IZINSIMBI / ASINANDABA NAWE

 マスカンダの若手グループ、イジンシンビ、9年ぶりのセカンド(ややオヤジ化してますが)となる2016年作。 もともとマスカンダは “路上のズールー・ジャイヴ”とか、 “ズールー・ブルース”とも呼ばれ、その名の通り、生ギターと歌&コーラスをメインに、ティン・ホイッスルやヴァイオリン、もしくは、口琴、コンサーティーナ等で演じられ、その演奏も、ズールー語の歌詞とと …

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MUSIK YE AFRIKA / UNITED WE STAND

キング・サニー・アデやトーマス・マプフーモ、あるいは、オリヴァー・ムトゥクジのもとでギターを弾たルイス・ムランガをフロントに、ベースのジミ・インディ、そして、ドラムスのサム・マタウレという、ともに南ア、ジョハネスバーグの音楽シーンでも活躍して来たジンバブウェ出身の名手3者が結成したユニットの、03年作ですね。 オリヴァー・ムトゥクジ、チウォニーゾ・マライレ、 …

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YVONNE CHAKA CHAKA / THE POWER OF AFRIKA

南アを代表した女性歌手の一人でしょうね、イヴォンヌ・チャカ・チャカ、1965年生まれ、ソウェト生まれ、ソングライターにして起業家であり教師、親善大使も努めて来ました。あの故ネルソン・マンデラの信頼も厚く、故ミリアム・マケバからは、わたしの娘と呼ばれ、故ヒュー・マサケラからは、わたしの姪、と呼ばれていました。現在は各種慈善団体のNGO として、政界には属さず活 …

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ZOZO & SENGERE SUPER BEAT / MABINDU Vol.14

ジンバブウェと国境を接する、南アフリカはリンポポ州の中心都市、トホイアンドゥーの人気バンド、ゾゾ&センゲレ・スーパー・バンドの14作目(2012)、ズールー・ジャイヴというより、ジンバブウェのジット・スタイルに近いでしょうか。コンゴレーズ風のギターも聞こえます。ちょっとユルめのバッキングに、ちょっとコクのあるヴォーカル&コーラスが映えて、イイ感じのレイドバッ …

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DEREJE MASEBO / MEWEDEJAYE

エチオピア、福音派ゴスペル男子です。“VOLUME 2” とありますから2作目となるんでしょう。やや抑えた歌い口ですが、アムハラの伝統を感じさせる擦弦マシンコ使いの曲から、レゲエ・ナンバー、そして、メロウでブルージーなバラードから、タイトなエチオ・ハウス風などなど、ゴスペルとしては、かなりヴァラエティに富んだ構成です。でも、どことなく清廉な雰囲気が漂うところ …

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DINO D’SANTIAGO / BADIU

早くも新作(2021)です!乗ってますねえ、 この新作、前作とは異なり、表立ってカーボ・ヴェルデらしい音感は聞こえて来ないのですが、メロディーや歌いまわしとして、前作とそう変わらないと思いますが、どうでしょう? というより、何かの、生地を下地にしたジャケのデザインも>前作 “KRIOLA” と対になっているようですし、続編という感じが …

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