CARLINHOS VERGUEIRO / VIDA SONHADA

  1970年代から活躍するサンパウロのサンバ派SSW、カルリーニョス・ヴェルゲイロの12年末の新作。シンプルかつアコースティックな伴奏で、シブイ声でオリジナル曲を綴ります。40年のキャリアをで熟成された男のサンバ、お見逃しなく!

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LADSTON DO NASCIMENTO / SIMBORA JOAO!

ミナス出身のベテラン男性シンガー・ソングライターのラドストン・ド・ナシメントが2004年に残した作品がリイシュー。耳心地の良いミナス・サウンドを踏襲しつつ、独自の色彩を重ねてオリジナリティを追求しています。冒頭には日本をイメージしたと思われる曲が収録されているほか、北東部音楽とも縁の深いベテラン音楽家エドゥ・ロボがゲスト参加したトラックも収録されています。

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TERESA CRISTINA + OS OUTROS / = ROBERTO CARLOS

いまのサンバを代表する歌姫テレーザ・クリスチーナの新作は、なんとロック・バンドのオス・オウトロスとの共演名義。しかも、それがビラジリアン・ロックの帝王ロベルト・カルロス作品集というからビックリです。帝王が60年代から80年代までに放った懐かしいヒット曲の数々を、ジャンルの違う若者たちが歌って演奏。若々しい音楽によみがえりました。

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ORLANDIVO

爽やかな歌い口で1960〜70年代に人気を博したサンバ男性歌手オルランジーヴォ、1976年の代表作CD化です!サンバランソ(サンバ+バランソ)と呼ばれる独自のスタイルを開拓したオルランジーヴォは、いわばシロ・モンテイロらのサンバ・ジ・ボッサを戦後に受け継いだ人物のひとり。この76年作では、そんなオルランジーヴォらしいスウィンギーでダンサブルなサンバをメロウ& …

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GABRIEL O PENSADOR / SEM CRISE

人気ラッパーの2012年新作が登場しました。凝ったプロダクションで生まれたサウンドをバックに社会批判を繰り広げるところはいつもと同様。今回はジョルジ・ベンジョールやカルリーニョス・ブラウンらがゲスト参加しています。  

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KATIA B / PRA MIM VOCE E LINDO

ベベウ・ジルベルトの仕掛け人として知られたスバ(故人)の傑作『SAO PAULO CONFESSIONS』のヴォーカリストとして登場したカチア・Bは、2004年発表のセカンド作でブレイク。いまやブラジル新世代を象徴する存在として知られるようになった才色兼備なシンガー・ソングライターですね。オーソドックスなバンド・サウンドを主体にしつつ、さり気ないエレクトロニ …

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LUCILA NOVAES / E – LUCILA NOVAES

    サンパウロで活躍する人気MPB女性歌手の4枚目のアルバムが登場。ボサ・ノーヴァ・タッチのサウンドながら、素直な歌い回しが魅力的な彼女。ジャケットも素晴らしく、これは注目されそう。  

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BOSSA CUCA NOVA / OUR KIND OF BOSSA

DJのマルセリーニョ・ダ・ルア、ベーシストのマルシオ・メネスカル、鍵盤奏者アレサンドロ・モレイラによるユニット、ボサクカノーヴァはリオ・デ・ジャネイロで1997年に結成され、これまで『イパネマ・ラウンジ』や『ウマ・バチーダ・ディフェレンチ』など、人気作を送り出してきました。 サンバやボサ・ノーヴァのテイストをリスペクトしつつ現代化を図ってきた彼らが、久々に新 …

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V.A. / UM ABRACO RAPHAEL 50 ANOS

 若くして亡くなってしまったブラジルのギタリスト、ラファエール・ラベーロ(1962—95)。ショーロやサンバの伴奏で使われてきた7弦ガット・ギターをソロ楽器にまで高めた名プレイヤーとして知られた彼は、亡くなって17年も経過した現在においても、なおも高い人気を誇っています。 そんな彼の生誕50周年を迎えた昨年に、ショーロの専門レーベルACARIからリリースされ …

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MACIEL SALU / MUNDO

ハベッカ(北東部のヴァイオリン)奏者のマシエル・サルー率いるそのグループのサード・アルバム新作(おそらく2010年末の作)です。独自なフォークロア路線は健在ながら、今作では、少々路線変更~ギター/オルガン系バンドを導入した曲も並び、ハベッカ&パーカッション、そしてホーンズ&女声コーラスも含みながら、その木訥なヴォーカルを披露しています。実に土臭いマンギビート …

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FRANCIS E GUINGA

  BISCOITO FINOの御大フランシス・ハイミが名ギタリストのギンガと共演したスタジオ・ライブ、ヴェテラン阿吽の呼吸録音となる13年新作。ギターとピアノそして歌だけの最小限の音。これ以上なにも要りません!プロデュースはクアルテート・マオガニのリーダー、パウロ・アラガォン。これ以上、何も言うことありません!

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ELIZETE CARDOSO / CANCOES A MEIA LUZ COM

サンバ歌謡の時代を代表する女性歌手エリゼッチ・カルドーゾの若き日の録音が久しぶりに復刻されました。エリゼッチのレコード・デビューは1951年、トダメリカでしたが、54年から2年ほど、コンチネンタルにも録音を残します。これはそんな彼女が56年に発表したアルバム。SP時代にデビューしたエリゼッチにとって、最初のLPレコードでした。名作曲家アリ・バローゾに書いても …

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BILLY BLANCO & RADAMESGNATALI / DOUTORES EM SAMBA

トン・ジョビンがボサの創成に向けて新しい方向性を持つキッカケになった曲「リオ・デ・ジャネイロ交響曲」(54年)の共作者として知られる作曲家、ビリー・ブランコが、ボサ第1号作品「シェガ・ジ・サウダージ」をジョアン・ジルベルトが発表した年と同じ1958年に残した裏ボサノーヴァ第一号とも言えそうなプレボサの歴史的録音が、久々にリイシューされました。本来この録音は当 …

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LUIZA BORGES / ROMANCEIRO

ルイザ・ボルジスはサンバからノルデスチ、ボサ・ノーヴァ、MPBまでを守備範囲においたヴァーサタイルな若手女性歌手。音楽家の家系に生まれた彼女は6歳より歌を学びはじめるとすぐに高い歌唱力を身につけ、15歳には歌手として本格的に活動を開始したそうです。そして現在、新しいサンバの発祥地として知られるリオのラパ地区を拠点に活動を行っている彼女が、初めて出したアルバム …

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