日本人若手バンスリ奏者、寺原太郎がインドを代表するタブラ奏者アニンド・チャタルジー(U-ZHAANの師匠)の胸を借りて完成させたインド古典最新録音。ラーガは秋冬の澄んだ空気を思わせるヘマント。一曲目の20分に及ぶアーラープ(無伴奏のソロ)など、日本人によるインド古典演奏もここまで来たかと感無量です。アニンド・チャタルジーの超絶技巧タブラも聞き所です。
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続きを読むインドのみならず世界をマタにかけ活動するタブラー奏者=スバンカル・バネルジーのフランス制作新録ですが、北インドの古典音楽をベースに、シャクティやシャンカール、あるいはトリロク・グルトゥ等を連想させるような、インスト・アルバムを届けてくれました!とにかく5歳からタブラーを始め、あのラビ・シャンカールをして“天才”と言わしめた超絶のタブラー・テクニックを駆使し、 …
続きを読むシュジャアト・フセイン・カーンはジャズ系レーベルECMやシャナチーなどにも作品を残す国際派シタール・マスター~本盤ではそんな彼が小さなころに耳にした地域的な民謡を、自ら奏でるシタールとパーカッションをバックに再創造し、甘い歌声で聞かせています。シンプルな民謡のメロディを古典で鍛えたしっかりとした技術を聞かせてくれるのは貴重なアルバムとなっています。なんか、か …
続きを読む在仏の音楽学者にしてシタール奏者=シヴ・タララガッティ&デリー・スタイルのタブラ奏者=アッラム・カドコルが連名で発表した1999年録音作が国内配給されています!スタジオ&ライヴ録音とりまぜ、これが北インド古典のお手本とばかりに、オーセンティックな瞑想音楽を楽しませてくれる佳作!
続きを読む日本の某CMにも起用されたインドのスライド・ギタリスト・マスター、デバシシュ・バタチャルヤ。4歳にしてそのリサイタル・コンサートがインド最大のラジオ局で放送されたという神童だったそう。そんなデバシシュがここで演奏するのは独自に開発した3種のギター~インドの古典音楽の2大潮流である北と南の音楽を融合し、いにしえのインド古典文学のラヴ・ストーリーを描き出すという …
続きを読むやや、ファンシーなジャケットですが、内容はしっかりした北インド古典音楽です。お馴染みザキール・フセインと、ヴァラナースィー生まれのバーンスリ奏者ロヌ・マジュンダール。夜のラーガGORAKH KALYANと、短めのドゥンを収録しています。ハリプラサード・チャウラシアよりも優しく母性的なロヌのバーンスリーに心はいつか桃源郷へ。 &nb …
続きを読むヒンドゥスタン最古の叙事詩歌謡ドゥルパッドの伝統を守るダガール家の重鎮、ウスタッド・サイイードゥディン・ダガールによる、ヴェズレーの聖マリー・マドレーヌ聖堂でのコンサートのライヴ録音。このブルゴーニュ地方のヴェズレーの聖堂は、故ロストロボーヴィッチがこの聖堂内の音響に霊感を得て、バッハ「無伴奏チェロ組曲」完全版を録音したことでも知られる(その録音を死の直前の …
続きを読む北インド・ドゥルパドの親子共演。Bidur Mallik: voice / Ramkumar Mallik: voice, tanpura / Premkumar Mallik: voice, tanpura / Ramji Upadhyaya: pakhawaj
続きを読む当年とって78歳(フェイルーズより三つ上!?)未だに少女のようなハイトーンで、この上なくソフト、慈愛に満ちあふれた歌声を届けてくれるアーシャ・ボスレーの新作は、ヴィラヤット・カーンの息子で既にヴェテランと言うべきシタール奏者、スジャアット・カーンとの共演作~なんだかヴェテラン・サーランギ奏者のウスタッド・スルタン・カーンみたいな行き方をするのか?どうかはとも …
続きを読むニキル・ベナルジーに学んだ西ベンガル州コルカタ生まれ / 現在は日本で活躍するアミット・ロイのシタール演奏 / 新作2点~ともに1時間近い渾身の演奏~コルカタでのスタジオ録音の国内リリースです。 『ハートビート』~夜のラーガ“マンジ・カマージ”が収録されました。冒頭のシタールの独奏から、その後、ゆったりとした16拍子、後半は躍動感溢れる速いテンポの16拍子へ …
続きを読むニキル・ベナルジーに学んだ西ベンガル州コルカタ生まれ / 現在は日本で活躍するアミット・ロイのシタール演奏 / 新作2点~ともに1時間近い渾身の演奏~コルカタでのスタジオ録音の国内リリースです。 『カノン』には、一曲目に夕刻のラーガ“マル・ビハーグ”を収録~シタール独奏の後、ミディアム・テンポの16拍子、後半は速いテンポの12拍子。2曲目は悲しげなムードのラ …
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