本書は、音楽をとおして反体制運動、黒人解放運動をおこなったフェラ・クティの人生を、フェラと深い友情で結ばれていたカルロス・ムーアが、聞き語りで書き下ろした自伝である。幼少期に遡って自らを語るフェラ・クティの言葉からは、欧米による植民地政策で傷つけられたアフリカの歴史や、キング牧師やマルコムX などブラックパワーが台頭する60 年代のアメリカの文化状況なども読 …
続きを読む本書は、音楽をとおして反体制運動、黒人解放運動をおこなったフェラ・クティの人生を、フェラと深い友情で結ばれていたカルロス・ムーアが、聞き語りで書き下ろした自伝である。幼少期に遡って自らを語るフェラ・クティの言葉からは、欧米による植民地政策で傷つけられたアフリカの歴史や、キング牧師やマルコムX などブラックパワーが台頭する60 年代のアメリカの文化状況なども読 …
続きを読むアフロビートは、ナイジェリア出身のフェラ・クティが創始したファンキーなレベル・ミュージック。アフリカ各所のリズムを活用しながらジャズ、ファンクなどを飲み込んで痛烈なメッセージを叩きつけたフェラの音楽は、そのサウンドだけでなく、そこに宿る精神も世界中の人々に感銘を与えました。本作はそんなフェラの遺産を受け継いだアーティストたちをコンパイル~御大トニー・アレンか …
続きを読む向かって左側、ジャケ変わっての国内リリースです。ボーナス・トラック3曲&DVD付〜再入荷待ち ゲスト音楽家達に最低限以下のギャラしか支払わず(キンシャサ現地相場以下なのか?)、各所から顰蹙を買いまくっているそのやり口まで含めて、2010年アフリカ音楽最大級の爆弾と目される在ベルギーのコンゴ人ラッパー、バロジの問題作~ついに CD & DVD 仕様で届 …
続きを読む70年代ガーナのアフロビート&ハイライフを発掘した復刻コレクション~良くも悪くもノホホンとしたムードが時に漂うファンク・マナーということで、ローカルのくびきに甘んじて深化していった現地音楽の反映加減が、やっぱり貴重だしカッコイイと言うもの!西アフリカのローカルなファンク / アフロビート&ハイライフ・ナンバーが、90年代のレア・グルーヴばりにがんがんとリイシ …
続きを読むシェウンに圧され気味?だったフェミ快心作!52分収録で11曲という、実にタイトでショート、簡潔きわまりない、いさぎよいアフロビート・アルバムとなっています!リズム・パターンはより多彩に、キーボードやホーンズの輪郭も際立つ生音指向の作品ですが、フェミの饒舌とさえ聞こえるエネルギッシュなヴォーカルが常に主役として立ち回り、歌詞重視の作とも聞けます。そのメッセージ …
続きを読むなんだかんだとリリースが先延べになっていましたが、とうとう届きました・待たされました!フェラ最初期録音初複刻3CDセット~ハイライフから出発し、ジャズ/ソウル/ファンクのヨルバ〜アフリカ的解釈の迷路を経由して、アフロビートを確立したフェラ・クティの歩みが、手に取るように聞くことの出来るドキュメント、と言うべきでしょうか。全アフリカ音楽ファン必聴の日本独自編集 …
続きを読むガツンとレアーじゃありませんか!こんなの見たことありません…。フェラ・クティ・プロデュース&それぞれアフリカ70/エジプト80のバッキングによるナイジェリア・メイドアフロビート・アルバム2作のカップリングCDです!あるいは、B級(?)ノリがかえって嬉しいというものでしょう~75年のトゥンデ・ウィリアムス(トランペット)&95年のレカム・アニマシォ …
続きを読む90年代にはパパ・ウエンバ、ミリアム・マケバ、キング・メンサーらのギタリストとして活躍し、00年代には在仏のアフリカ系多国籍バンドKakaracoを率いていた在仏トーゴ人ギタリスト、ピーター・ソロの13年新作。 アフロマナーのブルーズ、アフロファンク、アフロビートなどパーティー気分なサウンドをバックにギターを弾きまくっています。 http://www.pet …
続きを読む★V.A. / ボクール・ビーツ ハイライフ、ファンク、ブルーズが合体した、70sガーナ発アフロ・ビート・サウンドの面白さ満載!! ●本アルバムは、07年3月に独立50周年を迎えたガーナで開催された記念式典に合わせて制作された、70年代ヴィンテージ・アフロ・ビート、アフロ・ロック、エレクトリック・ハイライフの復刻盤です。 ●独立以降、ハイライフを中心にポップ …
続きを読む幻のフェラ・クティ@シュライン・ライヴ映像が発売されました!82年に制作されたフランスのTVドキュメンタリーの初DVD化。全53分。当時のラゴスの街角やナイジェリアの情勢にフェラのシュライン・ライヴが挟み込まれ、フェラ逮捕直後のシュラインの様子まで記録されています。ライヴはITT, ARMY ARRANGEMENT, POWER SHOW, AUTHORIT …
続きを読む新録スタジオ・アルバム「LOVE & DEATH」をリリースし、今もって健在ぶりを示したガーナのエボ・テイラー1973~80年に録音されたレアー音源の数々を英STRUTがリマスタリング複刻2CDベストに編集しました! 古くからハイライフ・シーンで活動してきたヴェテランらしく、ハイライフっぽい木訥さを残した歌い口で、グルーヴィーなポスト・ハイライフ的ア …
続きを読むパリの巨大ホール「ゼニット」でのコンサートが控えるフェミ・クティ新作。アフロ・ビートの曲は半分程度に押さえられています。コモン、モス・デフまで参加した曲は新種のパン・アフロ・ロックとでも呼びたい出来。自信が音に満ちあふれています。
続きを読む4年ぶりですね、昨年末のリリースだそうです。ナイジェリア、ヨルバのトリックスターにしてアフロビート&ヨルバPOPスター、風刺と諧謔と哄笑に満ち満ちた、いつもながらのニュー・アルバムが届いています!デビュー以来、マスクをかぶり絶対顔を見せないその姿勢が実にカッコイイわけですが、ラバジャというその名前じたい、ヨルバ語で「特に誰でもない」という意味だそう。~ファン …
続きを読むUKのSOUNDWAY、クンビアに続きグッジョブ! 1988年にはナイジェリアに赴き、フェラ・クティのエジプト80に参加したトリニダード・トバゴのアフロセントリックなベーシスト、オルコ・イモが1975年に地元で結成し、76年にリリースされた幻のアフロ・カリビアン作品が複刻CD化! オルコ・イモはベース、パーカス、スティールパンやカリンバそしてヴォーカルまで担 …
続きを読むナイジェリアはレゴスの出身で、その後イギリスで活躍していたサックス奏者バッキー・レオ。アシッド・ジャズのシーンの先駆者のひとりとしても知られる彼は、90年代半ばより自身のバンド“ブラック・エジプト” を結成し、アフロビートを中心とした活動に本腰を入れるようになったとのこと。そんな彼が前作『アフロビート・ヴィジョンズ』以来となる新作を発表してくれました。エスニ …
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