バイーア出身のブラジリアンビューティー、シモーニ・モレーノの新作が登場した。今回は前編がサンバ作品。しかもその歴史の歩みを彼女なりに振り返るというコンセプチュアルな内容だから驚きだ。もちろんだからといって堅苦しい作品ではなく、シモーニらしいノビノビとした歌声が炸裂。ホットのスイングを楽しませてくれる。 プロデュースはロベルト・メネスカール。
続きを読むバイーア出身のブラジリアンビューティー、シモーニ・モレーノの新作が登場した。今回は前編がサンバ作品。しかもその歴史の歩みを彼女なりに振り返るというコンセプチュアルな内容だから驚きだ。もちろんだからといって堅苦しい作品ではなく、シモーニらしいノビノビとした歌声が炸裂。ホットのスイングを楽しませてくれる。 プロデュースはロベルト・メネスカール。
続きを読むこれまであまり注目されることのなかったブラジルの田舎音楽。 その歴史にスポットをアテタ意欲作が登場した。ロベルト・コレーアはこの分野を専門とするギタリスト。ここではストリングスセクションやアコーディオン、フルートなどとともに田舎音楽の歴史を代表するナンバーを新しいアレンジで演奏する。古典的名曲「内陸の月影」からゴンザーガの「白い翼」、そしてミル …
続きを読む現代サンバの重鎮ネイ・ロペスがキューバに旅行。そこで出会ったキューバ音楽から得たインスピレーションを元にユニークな作品を仕上げてくれました。題して<キューバに捧げたパルチード>。キューバ風のホーンズをバックに、キューバ音楽とサンバの交流を歌い上げる。もちろん、ネイらしい伝統的な黒人サンバ作品もたっぷり収録。名コンビ、ウィルソン・モレイラとの共作 …
続きを読む30年代サンバの作曲家ノエルローザを偲んで作られた粋な作品集が登場した。歌うクリスティーナはエンリッキ・カゼスやミウーシャの妹。そして伴奏のエンリッキ・カゼスは今のブラジル代表するカヴァキーニョ奏者だ。ここではエンリッキはギターを演奏。さらに歌まで披露する。ノエールのサンバを愛する二人が繰り広げる息の合ったライヴパフォーマンスをそのまま収録したこのアルバムは …
続きを読む1930年代、ポピュラー音楽としてのサンバの夜明けの時代に活躍した天才作曲家がノエール・ローザだ。没後60年以上たった今でも、その作品は多くのファンに愛され、歌われ続けている。このアルバムもそんなノエールへの愛を歌った新録の作品集。伝統サンバを愛する女性歌手クリスチーナとショーロの俊英エンリッキ・カゼスがスタジオに友人たちを集めて、親密な雰囲気の中でノエール …
続きを読む09年の作でした。結局、最後のサンバらしいサンバ・アルバム?になってしまったかも知れませんね、 で、マンゲイラと言えばカルトーラですが、実はもう一人、独自の流派の持ち主がいました。それがパデイリーニョ(1927~87)で、このアルバムはそのパデイリーニョの弟子に当たるタンチーニョによって歌われたパデイリーニョ作品集。叙情派のカルトーラとは違う、ルーツっぽさを …
続きを読むゼー・ヘナートとの静寂なデュオ作が話題となり、プロモーション来日を経てジョアンに贈ったオマージュ作品もリリースしているサンパウロ出身の音楽家ヘナート・ブラス(vo,g, per, compose)が、ショーロから現代音楽までクラシカルなアプローチで魅了するギター四重奏楽団クアルテート・マオガニとがっぷり四つでコンテンポラリー・フォルクローレをブラジルのアコー …
続きを読む名門エスコーラ、ポルテーラの伝統の守護神たちが集まったグループ、ヴェーリャ・グアルダ・ダ・ポルテーラの名作が復刻。リオの一角、オズワルト・クルース地区のコミュニティーでじっくり醸造されたサンバの数々(メーカー資料から)
続きを読むサンバ・カンソーンの全盛期に活躍。ほとんどボサ・ノーヴァの創成に関わりながら若くして亡くなった女性歌手/作曲家ドローレス・ドゥラーン。このアルバムはその波乱に富んだ生涯を綴ったミュージカルをライヴ録音したものだ。もちろんセリフの部分などはカット。ドローレスが残した名作の数々を新しいアレンジで楽しませてくれる。女性歌手ソラーヤ・ラヴェンリなど実力派の歌手/音楽 …
続きを読む1930年代から活躍したシロ・モンテイロは都会的な粋なセンスと軽快さを持ち、あらゆる時代を通じて最高の歌手である、と評されるサンバ歌手の一人だ。30年だい後半の彼の最初のヒット曲から晩年の録音まで、きだいの名歌手シロの時代を追いながら楽しめる日本独自のBest編集盤。
続きを読む先に、サントラ盤CDがリリースされていたパウリーニョ・ダ・ヴィオラのドキュメンタリー映画“メウ・テンポ・エ・オージェ”がDVD化されました!モナルコ、ゼカ・パゴジーニョ、マリーザ・モンチ、エルトン・メデイロス、そしてノー・エン・ピンゴ・ダーグアやマンゲイラの面々も登場、加えてCDには収録されていなかったマリーナ・リマとの共演など、見所は満載ですが、何よりも、 …
続きを読むこれまでに4枚のアルバムを発表。2012年にはブラジルの権威ある音楽コンテストで最優秀サンバ歌手に選出され、また渡辺貞夫のゲスト歌手としても度々来日するなど、ブラジル国内外で高い評価を獲得する女性シンガー、ファビアーナ・コッツァの最新作。 本作はこれまでのサンバ歌手としての殻を打ち破り、よりユニバーサルな音楽性に挑んだ意欲作。レパートリーは、ジョアン・ジルベ …
続きを読む1997-2000年までの4作のアルバムから、 アリ・バローゾ、アントニオ・カルロス・ジョビン、 ドリヴァル・カイミ3者の手になるトラックを 13曲を選び出し、リマスターを施した編集盤となります。 イイ曲ばかりで、いいアレンジ、 一番いい時期のローザがパッソスが楽しめるという仕掛け。
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