MANU DIBANGO / SOUL MAKOSSA – SUPER KUMBA

*向かって右、”スーパー・クンバ”のみ、全く問題のない中古盤で在庫あります。¥2000 〜なんか変にひっかかるこのジャケ2枚?う〜ん、やっぱりそーだったんですね。選曲&解説 by 原田尊志(当方)でした。 最近、3秒前のことも忘れる自分ですから、21年前のことを思い出すとは我ながらスゴイ!って?〜で、赤いジャケの方が世界的な大ヒットと …

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V.A. ORIGINAL CAST / UMOJA THE SPIRIT OF TOGETHERNESS

南アフリカからロンドン、そして世界へ、大ヒット・ミュージカル=昨年に続いて再来日も決定しているという”ウモジャ”~このショーで使用されるすべての楽曲を収めたCDが国内リリースされることになりました。ズールーの伝統音楽から、ンブーベ、タウンシップ・ジャズ、ンヴァクァンガ、そしてクワイトまで、南ア・ダンス音楽の歴史を紐解くような内容です。ゲストには大物ヒュー・マ …

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DANYEL WARO / BWAROUZ

レユニオンのアフロ系宗教音楽マロヤ復興のキーマンにしてのトップ・アーティスト。そしてそのマロヤを武器に反植民地主義に対して戦ってきた運動の闘士ダニエル・ワロの旧譜3種がリイシューされました。そんな経歴にして、さらに若いときからマロヤの大物フェルミン・ヴィリのグループに参加した経験があることなどもあり、彼のマロヤはとてもプリミティヴなものです。ハチロクのポリリ …

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LULACRUZA / ORCAS

映像作家ビンセント・ムーンとのコラボレーション”Esperando el Tsunami”では、”ビジュアル・アルバム”と銘打ちコロンビアの先住民族の音楽を探るというルクラクサ新局面を見せてくれましたが、この新作はフィジカル音源に戻っての4作目。 ルクラクサ=コロンビア人女声のアレハンドラ・オルティス&アルゼン …

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OMAR SOULEYMAN / BAHDENI NAMI

  ISのおかげでシリアを出ること余技なくされて、トルコに待機中というオマール・スレイマンですが、新譜をキッチリ、リリースしてくれました。相変わらずクール!ですが音としてはボトムが増強されたり、コルグ社製キーボードオンリー態勢から脱却、生音打楽器も加えて全体に重厚味を増した音作り。デビュー時のペナペナのややイロモノっぽい雰囲気は減退、なんかアーティ …

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AMAL MAHER / WELAD EL NAHARDAH

エジプトの女性歌手、アマール・マヘルの4年ぶり4枚目のアルバムが発売されました。現在エジプトで活躍する女性歌手といえば、アンガームやシェリーンが有名ですが、歌唱力においてはこのアマールも2人に負けず劣らずの実力派の歌手の一人といっていいでしょう。スタイルは前作同様シャバービーですが、レバノン発のものとは一線を画く、生音に近い音作りに好感が持てます。ストリング …

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BLAS CORDOBA & CHANO DOMINGUEZ /

●1960年、スペイン・カディス出身で2010年作の『ピアノ・イベリコ』が日本でフラメンコ好きだけでなくジャンルを超えて評価されたピアニスト、チャノ・ドミンゲス。彼はエンリケ・モレンテ、エストレージャ・モレンテらフラメンコの大御所との共演だけでなく、アンダルシア歌謡の女性歌手マルティリオやフィーリンの女性歌手で”イメージのフィーリン” …

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SZALOKI AGI / BORLAI GERGO

ハンガリーの美人ボーカリスト、サローキ・アーギ。2010年作が届きました。これまでにトラッド/フォーク~ジャズまで、その魅惑的な声で幅広い表情の唄を聞かせてくれましたが、本作は一転、ロック~フュージョン~打ち込み系に果敢に挑戦した意欲作。コンテンポラリーなハンガリーの詩によるハンガリー/ジプシー/ターキッシュのトラッド・ソングを中心に、作品全体をエレクトロ・ …

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IBRAHIMA SARR / PORTE 386

スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドで来日し、素晴らしいステージを見せてくれたベカオ・カンテットの中心人物で精神的支柱でもあるジャンベ奏者イブラヒマ・サールのソロ作です。マリのバンバラの伝統を受け継ぎながらも首都バマコに育ったイブラヒマは、首都に流入してくる他民族の伝統にも自然に影響されたそうです。ベカオの音楽性の誕生の裏には、そんな彼の存在が大きかったと言います …

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SHIN SASAKUBO-DAISUKE AOKI – CHICHIBU AVANT GARDE / PYRAMID

☆笹久保 伸/青木 大輔 = 秩父前衛派 Pyramid ピラミッド 破壊の記憶の走馬灯 『骨のように削られたPYRAMIDに反射した太陽は、地域文化精神の崩壊を静かに秩父盆地に暗示投影している。』by 笹久保 伸 ●“アンデス音楽と現代音楽を演奏するギタリスト”という範疇を遥かに飛び越え、映画や美術などジャンルを気にしない様々なアート活動を行う笹久保 伸の …

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EFECTO PASILLO / TIEMBLA LA TIERRA

2012年にリリースしたシングル“Pan y mantequilla”が35週間チャートイン、YouTubeでのPV再生回数が2600万回(2015年8月現在)を超えた人気グループ、エフェクト・パシージョの最新アルバム。前作の大ヒットを受け制作された3枚目となる新作は、多大なプレッシャーも感じさせない勢いのあるグループの自信のようなものを感じます。青空のよう …

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