前作まではアンナ・ルイーザ(Anna Luisa)という芸名。このアルバムからアナ・ラットに変えました。2005年のデビュー作ではセウ・ジョルジやペドロ・ルイスとの共作を聞かせ、2008年の2枚めではエドゥ・ロボやエスコーラ・ジ・サンバの打楽器隊と共演するなど、ユニークなアルバム作りをしてきた人ですが、本作ではダニ・ブラックの新曲、さらにトン・ゼー作品を2曲 …
続きを読む前作まではアンナ・ルイーザ(Anna Luisa)という芸名。このアルバムからアナ・ラットに変えました。2005年のデビュー作ではセウ・ジョルジやペドロ・ルイスとの共作を聞かせ、2008年の2枚めではエドゥ・ロボやエスコーラ・ジ・サンバの打楽器隊と共演するなど、ユニークなアルバム作りをしてきた人ですが、本作ではダニ・ブラックの新曲、さらにトン・ゼー作品を2曲 …
続きを読むあのカエターノも絶賛した新たなブラジルの才能が、このクリオーロ。サンパウロのファヴェーラ(スラム街)で育った彼は、十代初頭にラッパーを目指し、成人してからは教師をしながら地道に活動を展開。三十代になってデビュー・アルバムを発表すると同時に、大人気となったヒップ・ホップ・イヴェントを立ち上げ、地元のシーンの絶大な信頼を得てきたそう。そんなクリオーロがナソーン・ …
続きを読む誰が呼んだか、カンボジアのレイ・チャールズ!もとい”カンボジアの文弥節!” 〜盲目の3弦月琴のチャペイを弾き語る吟遊詩人、コン・ナイ!ポルポトの嵐をくぐり抜け、歌い継いだ弾き語りは、まさにブルース!ミシシッピーならぬメコンの流れを揺籃に、そしてクメールの伝統を足場に、自由な弾き語りで楽しませてくれます。はっきり言って、アジアで一番ブル …
続きを読む伝説のアルバムとも言われる「SATWA」を復刻!UKの老舗レーベルMR BONGO のブラジリアン・サイケ・リイシュー・シリーズです。本作は、南米アンダーグラウンド・サイケデリック・シーンの超重要人物、ルーラ・コルテスと米国帰りの12弦ギターの名手ライルソン が1973年にリリースしたアルバム。ブラジル初のインディー・レコードでもあります。ルー …
続きを読むサンバの巨匠ギリェルミ・ジ・ブリートが2006年4月26日に亡くなりました。そこで追悼アルバムとして同年に再発されたのが、それまで未CD化だった1980年録音の初ソロ・アルバム。本作はそのリイシュー盤~収録されたレパートリーの多くは、長年一緒に曲を作ってきたネルソン・カヴァキーニョとの共作です。「詩人の涙」「枯れ葉」など、サンバ史上に燦然と輝く …
続きを読む最高のサンバ作曲家カルトーラが晩年に残した貴重な録音を2000年に初CD化された作品がついに再発されました。内容はサンパウロのラジオ・エルドラードの番組のために79年頃に録音されたテープを編集したもの。亡くなる直前のカルトーラによる、ギター弾き語りが楽しめるアルバムです。カルトーラは坦々とこれまでの人生を語り、自作曲をギターをつま弾きながら歌ってくれます。い …
続きを読む1998年のデビュー・アルバム『ダンサ・ダ・ヴォス』がここ日本でも大きな人気を博したブラジル人女性歌手カロル・サボイア。偉大なピアニスト、アントニオ・アドルフォを父に持つ彼女は、これまでにたくさんの意欲作をリリースしてきましたが、デビューから14年経った今年に発表した本作では、海外でも高い人気を誇るイヴァン・リンスとミルトン・ナシメントています。もちろんプロ …
続きを読むリオ・デ・ジャネイロ出身のロジェーは、若いころにはマルコス・スザーノやベト・カゼスが中心になったパーカッション・グループ、バチクンなどにも参加していたそう。パーカショニストであり歌手であり、さらに作曲家としての活動もスタートさせ、2003年にソロ・デビューしました。以後、セウ・ジョルジが11年に発表したアルバムへの参加などを経て、4枚めのアルバムとしてリリー …
続きを読むカエターノ・ベローゾをして「ブラジル音楽の未来」と言わしめた美貌の実力派歌手、セウのソロ第3作目。今作 は、ミクスチャー且つサイケデリックなフレイヴァーを散りばめた斬新なサウンドを展開している。ソナンチスの一員だった作曲家/アレンジャーのグイ・アマ ビスを牽引役に、トロピカリア・サウンド、ブラジル北東部、そしてレゲエなど多彩なサウンドを散りばめて、最後まで一 …
続きを読むナターサ・ボフィリウの12年作~4作目のアルバムです(いつもとメイクが違っていて、お顔が変わっていますが)。当年29歳、既に若手モダン・ライカ~POP系女性歌手として現地人気は相当なものですが、本CDで、また一つ、存在感は増した観があります。もしかしたら、エレフセリア・アルヴァニターキからエレーニ・ツァリゴプール、そしてこのナターサ・ボフィリウという、トラッ …
続きを読むファニア / サルソウルと一貫してBOOGALOO / LATIN SOUL の道を歩んだ孤高のアフロ・フィリピーノ、ジョー・バターンが突然の復帰作をリリースしてくれました!昔の名前で出ています、という感じもありますが、カッコイイ!小林旭なみのカッコよさですね(意味不明ですが…)。バターン節、健在ですよ! 1 Call My Name2 Chic …
続きを読む2011年末の作ですが、これはオススメできます。また一人、グリーク・トラッドの新人女性歌手の登場です。~とはいえ、10代のころからアテネでアマチュア・バンドのヴォーカルだったり、長らく様々なアーティストのレコーディングでコーラスをつとめて来たようですが、そんな中でもヨルゴス・ダラーラスのツアー・メンバーとして2年を過ごしたことが、ソロ・デビューのきっかけにな …
続きを読む1 Shanghaid 2:33 2 Hold On Baby 3:01 3 No Time 3:13 4 Lady Luck 2:40 5 Disadvantage 3:34 6 Lean On Me 3:18 7 End Of The Line 3:07 8 New Orleans 2:32 9 Tijuana 3:52 10 That Kind Of …
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