ノアルと音楽仲間が手掛けた繊細な音世界。 ポルト・アレグリを拠点 …
続きを読む子供向けのプロジェクト、ティエラ・ベルデの第二弾やチャコ州レシステンシアの公的文化助成を受けて制作されたシングルなどを経て、久々となるソロ・フル・アルバムは一聴すると、今までより一層爽快でソリッドに際立った鮮やかな印象を受けます。1stからミキシングにパーカッションに打ち込みに、と制作に欠かせない存在だったマルチ奏者エステバン・ペオンが今回もその現代的な手腕 …
続きを読むブラジルはペルナンブーコ出身の詩的にセンシティヴなS.S.W. !! ブラジルのインディー・シーンも興隆して久しいですが、特に近年のアーチストにおいては米国のピッチ・フォークに取り上げられるようなS.S.W.勢のサウンドと、自らのアイデンティティー – ブラジリダーヂの混ぜ具合が絶妙だなと感じます。本日ご紹介するイゴール・ヂ・カルヴァーリョの新譜 …
続きを読むサンパウロを拠点に活動する新世代SSWキーニョ~これまでにAカルカニョットやルイス・メロジアと共演を果たした実力派。ジャズ / ソウル の要素をうまく加味したブラジリアン~アコースティックかつ手作りっぽいライトな感覚で人気急上昇中!本作にはエルバ・ラマーリョ / マルチナーリアが参加し、常よりも伝統テイストも加味され、コクの感じられるパーソナル …
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