ANOUSHKA SHANKAR & KARSH KALE / BREATHING UNDER WATER

ラヴィ・シャンカールの娘、ということは、ノラ・ジョーンズのお姉さん、シタール奏者のアナンダ・シャンカール新作は、前作のミクスチュアー/フュージョン路線をもう一歩押し進めて、なんと超売れっ子ロンドン生まれのタブラ奏者にしてDJ/リミキサー=カーシュ・カレーとのコラボ作品です!インド系チルアウト/ミスティック・フュージョン/シタール・ミュージック等々のファンの皆 …

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BOMBAY DUB ORCHESTRA

豪華なボリウッド・サウンドを生み出す総勢28名によるストリング・オーケストラ!ボンベイ録音/UKエレクトロ・ミックス~インド伝統音楽、クラシック、エレクトロニカ、そしてダブが複雑に織り込まれた快楽的インド音楽新傾向作品です!重厚華麗な“ボンベイ・サイド”と、ディープ&グルーヴィーな“ダブ・サイド”の2枚組!ボリウッド・マニア及びインディアン・ ミクスチュアー …

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LA TALVERA / NADALS D’OCCITANIA

南仏オクシタニアのクリスマス・ソング~ナダレの歌“ナダル”を集めた2CDです。CD1にはナダルを今日に伝える歌い手達のアカペラ・ソングを24曲(素朴かつ敬虔かつ土臭くて渋い歌声!?)~そしてCD2にはオクシタニアを代表するトラッド・バンド=ラ・タルヴェーロによるナダル演奏22曲が収められました。いつもながらのオックなカントリー・ソング&ダンス満載、いつも以上 …

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LA TALVERA / QUINCARELET

フランス~オック語圏のトラッド・バンド、70年代末から活動するメンバーを含む老舗グループ05年作です。今作では、まるで小鳥の囀りのような声音の女性歌手を、より前面に押し立ててのオック・トラッド路線!地中海ムード漂う各種地元の弦楽器、ブラスやガイタ、木管、アコーディオン、マンドール、ウード、グンブリ、ベンディール、スルドほかほかが織りなす2拍子~3拍子&amp …

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LA TALVERA / BRAMADIS

フランス/オクシタニアの老舗グループ、ダニエル・ロッドー率いるラ・タルヴェーロの07年作です。いかにもオクシタニアの伝統を感じさせる盆踊り的?なビートと女声&男声入れかわり交わる早口ヴォーカルが、全編で楽しめるトラッド・アルバムですが、とにかく、クォリティーの高さは、コレまでの数ある作の中でも随一と言っていいんじゃないでしょうか?クラリネット&サックス奏者の …

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V.A. / RASIMS DE LUNA, MAX ROUQUETTE

オクシタニアの詩人/作家/戯曲家にして、オック語復興のために尽力したマックス・ルーケット(1908-2005)の、生誕100周年を記念して制作された追悼アルバムです。ルーケットの詩作品に、ラングドック地方のオーボエ奏者/作曲家のローラン・オードマールと、バスク/ベアルネ地方の混声ポリフォニー・グループ=マニュファクチュール・ヴェルバルを率いるジャケス・アイモ …

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NUXVOMICA / NISSA – PERNAMBUCO

南仏オクシタニア~ニースの民謡とプロヴァンス地方の舞踏リズムを掘り起こし、そこにレゲエ/ラガの即興性をプラス~オック語で歌うカルナヴァル・バンドの新作!さらにブラジル北東部の音楽フォッホーを大胆取り入れもし、地元ペルナンブーコのアーティストが参加したブラジル録音曲もアリ!というわけで、ニースとペルナンブーコを”カルナヴァル”で結び、ラ …

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JOAN FRANCES TISNER / 12 RECEPTAS DE J.A. LESPATLUT 『オクシタニア12のレシピ』

グルメなアルバム…?南西フランスの様々な料理を音楽&レシピで紹介するという異色盤~オクシタニア=フランスのディープ・サウスから登場したプログレッシヴなトラディショナリスト=ジョアン・フランセス・ティスネの2004年作です。電子音楽&ピンクフロイド&オック圏トラッドのゴッタ煮サウンド~ストレンジだけど、クセになる感じですね。

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FABULOUS TROBADORS / DUELS DE TCHATCHE 『チャッチェの死闘』

南仏・オクシタニアに中世のトゥルバドゥール時代から伝わる、“テンソン”と呼ばれる論争詩を現代に甦らせた彼らのサウンドは、タンバリンをメインにオクシタニアの民俗楽器やグナワのゲンブリなどを隠し味にしながら、”ヒューマン・ビート・ボックス”=アンジュ・Bと、詩人にして論客そして稀代の扇動家であるクロード・シクルが、口角泡を飛ばしながら言葉 …

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ASMARA ALL STARS / ERITREA’S GOT SOUL

エチオピアから1993年に独立したアフリカでもっとも新しい独立国エリトリア~同国は30年以上にわたる独立闘争で国土が荒廃し、亡命した何人かのアーティストだけが外の世界にかろうじて知られる状態が続いてきましたが、なんと本作は、エリトリアの首都アスマラにフランス人ミュージシャンが単身で乗り込み、同地の才能あるミュージシャンを結集させて完成させたアルバム!エチオピ …

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LA TALVERA / POBLE MON POBLE 『民よ、わが民よ』

フランス~オック語圏の老舗トラッド・バンド=ラタルヴェーロの2004年7作目~70年代末から活動する老舗グループながら、この新作でも進化を見せます!ラガ系では先輩格のマッシリア・サウンド・システムの面々も参加し~レゲエのビートを導入しての“ラガ・トラッド”なるアコースティックなスタイル!女声&コーラスをフィーチュアー、ガイタやウード、グンブリ、ギター …

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BOMBAY DUB ORCHESTRA / 3 CITIES

インド+ボリウッド+ダブ+エレクトロニカ+チルアウト…ムンバイ(ボンベイ)~シェンナイ(マドラス)~ロンドンという3シティーで録音&ミックス!古典からコンテンポラリーまでインド音楽とエレクトロニカを邂逅するUKの人気ユニットによる待望の2作目となります。伝統的声楽にタブラ、サントゥール、ダルブッカ、バンスーリー、ウードなどインド~中東の伝統楽器が …

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KARSH KALE / LIBERATION

03年2月に初来日を果たしたUSエイジアンのタブラ奏者、2003年のアルバムです。ボリウッド映画を一手に引き受けるマドラス室内オーケストラをフィーチャーし、タルヴィン・シンらUKエイジアンサウンドよりかなり優雅。ザキール・フセイン、ビル・ラズウェル、MIDIVAL PUNDITZとが参加した裏タブラ・ビート・サイエンス曲「MILAN」も鳥肌モノ!

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OAI ATAR / MANIFESTA

マッシリア・サウンド・システムの別働隊ワイスターの新譜です。年甲斐もなく?轟音ギターとタテ乗りビートでガンガンやってる場面が印象的~オクシタニアっぽさはやや薄口ですが、中高年ポスト・パンク風情に自在なターンテーブルさばき&ゲームボーイ・サウンドも加味して、張り切って人生と音楽の倦怠期を乗り切ろうとしてますよ!?ヴォーカル・スタイルはマッシリア直系です。それで …

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