鷲尾惟子 著 / シルクロード・ウイグル族の音楽, その歴史と現在

ウイグル音楽の歴史と現在を伝える貴重なフィールドワーク 「本書は、私が出会ったアブドゥラー(・アブドゥレィム)とともに、彼から見えてくるウイグル族の伝統音楽や文化、習慣、音楽業界など、古今におけるウイグル音楽の諸相を日本の方々に紹介することを目的とした小冊である」──著者より A4判・並製・44頁 定価:本体1500円[税別] 発売:2014年4月15日 I …

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BILANOVA / MANA MUNGKIN MENDUA

☆ビラノヴァ/マナ・ムンキン・マンドゥア 1995年生まれ、18歳のビラノヴァは本作でデビューした現役女子大生歌手。今でも十分若い彼女ですが、デビューは本当は4年前に計画されていたとか。アイドル然としたルックスも魅力的ながら、しっとりした楽曲に良く合うハスキーな歌声には貫禄があり、こんな若い子が歌っているとは思えない大人っぽい内容です。ソウル風からヘヴィ・ロ …

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RIZWAN-MUAZZAM QAWWALI / DAY OF COLORS

ヌスラットの甥ッ子で26歳のリズワンと24歳のムアザンが率いるカッワーリー・グループ、久々の新作です。サラームはこの夏彼等のライヴを観たのですが、リード歌手ムアザンは24歳の若さで既にヌスラットの域に近づいてます。兄のリズワンも見た目は岡村靖之そっくりでアクションと声はヌスラットそっくり。ラーハットがボリウッド進出している間に彼等のほうが追い上げてきた感があ …

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DENGUE FEVER / SWALLOW THE SUN

◆ 米国西海岸在住のカンボジア人女性ボーカリスト、コーン・ニモール嬢をフロントに据えたインディ・バンド、デング・フィーヴァーは、2003年にセルフタイトルのアルバム『Dengue Fever』でデビュー、カンボジア歌謡とインディ・ロックをクラッシュさせた唯一無二のサイケデリック・グルーヴでワールド/ロックの垣根を超え幅広い人気を博しているグループです。 ◆  …

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大工哲弘 / 揚 (agi) -八重山百哥撰

デビュー四十五年を迎え、さらなる昂揚感を持って歌い上げる八重山百哥撰第四弾。八重山島唄の第一人者、大工哲弘。 六十代の正真なる記録がここにある。 歌は歳と共に 大工哲弘 〜 高校を卒業して山里勇吉師匠から八重山(やいま)の歌を本格的に勉強するようになって若干20歳の時、師匠に奨められ「川良山節」「マルマブンサン」をマルフクレコードからレコードデビュー。遮ニ無 …

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V.A. / ラグ・ラグ・ムラユー・ノスタルジア

Malaysian Vintage Music in the early 60’s 1950年代末から60年代前半にかけて、マレイシア(&シンガポール)音楽の一つのエポックと言ってもいい “ムラユー・ラテン”とか、 “ムラユー・ジャズ”とか、”ムラユー・エキゾ”とでも呼ぶべき一群の外来音 …

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THE TCHIKY’S / THE TCHIKY’S RMX EP (7inch Single)

FLYING RHYTHMSのセネガル出身のカリスマ・ジャンベ奏者ラティール・シーとex.犬式 a.k.a Dogggy StyleのGt.三根氏とBa.石黒氏という3人が吉祥寺で邂逅した事を契機に奄美出身のJAZZ/レゲエサックスプレイヤーKOYOが加わり、活動当初から音源リリースなしだったにも関わらずライブでフロアを熱狂のダンス天国に放り込んできた彼らが …

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V.A. / BEAUTY OF TRADITION ミャンマーの伝統音楽、その深淵への旅

*現地に機材を持込み、40日かけて録音した100曲から厳選された12曲だそうです。サイン・ワイン楽団やパッ・ワインのソロ、古典歌謡や仏教歌謡など、なんとも不思議な彼の国の伝統音楽の、代表的様式をひと通り楽しめる選曲になっているところが嬉しいわけで、入門用にも最適ですが、個人的には、これまで聴いたビルマ伝統音楽の中でも最も繊細で端正な作品の一つ、しかも何とも風 …

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V.A. / 皇后大道東

1991年作、羅大佑(台湾1954年生まれ)を中心に香港 / 台湾の歌い手、音楽家たちが結集、中華新時代のPOP〜歌謡感覚を謳歌しています。 01. 皇后大道東/羅大佑、蔣志光 02. 情深義更深/袁鳳瑛 03. 出走/夏紹聲 04. 赤子/葉德嫻 05. 長路有多長/蔣志光 06. 似是故人來/梅豔芳 07. 天若有情/袁鳳瑛 08. 道/黃霑 09. 青 …

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FARID ALI / MR GAMBUS, BACK TO BASICS

17弦のガンブースをメロウに演じる Mr.Gambus こと、ファリド・アリのメロウなマレイ伝統フュージョン!微妙にポルタメントするガンブースの音色がアコギなどのアコースティック楽器をバックに、ジョゲットやザピンといったマレーシアの舞踏音楽やJAZZやBOSSAなどのアレンジで心地よく響きます。〜その音楽は”ラマダン・ジャズ”なんて呼 …

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WANG LI / PAST. PRESENT. FUTURE

フランス在住の中国人(山東省出身)孤高の口琴プレイヤー、ワン・リの新オリジナル・アルバム。テーマは「過去・現在・未来」なのですけど、悠久の時の流れ、地の音や風水の音や生態の音や外宇宙・内宇宙の音や…。小さな音の連続に込められた諸行無常ワールドのようです。アートワークは奥様のワン・サン。(エクスポーター資料から) サラームはモロッコのフェズで開催さ …

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MAREWREW / KANE REN REN – HRREKAN HO

“オキのつながりで知ったマレウレウというとまず思い起こすのは「Kane Ren Ren」です。最初聞いた時、しばらく頭を離れなかったほどのインパクトで、人の耳にさえ入ればヒット曲の可能性を十分持っていると、今も思っています。「Herekan Ho」もB面にはもったいないほどのいい曲です。こういう音楽をアナログのシングル盤で聞くのはぴったりです。”〜ピーター・ …

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V.A. / MUSIC OF SOUTHEAST ASIA

昨今、またまた注目されることが多い東南アジアの音楽ですが、こちらの作品ではビルマ(現ミャンマー)、マラヤ(現マレイシア)、ヴェトナム、タイ、中国南部、ラオスのさまざまなスタイルの録音を収録。いかにも中国っぽいものから南国ムードあふれるチャントやゴングなど多彩です。1951年録音。 Whether sung in Sanskrit or in Vietname …

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