DUPAIN / LES VIVANTS


dupain2005マルセイユのXTC?ラ・プラナ地区労働者階級の星!南仏プロヴァンスの観光イメージをキッチリと塗り替えてくれる4人組/オクシタニア本命ユニット=デュパンのレーベル移籍後の2005年作/サード・アルバムです!ヴィエル・ア・ルー(ハーディ・ガーディ)を通奏音に、ラップ風にも聞こえるヴォーカル、ヘヴィーなラガ/ダブ風ベースとドラムス、そしてフレーム・ドラム、ザーブ、リラなどの民俗楽器群を従えたスタイルは、前作ヴァージン盤の延長線上にありながら、よりグルーヴィーでより鋭角的、練りに練られた演奏を聴かせるてくれます。メジャー / ヴァージンでは成し得なかった境地に達していると言えるでしょうか。ギリシャ/イラン/仏アキテーヌ/仏ブルゴーニュ等からのトラッド系人脈ゲストを迎え、また、ミキシングには、サリフ・ケイタやスアド・マッシの作をプロデュースしていたジャン・ラモートを迎え、より民俗的・地中海的なトラッド色を押し出しながらも、今の “ロック” として、力強く聞こえもするその方向性、やっぱりこの人たちは独特ですね…。2005年後半には、暴動や破壊が報じられることが多かった南フランスですが、まさにそんな社会にプロテストするデュパンです。あまたの本道ロックよりも、ある意味ロック的であっても当然かも知れません、よね!

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