JOAO CAVALCANTI / PLACEBO

リオ南部の上流階級育ちの男性たちで組まれたラパ系サンバ・グループ“カスアリーナ”のリーダー、ジョアン・カヴァルカンチのソロ・アルバム。パウリーニョ・ダ・ヴィオーラ&シコ・ブアルキへのトリビュート作品で、エレピやSEが大きくフィーチャーされた新感覚のサンバ・スタイルをここに提示しています。ロベルタ・サー、アリーネ・カリストらがゲスト参加。イチオシ・アイテム!

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OTTO / THE MOON 1111

  ご存知、オットーの5作めが登場しました。今回は古いフランス映画にインスピレーションを得て作られた作品なのだとか。ピンク・フロイドとフェラ・クティの要素が強く出ていると、本人は説明しております。

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MAYSA / SONGS BEFORE DAWN

1961年唯一の米国録音盤・初CD化です!ま~とにかくウマイ!北米スタンダードでも、ジャズでも、シャンソンでもボレーロでも、この時期のこの人が歌えば、すべて”夜明け前の歌”になってしまうわけですね。~デビューから5年、RGEから移籍してブラジル・コロンビアで『バルキーニョ』をリリースした同じ年に渡米、USコロンビアに吹き込んだのがこの …

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CARLINHOS VERGUEIRO / VIDA SONHADA

  1970年代から活躍するサンパウロのサンバ派SSW、カルリーニョス・ヴェルゲイロの12年末の新作。シンプルかつアコースティックな伴奏で、シブイ声でオリジナル曲を綴ります。40年のキャリアをで熟成された男のサンバ、お見逃しなく!

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LADSTON DO NASCIMENTO / SIMBORA JOAO!

ミナス出身のベテラン男性シンガー・ソングライターのラドストン・ド・ナシメントが2004年に残した作品がリイシュー。耳心地の良いミナス・サウンドを踏襲しつつ、独自の色彩を重ねてオリジナリティを追求しています。冒頭には日本をイメージしたと思われる曲が収録されているほか、北東部音楽とも縁の深いベテラン音楽家エドゥ・ロボがゲスト参加したトラックも収録されています。

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TERESA CRISTINA + OS OUTROS / = ROBERTO CARLOS

いまのサンバを代表する歌姫テレーザ・クリスチーナの新作は、なんとロック・バンドのオス・オウトロスとの共演名義。しかも、それがビラジリアン・ロックの帝王ロベルト・カルロス作品集というからビックリです。帝王が60年代から80年代までに放った懐かしいヒット曲の数々を、ジャンルの違う若者たちが歌って演奏。若々しい音楽によみがえりました。

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ORLANDIVO

爽やかな歌い口で1960〜70年代に人気を博したサンバ男性歌手オルランジーヴォ、1976年の代表作CD化です!サンバランソ(サンバ+バランソ)と呼ばれる独自のスタイルを開拓したオルランジーヴォは、いわばシロ・モンテイロらのサンバ・ジ・ボッサを戦後に受け継いだ人物のひとり。この76年作では、そんなオルランジーヴォらしいスウィンギーでダンサブルなサンバをメロウ& …

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GABRIEL O PENSADOR / SEM CRISE

人気ラッパーの2012年新作が登場しました。凝ったプロダクションで生まれたサウンドをバックに社会批判を繰り広げるところはいつもと同様。今回はジョルジ・ベンジョールやカルリーニョス・ブラウンらがゲスト参加しています。  

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KATIA B / PRA MIM VOCE E LINDO

ベベウ・ジルベルトの仕掛け人として知られたスバ(故人)の傑作『SAO PAULO CONFESSIONS』のヴォーカリストとして登場したカチア・Bは、2004年発表のセカンド作でブレイク。いまやブラジル新世代を象徴する存在として知られるようになった才色兼備なシンガー・ソングライターですね。オーソドックスなバンド・サウンドを主体にしつつ、さり気ないエレクトロニ …

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LUCILA NOVAES / E – LUCILA NOVAES

    サンパウロで活躍する人気MPB女性歌手の4枚目のアルバムが登場。ボサ・ノーヴァ・タッチのサウンドながら、素直な歌い回しが魅力的な彼女。ジャケットも素晴らしく、これは注目されそう。  

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BOSSA CUCA NOVA / OUR KIND OF BOSSA

DJのマルセリーニョ・ダ・ルア、ベーシストのマルシオ・メネスカル、鍵盤奏者アレサンドロ・モレイラによるユニット、ボサクカノーヴァはリオ・デ・ジャネイロで1997年に結成され、これまで『イパネマ・ラウンジ』や『ウマ・バチーダ・ディフェレンチ』など、人気作を送り出してきました。 サンバやボサ・ノーヴァのテイストをリスペクトしつつ現代化を図ってきた彼らが、久々に新 …

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V.A. / UM ABRACO RAPHAEL 50 ANOS

 若くして亡くなってしまったブラジルのギタリスト、ラファエール・ラベーロ(1962—95)。ショーロやサンバの伴奏で使われてきた7弦ガット・ギターをソロ楽器にまで高めた名プレイヤーとして知られた彼は、亡くなって17年も経過した現在においても、なおも高い人気を誇っています。 そんな彼の生誕50周年を迎えた昨年に、ショーロの専門レーベルACARIからリリースされ …

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MACIEL SALU / MUNDO

ハベッカ(北東部のヴァイオリン)奏者のマシエル・サルー率いるそのグループのサード・アルバム新作(おそらく2010年末の作)です。独自なフォークロア路線は健在ながら、今作では、少々路線変更~ギター/オルガン系バンドを導入した曲も並び、ハベッカ&パーカッション、そしてホーンズ&女声コーラスも含みながら、その木訥なヴォーカルを披露しています。実に土臭いマンギビート …

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FRANCIS E GUINGA

  BISCOITO FINOの御大フランシス・ハイミが名ギタリストのギンガと共演したスタジオ・ライブ、ヴェテラン阿吽の呼吸録音となる13年新作。ギターとピアノそして歌だけの最小限の音。これ以上なにも要りません!プロデュースはクアルテート・マオガニのリーダー、パウロ・アラガォン。これ以上、何も言うことありません!

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