★Concierto De Aranjuez – Flamenco Sketches – Saetas – Sevilla – Ole スペインの印象を形作ってきた、あるいはスペインの印象に触発された音楽を集めた、仏フレモー社による、「スペイン」を巡るユニークな3枚組アンソロジーです。1950年から62年にかけ …
続きを読む★Concierto De Aranjuez – Flamenco Sketches – Saetas – Sevilla – Ole スペインの印象を形作ってきた、あるいはスペインの印象に触発された音楽を集めた、仏フレモー社による、「スペイン」を巡るユニークな3枚組アンソロジーです。1950年から62年にかけ …
続きを読むルドヴィコス・トン・アノイオン1951年にクレタ島の山間の村で生まれ、育った作曲編曲家にして歌手、珍しくもクレタのマンドリン(マンドーラのようにも見えますが)を弾き語るSSWです。なんとも、豪華なトラッド系女性歌手陣を揃えたアルバム(1999年作)となります。 1 Néna Venetsánou, Melína Kaná, Lizéta Kaliméri …
続きを読むマルタ・ローザ、パンクとか歌いそうな眼差しですが…? ポルトガル、アルヴェルカ・ド・リバテージョ 1991 年生まれ、わずか13歳で、プロのファド歌手となったそう。ノーヴァ・ジ・リスボア大学音楽科卒業後、音楽院でまた学び、さまざまなステージで歌い、2014年にリリースした初作がこちら。その後、2020年までに配信向けのシングル・トラックを幾つか発 …
続きを読むソロ・アルバムとして4作目となる1991年作〜 当時、完成度高いななあ、と思ったものですが、 今聴いても同じ思いです… 1 Μένω Εκτός (Picture) 3:22 Music by Ara Dinkjian 2 Καρδιά Μου Εγώ 3:01 Music by Hrístos Nikolópoulos 3 Πρόσωπ …
続きを読む>こちらの続編、ということになるかと思いますが、廉価紙ジャケ盤ではなくて、DVDケース大のシールド盤となります。先行盤4CDと同様、各CD15曲収録中5曲はヴァンヴァカリス自身のナンバー、ほか10曲はミノスEMI系音源から様々な歌い手達によるヴァンヴァカリス曲のカヴァー名演が収録されました!それにしても、イイ横顔… CD11 Márkos Vam …
続きを読む1950年代半ばに出会ってから、60年代半ばの離婚まで、北米でも人気を博したギリシャ人“ライコ・パルコ”夫婦デュオ、ブズーキのヴァーチュオーゾ、マノリス・ヒオティス(作曲、エレキ・ブズーキ演奏&コーラス)&女性歌手、マリー・リンダのレアー録音集、ということになりますが、マリネッラやストラトス・パユムディス、トリオ・ベルカント、ヴァッソ・キリアジ、ドゥキッサ等 …
続きを読むアルレータ(1945– 2017) ギリシャはアテネ生まれのミュージシャン、そして、作家、挿絵家、絵本画家としても有名でした。 彼女のファーストLPは1966年にリリースされましたが、それは、60年代後半のギリシャ音楽シーンに興っていた新たな波 “NEO KYMA” のムーヴメントの中で、広く好評を博しました。その非ライカ系のギター弾 …
続きを読むポルトガルはアゾレス諸島出身のインディー・ロック男性デュオ、メデイロス&ルカスの2017年の3作目、綺麗なジャケットですねえ…。ポルトガルの小説家、やはりアゾレス諸島出身のジョアン・ペドロ・ポルトの数少ない詩、ロマンセをモチーフに作られた12曲だそうです。 1 Lampejo 2 Podre Poder 3 Obscurantismo 4 C …
続きを読む★ラオン・キャオ/マハトマ・ガンディーに捧ぐ ポルトガルのベテラン・バーンスリー奏者がインド独立の父ガンディーをトリビュート! 70年代より世界を股に掛け活躍してきたポルトガル人バンブー・フルート/サックス奏者ラオン・キャオが、もっとも興味を持って接してきたジャンルのひとつがインド音楽。彼の地を代表するバンブー・フルート〈バーンスリー〉を、若い時分より現地 …
続きを読むデンマークのフォーク界を代表する歌姫とフィドラーの新作!デンマークのフォーク界で最も美しい声を持つひとりと評され、北欧トラッド/フォーク・シーンで注目を集めている女性シンガー・ソングライター、ヘレーネ・ブルーム。同じくデンマークを代表するフィドル奏者ハラール・ハウゴーと共に2010年に来日公演も行った彼女が、そのハラールのグループとの連名で新作を発表しました …
続きを読むフランスを拠点とする東欧ツィガーヌ(ロマ)バンドの最古参ブラッチのアコーディオン奏者として活躍してきたフランソワ・カスティエロが立ち上げたバンド、ラララ・ナポリの2021年のサード作です。タランテッラやタムリアータといった、ナポリのルーツ音楽のプログレ化とでも言うべき試みが炸裂。ヴォーカルとアコーディオンに、第2アコーディオン、木管&ギター、ヴァイオリン、コ …
続きを読む>こちら ファーストでは、女声4人組だったのが、3人組になってしまったよーですが、トゥーリア、仕切り直しての本作、2021年のセカンド・アルバムとなります。前作収録のデペシュ・モードの “Enjoy the Silence” のカヴァー・ヒットで一躍注目を集めましたが(その後、ユーロヴィジョンでも歌って幾つか賞を受けたようです)、そん …
続きを読むスペイン、カタルーニャのSSWギレム・ローマの4作目。タイトル通り、“キリバス” のオアシスやカリブの熱帯雨林を連想させるような、メロウでトロピカルな遊覧ムードを演出。が、環境破壊に対しに言及〜警告を促すようなナンバーもあったり、オプティミスティックな空気感を醸しつつも、一応その辺は抑えています。気配りあり?
続きを読む77年、クレタのイエラペトラ生まれの音楽家 / 作曲家(ギタリスト、伝統音楽研究者&音楽院教師)のニコス・パラウラキスと、07年にソクラティス・マラーマスの作で作詞を担当することで世に知られることなったディミトリス・パパハララブスの共作。アルキヌース・イオニダス、マノリス・リダキス、マリーナ・ダカナリ、ゾイ・ヴェルガキほか、有名無名の男女歌手がかわるがわる歌 …
続きを読むパノス・ガヴァラス(1926-1988)、元はアコーディオンを楽しむ漁師だったそうです。が、ヴァシリス・ツィツァーニスに見いだされ、1956年に初録音、以降、特に60年代にはシングル録音多し、そして70〜80年代を通じてもアルバムを残しました。本CDは60年代末のシングル(45rpm)を復刻したコレクションとなります。何というか、同時期の、昭和なムード?さえ …
続きを読む