やりました! ブラジルの最果てノルデスチから、世界に向けて現代のフォホーを問い続けてきたシルヴェリオ・ペソア11年最新作は、かねてから噂されていた通り、南仏オクシタンのアーティスト達との共演作です。一曲目からMOUSSU T & LEI JOVENTS、そして以前からForrOccitaniaとして活動を始めていたLa Talvera、そしてオクシタ …
続きを読むやりました! ブラジルの最果てノルデスチから、世界に向けて現代のフォホーを問い続けてきたシルヴェリオ・ペソア11年最新作は、かねてから噂されていた通り、南仏オクシタンのアーティスト達との共演作です。一曲目からMOUSSU T & LEI JOVENTS、そして以前からForrOccitaniaとして活動を始めていたLa Talvera、そしてオクシタ …
続きを読むカエターノと変態ギタリスト、ペドロ・サー率いるバンダ・セーとの共演作「ZII E ZIE」の収録曲を元としたブラジルMTV向けライブがCDとDVDになりました。CDは全17曲収録。カエターノの魅力的な世界がそのままオルタナティブロック化した「ZII E ZIE」からの曲が中心ですが、過去の曲もシブイ!「A VOZ DO MORTO」「IRENE」「NAO I …
続きを読むエグベルト・ジスモンチの再来とも言われるブラジルの7弦ギター / 若手精鋭ヤマンドゥ・コスタの11年新作は、一曲を除いて全曲彼のギターとスキャットのソロとなっています。冒頭曲はパウロ・モウラとの共作「EL NEGRO DEL BRANCO」のソロ再演です。前半圧倒的な速度感と、後半のゆるやかな歌い回しのバランスが素晴らしい曲です。サンバ、ショーロ、そしてタン …
続きを読む全曲ボンファ自身がヴォーカルをとった唯一の作品!これもボサ・ファンには注目していただきたい一枚です。流麗なオーケストレーションも交え、ボンファならではの雰囲気に仕上がっている重要作。嬉しいアルバムの復活です。
続きを読む現代ブラジル音楽の元祖といえるノエール・ローザ。1930年代に活躍し、26歳の若さで亡くなった彼のアルバムは、ライスからも出ていますが、これは1930年代に自分自身で歌った録音ばかりを集めた編集LP(1971年発売)の復刻。ノエールのシンガー・ソングライターとしての一面にスポットを当てた作品です。ファンには嬉しい再発ですね。
続きを読むフランス在住のブラジル人S.S.W. マルシオ・ファラコ11年新作 / 大洋レコード国内プレス / ダブル紙ジャケ仕様の丁寧な仕事です。シンプルかつ繊細なギター弾き語りアルバムということになるでしょうが、ソングライティング&ガットギターのトーン&囁くような歌声とも、お好きな方には堪らない展開と言えます。時流に関係のない場所で訥々と作り上げたプライヴェートかつ …
続きを読む女性歌手セウへの楽曲提供や映画「シティ・オヴ・ゴッド」サントラ参加でも知られるマルチなミュージシャン / シンガー=ファビオ・ゴメスの4年ぶりとなるセカンド・アルバム~本作ではエレピのローズやギター、カヴァキーニョ、パーカッション、そしてコーラスに至るまでの大半の演奏をファビオ本人が多重録音~メランコリーにあふれるパーソナルな、ポスト=MPBを展開!
続きを読むリオで話題を呼んだクラウディア・ヴェントゥーラ&ロドリゴ・アルズギールらによるウィルソン・バティスタの音楽的生涯を演じた同名ミュージカルにちなみリリースされた企画盤(ウィルソン生前の未発表曲も発掘されたミュージカルだそう)~CD1にはエルザ・ソアレス / ローザ・パソス / ウィルソン・ダス・ネヴィス / タンチーニョ / マルコス・サクラメント / ゼリア …
続きを読む晩年のACジョビンと深い親交をかわしたギタリスト / アレンジャー、マリオ・アジネ07年の同名タイトルCDの続編~ジョビン作品インスト・カヴァーです。 既にライフワークということになるでしょう。ジャケも同じデザイン、07年作はブルーでしたが今作は赤….ブラス&ストリングス&パーカッション~総勢15名からなる音楽家たちがマリオのジャジーなアレンジに …
続きを読むこちらはマルコス・ヴァーリのCD11枚組ボックス・セット~プロデュースはあのシャルレス・ガヴィン!1963年から74年までの10枚のオリジナル・アルバムを丹念にリマスタリングし、さらにシャルレス自身がオデオンの倉庫から見つけ出したというロスト・セッション=未発表音源が入ったアルバムが追加されました。これはマニアなら買うしかありませ …
続きを読むバイーア出身というとドリヴァール・カイーミを思い出しますが、彼より早くリオにやってきて作曲家として大成功を収めたのがアシス・ヴァレンチです。ポップな感覚溢れる作品を当時もっともよく取り上げたのは、カイーミのときと同様カルメン・ミランダ。カルメンのポップな感覚はヴァレンチに負うところが大きいかもしれません。これはそんなヴァレンチの作品集。カルメンはもちろん、フ …
続きを読むユニークなサンバ・アルバムが登場しました。パゴージではないし、ラパ新世代でもないし、もちろんエスコーラとは無関係~このファンキーでアフロなサンバはジェラルド・ペレイラとバーデン・パウエルのサンバの直系という風で、プロデューサーはバーデンの従弟ジョアン・ジ・アキーノ。それでもノビノビしたスウィング感はまさに新世代を感じさせます。ジョアン・ジルベルトがかつて尊敬 …
続きを読む「サンバおじさん」という、なんとも奇妙なグループ名~しかも、いまどき珍しい12人の大編成、さらにそのうち5人が管楽器という、まるでブラス・バンドとサンバ・グループが合体したようなユニークな編成のグループが登場しました。そんな彼らが歌い奏でるのはブラジル音楽史上最高の歌姫カルメン・ミランダのレパートリー!その選曲センスは抜群で、ライス国内盤CD『サンバの女王』 …
続きを読むピエール・バルーに見いだされ、フランスでデビュー・アルバムをリリースしたトリオ・カマラ=フェルナンド・マルティネス(ピアノ) / エジソン・ロボ(ベース) / ネルソン・セラ(ドラムス)のデビュー作にして唯一のトリオ名義アルバム~1968年作がフランスで再複刻されました!レパートリーには有名曲カヴァーが並びますが、ビリンバウ / ムイト・ア・ヴォンタージ / …
続きを読む売れ続けています。 最高傑作の誉れも聞こえます。カッコイイ! ううう~、ふてぶてしい面構え~しかも“シェラスコ喰いの音楽その1”というタイトル~カヴァキーニョのカッティングも軽快に快心のFUNKYサンバSOULを決めてくれます。納得の男臭さ、肉喰ってナンボの豪快さ、久々タフ全開のセウ・ジョルジが楽しめます!コレが本領、そー思います。
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