サラームのモロッコ買い付けCD第六弾! モロッコのスーフィー教団エイサワ(イサワ)の若手歌手アブデッラー・ヤクービーの2010年作。エイサワ(イサワ)教団は15世紀から16世紀にメクネスに生きたMohamed al-Hadi ben Issaによって設立された、モロッコで最も大きなスーフィー教団。その若きプリンスことアブデッラーのCDは基本的にどの作品を聞い …
続きを読むサラームのモロッコ買い付けCD第六弾! モロッコのスーフィー教団エイサワ(イサワ)の若手歌手アブデッラー・ヤクービーの2010年作。エイサワ(イサワ)教団は15世紀から16世紀にメクネスに生きたMohamed al-Hadi ben Issaによって設立された、モロッコで最も大きなスーフィー教団。その若きプリンスことアブデッラーのCDは基本的にどの作品を聞い …
続きを読むサラームのモロッコ買い付け第五弾はスーフィー教団ジラーラの儀式音楽です。11世紀から12世紀のフェズに生きた聖人Abdel Qader Jilaniによって設立されたジラーラ教団、エイサワ(イサワ)やハマッチャよりも古い歴史を持ち、その儀式には短い葦笛のガスバと複数のベンディール(フレームドラム)、マーレム(中心となるオッサン)のかけ声、女性達のユーユーから …
続きを読むこの時既に30年のキャリアを持ち、パキスタンのイスラム/スーフィー系歌謡界を牽引する実力派女性歌手、“女ヌスラッ ト” という通り名はダテではなく、現地でのカッワーリー聖廟ライヴはパワフルの一言、(村山和之先生撮影の)映像で観せていただく限り、暴動?寸前の絶叫型聴衆をガンガン煽るそのシャウト、…女じゃない、という感慨も湧いたりもするわけですが(ア …
続きを読む歪んだ遠心力を持って下降してゆく渦巻きが経文のように並んでいる。その中に無数の渦を内包して、呪術的な宇宙が美しい。 大友克洋(漫画家/映画監督) 神聖な声とメロディーが降りてくる宇宙の森を歩いているように感じる。 そこでは音楽そのものに癒されるだろう。 Joaquin Joe Claussell (DJ/プロデューサー) トルコ、イスタンブールで活躍する神秘 …
続きを読むチュニジア出身の神秘主義ヴォーカリスト兼ウード奏者ダフェール・ユーセフのスウェーデンとイスタンブルで録音された2013年新作。トランペットのニルス・ペッター・モルヴァルやエストニアの新鋭ピアニスト、クリスチャン・ランダル、そしてイスタンブルからはタクシム・トリオの二人、クラリネット奏者のヒュスニュ・シェンレンディリジ、カーヌーン奏者のアイタチ・ドーアンらが参 …
続きを読むアラブ文化の中心のひとつであるエジプトはイスラーム音楽でもひとつの典型を聞かせています。ここで聖典クルアーン(コーラン)を詠唱し、その他9人と複雑な神への賛歌の合唱を聞かせてくれるシェイフ・モハメッド・エル・ヘルバウィは欧米でも高い評価を得ているスーフィー・シンガーです。ドローン(通奏低音)を効かせながら、一丸となって歌うさまは、じっと聞いていると引き込まれ …
続きを読むインド亜大陸やヨーロッパでは「女性版ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン」として人気の高いパキスタン人カッワーリー歌手アビダ・パルヴィーンのフランス最新録音盤登場。仏accordes croisesならではの詳細な英仏語解説と美麗ブックレットジャケに10分程度のちょうどイイ長さのカッワーリーが7曲収録され、今まで彼女に手が出なかった人も欲しくなる決定盤です。通常 …
続きを読むトルコの古典パーカッショニスト、ブルハン・オチャルがベルギーのアンビエント・クリエイター、ピート・ナムルックと組んだユニット「スルタン・オスマン」の二作目。ダルブッカ、タンバリンが作り出すタ-キッシュ・トライバルなビートをナムルックの地味なシンセが彩ります。これもイスタンブールでは「スーフィー」コーナーのベストセラーでした。エスニック系DJはマストでしょう!
続きを読むトルコのスーフィー音楽に打ち込みやタブラを組み合わせ、この夏イスタンブールで大ヒット中。ネイ(葦笛)やコブシたっぷりの歌、軍楽隊系の重いビートが、大仰なニューエイジサウンドではなく、エッジの立ったクラブライクなアンビエントサウンドと見事に融合しています。イスタンブールのレコ屋で反応を聞いたら、サナートやアラベスク好きの中年オヤジと普段はプログレッシブハウスと …
続きを読む「nar=火」「su=水」に続くメルジャン・デデ2年ぶりの新作は「nefes=breath =息=空」の意味。「息」の楽器であるネイやクラリネット、アイヌールやニヤーズのアザム・アリ、故キャーニ・カラチャらの歌をフィーチャー。ここまで宗教的陶酔、宗教的官能に満ちた音は彼にしか作れない! 1 Hininga 5:22 2 Dem 5:12 3 Ginhawa …
続きを読む13世紀のペルシャ語詩人にして哲学者、宗教家、ジャラルディーン・ルーミーの生誕800年を期して、メルシャン・デデがリリースした新作です。気合い入ってますね。これをやりたかったんでしょうね…。 ルーミーの死後、その追随者達により、始められたメヴレヴィー教団は、今日でもトルコのスーフィーズムの中心的教団として、様々な経緯をへながら存続しています。白い …
続きを読むトルコ出身のネイほかマルチ・インストゥルメンタリストとして、イスラム教神秘主義に基づくスーフィー音楽家であり、DJ&プロデューサーでもあるメルジャン・デデの新作です。ACOUSTIC “GUN BATIMI=SUNRISE”, ELECTRONIC “GUN DOGUMU=SUNSET”のCD2枚組、>R …
続きを読むボリウッド・シーンでも引っ張りダコ、今やインドでナンバー1の人気男性歌手となってしまった観のある(元・路上生活者~)カイラシュ・ケール率いるヒンディーROCKユニット=カイラサ、サード・アルバムがリリースされました!ロマンティックなバラードからミスティックなミディアム、口タブラ&サレガマで決めるアップまで、さまざまな表情の曲をカイラシュが歌い綴ります!何とい …
続きを読むモントリオールをベースに活動するトルコ人新感覚スーフィー音楽家/DJメルチャン・デデの01年作。メヴレヴィー教団の旋回舞踊儀式SEMAをテーマにしたスーフィー・トライバル・アンビエントです。オーセンティックなスーフィー音楽でありながらもネイ、ケマンチャ、カーヌーンに絡むドラムンベース、ブレイクビーツが斬新です。
続きを読む別名義アルキン・アレンの「フュージョン・モンスター」に続き、メルジャン・デデが「nar」以来二年ぶりの作をリリース。もちろんダブルムーンからのリリースです。「SU」とはトルコ語で水を意味します。「nar」と同路線ながらエレクトロニックサウンドを最小限に押さえ、DJユースな「フュージョン・モンスター」と対極にあるような上質なアコースティック・アンビエント。UK …
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