これまでに4枚のアルバムを発表。2012年にはブラジルの権威ある音楽コンテストで最優秀サンバ歌手に選出され、また渡辺貞夫のゲスト歌手としても度々来日するなど、ブラジル国内外で高い評価を獲得する女性シンガー、ファビアーナ・コッツァの最新作。 本作はこれまでのサンバ歌手としての殻を打ち破り、よりユニバーサルな音楽性に挑んだ意欲作。レパートリーは、ジョアン・ジルベ …
続きを読む1997-2000年までの4作のアルバムから、 アリ・バローゾ、アントニオ・カルロス・ジョビン、 ドリヴァル・カイミ3者の手になるトラックを 13曲を選び出し、リマスターを施した編集盤となります。 イイ曲ばかりで、いいアレンジ、 一番いい時期のローザがパッソスが楽しめるという仕掛け。
続きを読むフランスの音楽評論家 Verónique Mortaigne がコンパイルした『ブラジルの和音』という意味を持つ本作。Biscoito Finoからリリースされているマリア・ベターニア、リタ・リー、フランシス・ハイミ、トン・ゼー、トム・ジョビン、etc…といったアーティストの音源からの編集です。 1. VIVE/Maria Bethânia 2. REZA/ …
続きを読む1989年結成されたブラス・バンド、オルケストラ・ジ・ソプロス・プロ・アルチの約7年ぶりの新作。今回はMPBの有名曲を取り上げ、ブラス・スタイルで聴かせるといったコンセプト。ここでの収録曲を作曲したジルベルト・ジル、ジョアン・ボスコ、ジスモンチ、ギンガなどがゲスト参加もしています。
続きを読むサンバ黄金期の作曲家=ノエル・ローザの未発表作品を発掘/演奏した1983年のエルドラド録音CD化!エンリッキ・カゼスはじめ、リオの若手マニアック系ミュージシャン?が集まり、ノエルの曲を再構築したアルバムです。
続きを読む1940~50年代にかけてリオで活躍した作曲家=ジェラルド・ペレイラの作品を、なんと生前のペレイラから薫陶を受けた経験があるというヴェテラン・サンバ歌手=ナジーニョ・ダ・イーリャが歌った~玄人受けしそうなサンバ・アルバム新録の登場!バックを固めるメンバーもエンリッキ・カゼス以下、リオのショーロ/サンバ・シーンの職人ばかりですから、独特にシンコペイトするペレイ …
続きを読むサンバ黄金期といえば1930年代のこと。では、それ以前のブラジル音楽はどんなだったのか?という疑問に応えてくれるのがこの作品。ヴェテランらしい味わいのノスタルジックな歌声を聴かせながらも、これが初リーダー録音らしい女性歌手=マリセンヌ・コスタによる冒険的な企画アルバムで、1902年のブラジル初レコーディング曲「イスト・エ・ボン」以来。タンゴブラジレイロやカン …
続きを読むフランスの民俗音楽専門レーベル、アリオンの豊富な音源から作られた編集盤シリーズ<世界の楽器コレクション>からの1枚。ビリンバウはブラジル音楽の故郷バイーアの風物詩である格闘ダンス(及びその音楽)で使われる楽器。弓矢の弓のようなユニークな形とパーカッシヴなそのサウンドには独特なグルーヴを感じさせる。そしてここではそのビリンバウのソロ演奏のほか、パン …
続きを読む★ルシアーノ・ペローニ&リチミスタス・ブラジレイロス/バトゥカーダ・ファンタスチカ ブラジル音楽と言えばパーカッション。こんな誰でも知っていることなのに、ブラジリアン・パーカッションのすばらしさを一枚のアルバムで聞けるCDはこれまで存在しませんでした。そんな中で登場したこのアルバムは、まさにブラジリアン・パーカッションの聖典と呼べる1枚。本国ブラジルでも未だ …
続きを読むミナスジェライス州出身のシンガーソングライターの2004年作。サンバ、ショーロ、ボサノヴァの影響を打ち出したメローな作品。アンドレ・メマーリがピアノで参加。〜メマーリの透明なピアノ、ほか、テコ・カルドーゾ、マルコス・スザーノ、トゥッチ・モレーノらの作り上げる極上バックに乗せて、セルジオのファルセットな歌声が響きます。自作&パウロ・セザール・ピニェイロとの共作 …
続きを読む★ギリェルミ・ジ・ブリート / 花とトゲ 81歳、古老サンビスタ=ギリェルミ・ジ・ブリート、2年半ぶりの新作(2003)です。これまで彼が綴ってきた自作の曲の数々を、静かに万感こめ歌ったアルバムです。ショーロ・トリオ=マディラ・ブラジルのシンプルなバックに映える哀愁が、しみじみと伝わるイイ作品です。ベッチ・カルヴァーリョ、エルトン・メデイロス、ファグネル、モ …
続きを読む★俺こそがサンバだ! 現代サンバの天才ウィルソン・モレイラが1986年に残した幻の初ソロアルバムがついにCD復刻された。produced by 田中勝則。 現代サンバにおいてもっとも才能溢れる作曲家がウィルソン・モレイラだ。1970年代には名作詞家ネイ・ロペスとのコンビで多くの名曲を発表。ベッチ・カルヴァー リョや故クラーラ・ヌネスらが歌って大ヒットさせた。 …
続きを読む黒人サンバの最重要人物、伝統サンバの重鎮ウィルソン・モレイラの最新作です。マリーザ・モンチのプロデュースによるヴェーリャ・グァルダ・ダ・ポルテーラのアルバムでも音楽監督を務めたパウローンがプロデュースを担当。以前からサンバのルーツを探求する姿勢を持っていましたが、このアルバムはさらにその方向性を先に進めた内容となりました。ブラック・ルーツの権化とも言えるルン …
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