ABDERAHIM AMARANI / タイトル不明

サラームのモロッコ買い付けCD第一弾は本邦初入荷! モロッコのスーフィー教団ハマッチャの音楽を21世紀に継承するアブデルラヒーム・アマラーニー・マラケシー。ポップなアレンジの歌のアルバムも出していますが(DJクリックと共演なども果たし、昨年は台湾まで足を伸ばし、三週間も滞在し、ワークショップを行ったとのこと)、今回仕入れたのはもちろん100%ハマッチャの儀式 …

続きを読む>

FANFARA TIRANA / BRASS EXPLOSION

ヨーロッパの辺境国アルバニアのブラスバンド。アルバニアはイタリアと海を挟んで対面の国ですが、かつてはオスマン帝国の領土だったため、音楽的にはほぼトルコのジプシー音楽。 (試聴できます) http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=7606284

続きを読む>

DARKO RUNDEK & CARGO ORKESTAR / RUKE

旧ユーゴスラビアのカルト系ロックバンドHAUSTORの中心人物で俳優、詩人としても活躍するクロアチア人ダルコ・ルンデクが、移住先のパリで結成したバンド、カルゴ・オルケスターの2004年初アルバム。ブラス、バイオリン、ギターを中心としたシャンソン系のサウンドに独特のダミ声。バルカンのトム・ウェイツとでも言いましょうか。 (大半の曲を試聴できます) http:/ …

続きを読む>

V.A. / SRI LANKA, SIGIRIYA’S LOVE SONGS, CEYLON

2002年にスリランカのシンハラ系コミュニティーで、フランス人学者によってフィールド録音された伝統世俗音楽集。演奏しているのは伝統音楽家Harold Madapatha Rodrigo。弓奏楽器とアフガンルバーブに似た鈍い音の撥弦楽器がインドとは異なる東南アジア的なゆるい旋律を弾き、拍の頭に「チン、チン」と鉦が鳴らされる。同じ仏教国であるミャンマーの仏教音楽 …

続きを読む>

RIDAN / MADAME LA REPUBLIQUE

アルジェリア系、1975年パリ郊外生まれ、2004年デビュー、この2012年作が4作目となります。その郊外訛りのフランス語で歌うメッセージ・ソング、プロテスト・ソングは郊外の持たざる若者達に大きな支持を受けているそうです。そうと知って聞くと、確かに伝わって来るものがあります。そうと知らないで聞いても、ただのシャンソンじゃないことはわかります。

続きを読む>

JULIO PEREIRA / CAVAQUINHO

1970年代からプロとして活動し、ケパ・フンケラやチーフタンズらと共演を果たしてきたポルトガルのカバキーキョ&マンドリン奏者ジュリオ・ペレイラの1981年インスト作品が再発されました。カバキーキョを中心に、一人多重録音したギターやガイタ(バグパイプ)、ヴィオラ奏者を加え、ポルトガル各地のフォルクローレに挑んでいます。>こちらで試聴可!?

続きを読む>

STEVE JORDAN / THE RETURN OF EL PARCHE

    言わずと知れたテックスメックス〜ノルテーニョの怪人!アコーディオンのジミヘンこと、スティーヴ・ジョーダンのベスト・コレクション!比較的オーソドックスなポルカで、伝統継承者ぶりも楽しませてくれます。が、相変わらずエフェクティヴなアコの自在ぶり、変な音色もキッチリと。 1. Johnny Charasquis 2. Oaxaca 3. …

続きを読む>

SILVA GRACIANA ” NEGRA” / MOLIENDO CAFE AUX PORTALES

シルバ・グラシアーナはメキシコ南東部のベラクルース出身のアルパ(ハープ)奏者。同地はスペイン侵略の入口となり、最もスペイン化した地域でもあり、この地域に住む人々はハローチョと呼ばれ、独自の文化を形成しています。そんな界隈のカフェで歌っていたシルバは60歳を過ぎてからその才を見い出され、1992年にファースト・アルバムを発表~その後、ヨーロッパ・ツアーなどに出 …

続きを読む>

LARAAJI / TWO SIDES OF LARAAJI

1980年、ブライアン・イーノのAMBIENT レーベル「#3: Day of Radiance」によって世界的に注目されたアメリカ人ニューエイジ・ツィター奏者ララージの名作復刻が懐かしやALL SAINTSレーベルからスタートしています。 こちらはララージの1992年のアンビエント・ソロ作”FLOW FOGES THE UNIVERSE&#82 …

続きを読む>

LARAAJI / CELESTIAL MUSIC 1978-2011

1980年、ブライアン・イーノのAMBIENT レーベル「#3: Day of Radiance」によって世界的に注目されたアメリカ人ニューエイジ系ツィター奏者、ララージの1978年〜2011年のベストワークス集二枚組。フィラデルフィア生まれでコメディー役者をしていたエドワード・ラリー・ゴードンが古道具屋でツィターに出会い、そこにピックアップを取り付けエレキ …

続きを読む>

FARAH, GOLSA, SEPIDEH RAISSADAT / THREE FEMALE VOICES FROM IRAN

欧米で活躍するペルシャ古典声楽の現役トップ女性歌手とされるパリーサの、そのバックを近年務める少壮のタール奏者にして作曲 / 編曲家、イマン・ヴァジリ(70年テヘラン生まれ)の手になる曲を、3人の若手女性声楽家がそれぞれ1曲づつ歌い綴ったUSリリースCDとなります。イマン自身のタールに加え、ウード、セタール、トンバクといった古典アンサンブルの伴奏において、それ …

続きを読む>

TAHERE FALAHATI & SAEED FARAJPOORY / A MOMENT WITH YOU

カナダ在ペルシャ古典声楽女性歌手、タヘレ・ファラハティと、やはりカナダ在のペルシャ古典擦弦ケマンチェ奏者、サイード・ファラジョプーリを中心としたアンサンブルによる新作となります。比較的にコンパクトな曲想の中で、ペルシャ古典の醍醐味を楽しませてくれるアルバムとなりました。 1. Tasnif: Chashme Khomar 2. Saz-O-Avaz: Hom …

続きを読む>

FARIMAH SHAHRAZ / STILL PRESENT

中堅?40近いようにも見えます。実力ある在米イラン系女性歌手で、CDアルバムは今のところこの古典声楽&半古典歌謡作1枚しか確認できませんが、古典もの以外に、POP系録音もあることは YOUTUBE  で確認できます。盛んに北米西海岸でコンサートを催してもいて(〜古典も大衆歌謡も歌う構成)、相当な売れっ子と見ました。なるほど、朗々としていて声量もあり、しかも澄 …

続きを読む>

go top