褐色のナイチンゲール」との異名を持ち、全アラブの女性たちの心を釘付けにした、エジプトの早世、クルーナーボイス歌手アブデル・ハリーム・ハーフェズの2枚組ベスト盤がフランスのアルジェリア系レーベルMLPから届きました。ウンム・カルスームやアブデルワッハーブと並び、アラブ古典歌謡にラテンやシャンソンなどの当時の先端音楽を取り入れた、美しくもモダンな曲ばかり。彼の先 …
続きを読む褐色のナイチンゲール」との異名を持ち、全アラブの女性たちの心を釘付けにした、エジプトの早世、クルーナーボイス歌手アブデル・ハリーム・ハーフェズの2枚組ベスト盤がフランスのアルジェリア系レーベルMLPから届きました。ウンム・カルスームやアブデルワッハーブと並び、アラブ古典歌謡にラテンやシャンソンなどの当時の先端音楽を取り入れた、美しくもモダンな曲ばかり。彼の先 …
続きを読む久々にアラブ最新ポップが大量入荷したと思ったら、そのほとんどが湾岸仕様=ハリージーになっていた、この事実。浦島太郎になった気分です。ここでディアナ・ハダッドの先見性には驚きました。レバノン人ながらも20年近く前から湾岸一筋で歌ってきたベテランです。今回「新参者に負けてられるか!」と本当に力の入った湾岸アルバムを届けてくれました。リズムのキレ一つ取っても熟練の …
続きを読むレバノンの実力派美人歌手ジュリア・ブートロスの2012年ベスト盤です。一聴して音が古いので驚きました。イケイケのシャバービーではなく、それ以前のまるでムード歌謡のように大袈裟な人力フルオーケストラとレバノンらしいムーディーなピアノがたっぷり用いられたアラブ歌謡です。ちょっとWIKIで調べてみると、彼女は1968年生まれで、12歳にしてラフバニ兄弟に見いだされ …
続きを読む米スミソニアン・フォークウェイズとアガ・カーン・ファンドによる中央アジアの音楽シリーズの第10作は、ヨーヨー・マ・シルクロード・アンサンブルの一員としても知られる中国人女性ピーパー(琵琶)奏者WU MANがタジキスタン、ウイグル自治区の音楽家たちと共演した作品。 ドゥタール、タンブーラ、サタール、そしてピーパーの壮絶なセッションやソロ演奏がたっぷりと楽しめま …
続きを読むヨースケさん/ご冥福をお祈りします。2019年6月 伝説のイラストレーター河村要助のイラスト、 その全集とも言える豪華本 !!! 正に天才、河村要助の底知れぬ魅力の全てを。日本のイラストレーション界に大きな足跡を残しながら、ある日、忽然と私たちの前から姿を消したのが河村要助だった。イラストレーションが新しい文化として花咲いた1970 年代から90 年代にかけ …
続きを読むなるほど、セネガル=ガンビアにまたがる音楽領域の伝統を体現する若手女性歌手ということになるわけですね。曰く”ウォロフとセレールのリズムをミックスし、フラニ(フルベ)のメロディーを使って”曲作りがされているということです(by bunboni さん)。アコースティックでゆったりした曲が多いのも、うなずけますが、そんな曲想の中、ややハスキ …
続きを読むスゴイ!これは今年のみならず近年の新録音頭ナンバー1ですね、この人の十八番「神崎与五郎東下り」~この曲に関してはオハコにもかかわらず、34年ぶりの新録だそうですよ。しかも26分&18分一発録りの2曲収録~バックの面々との絆がなければできることじゃなし、長足の進歩と言ったら失礼でしょうか?オンドリャーズの音頭ポリリズム表現がまたスゴイ!ユルくて間のある個々のア …
続きを読む大変お待たせしました。再入荷しました!出ました!エルフィ・スカエシの黄金期というべきプルナマ・レーベル / カセット時代作品群のCD化シリーズ!これまでCDはと 「ゴーヤン・ダンドゥット」「シリン・ファルファット」「パスタ・ペナン」~ 日本盤とベストCDが1枚出ていただけですからね(たぶん)、これはファンには嬉しいはず!ロマよりも嬉しいですな(個人的に)。そ …
続きを読む2012年秋以来の当店ベストセラー!バルセロナの女性シンガー・ソングライター、シルヴィア・ペレス・クルースの12年作です。ビル・エヴァンス曲をジャズ系ピアニストと綴ったり、女性だけのネオ・フラメンコ・ユニット“ラス・ミグラス” 名義作や、そしてフィーリン系ジャズ・トリオやハングドラム奏者とのそれぞれの共作アルバムが続きましたが、この作が初のソロ・アルバム!~ …
続きを読むジョーン・バエズの妹、ミミと、その夫、リチャード・ファリナ(キューバ系アイリッシュ)のフォーク・デュオ、1965年のファースト・アルバムです(同年セカンド・アルバムあり)〜翌1966年、リチャードがバイク事故で亡くなり、このデュオでは2枚のアルバムを残すのみです。 1 Dandelion River Run 1:42 2 Pack Up Your Sorro …
続きを読むキューバのサンティアーゴ・デ・クーバを代表するトラディショナル・ソン系バンド、セプテート・サンティアゲーロ。2年ぶりの新作通算7作目の登場です。前作で、現行ソンのトップ・バンドであることを印象づけましたが、今作ではその貫禄を受け皿に、サルサ界のスターをゲストに迎え、文句なく楽しいアルバムを仕上げてくれました。そのスターとは、最近発売された共演アルバムが話題 …
続きを読む懐かしいですねえ!6年ぶりでしょうか?仏コバルト盤で愛聴された方も多いでしょう。これが欧州リリース3作目(たぶん)となりますが、現地ではコンスタントにリリースされているはず。マリのバマコ出身で、女優として活躍し、歌手としても開花したジェネバ・セックの2011年バマコ録音新譜!セクー・クヤーテに師事しグリオの伝統をみっちり身につけた人ですが、今作でもその魅力は …
続きを読む★V.A.「ライのルーツ〜ベドウィンの伝統からオランのキャバレーまで」 これまたスゴイ!ライ及びアルジェリア音楽ファンにはとっては、先にリリースされた Algerie : Musiques Rebelles 4CD とともにマスタピースとなること確実ですね!1940~80年代初めまでのプレ・ライ / ベドウィン歌謡&オランの歓楽街で歌われた大衆歌謡の人気歌手 …
続きを読む1 Ligueyou Ndeye 5:54 2 Cheikh Anta Diop 5:21 3 Rose Rhythm 4:22 4 Sidati Aidara 5:23 5 Baye Kene Ndiaye 4:53 6 Chants Du Burgam 4:03 7 Khine Sine 4:27 8 Khine Saloume 30:37 9 Walo …
続きを読む★シティ・ヌールハリザ/イン・コンサート~ロイヤル・アルバート・ホール マレイシアの歌姫シティ・ヌールハリザが長い歴史を持つロンドンの劇場ロイヤル・アルバート・ホールで2005年4月に行ったコンサートの模様を収録した2枚組ライヴ盤がこれだ。 レパートリーは初期のヒット曲から最新作まで幅広く網羅。そしてお洒落なポップ・スタイルからマレイシア伝統歌謡まで多彩なサ …
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