トルコから新人女性歌手バブー・サバーシュ。今時の欧米インディー・ロック系なサウンドをバックにトルコ語でしとやかに歌うトルコらしからぬアーティスティックな女史、そんな感じでしょうか。
続きを読むトルコのアラベスク歌手スィベル・ジャンの2014年最新作。男性歌手ハリル・セザイとのデュエットで「ガラタ(イスタンブル新市街の飲み屋街)のメイハネ(居酒屋)で私の魂、無駄な人生を思って、飲んでます」と歌うタイトル曲「ガラタ」、冬のイスタンブルならではの哀愁があふれています。その他ハルク〜トゥルキュ調〜時に打ち込みのサウンドにのせて熱い女心を歌い上げています。 …
続きを読むトルコの名門レーベルKALANの新作はハルク〜トゥルキュ系の新人アイフェル・ヴァルダルの初アルバム。イスタンブール工科大学トルコ音楽音楽院で民謡を学んだ実力派です。アルバムタイトルは「別れの痛手」。そして、またしても美人です。サズやウード、ネイ、ギター、エレキ・サズを中心としたシンプルなバックで、よく知られたアナトリア民謡を中心に、悲しみに満ちた声でそっと歌 …
続きを読むトルコのポップ女性歌手スラ・ゲンチョウルの14年新作「新月」。二枚組で一枚は11曲収録のアルバム。もう一枚はそのデモバージョン集という珍しい構成です。ハルク調、シャンソン調、ジプシーブラス調、ポップとバラエティー富む曲想。セゼン・アクスからの流れを汲む骨太な声質、トルコのポップファンなら押さえておきたい一枚です。
続きを読む2006年に一枚アルバムを出していたトゥルキュの女性歌手ヤームル、日本語にすると「雨」という名前ですね、久々に新作「私はいまだふさぎこんでいます」が届きました。名前もアルバム名もどんよりしますが、内容もやっぱりどんよりとしたトルコの大人の女性のハートブレイクソング(シャルク)が全6曲。
続きを読むアルゼンチンのギタリスト/シンガー、セシリア・サバラとフルート奏者ラニナ・ピエトラントニオ、女性二人のデュオによるタンゴの変革者アストル・ピアソラ曲集。「ブエノスアイレスの秋」「冬」「タンゴの歴史」など収録。寒い季節に聴きたい透明感あふれる知的な演奏です。 1. Otono Porteno 2. Invierno Porteno …
続きを読むピアソラの名曲「リベルタンゴ」をグループ名としたドイツのクインテット。アコーディオン、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ベースというタンゴというより西洋クラシックの室内楽団の編成を通じて、ピアソラの作品の気品や、洗練された曲構成を再認識できます。
続きを読むイギリスを代表するタンゴ・クアルテット「TANGO SIEMPRE」によるUK ARCレコード制作のタンゴ名曲集。2010年世界フィギュア選手権優勝、高橋大輔の2010/2011プログラムで使われたピアソラ:「ブエノスアイレスの冬」を収録し、日本でもヒットしました。
続きを読むアルゼンチン北部の町コルドバ出身で、国立タンゴ楽団のヴォーカリスト、フアン・ホセ・モサリーニ楽団のヴォーカリストとしても活躍する女性歌手デボラ・ルス。2012年の三作目には、ピアソラやガルデルを含む有名無名のタンゴ名曲を伸びのあるアルトボイスで丹精こめて歌っている。伴奏はバンドネオン、ギター、ベースのみのシンプルさ。
続きを読む21世紀のタンゴを代表するアルゼンチンの女性歌手リリアーナ・バリオス。これまでカルロス・ガルデルやエスポーシト兄弟のカヴァー集を出していますが、2006年の三作目ではアニーバル・トロイロのカヴァー集。しっとりと女性らしい歌声で聞かせてくれる。
続きを読む21世紀のタンゴを代表するアルゼンチンの女性歌手リリアーナ・バリオス。これまでカルロス・ガルデルやアニーバル・トロイロらのカヴァー集を出してきた彼女の四作目は1940年代から50年代に活躍したエスポーシト兄弟が手がけた楽曲。彼らが残したカンドンベやミロンガ、ポップスやボレーロまで、しっとりと女性らしい歌声で聞かせてくれる。
続きを読むピエール・バルーの「SARAVAH」レーベルから1970年にBAROQUE JAZZ TRIOのメンバーとしてデビューしたマルティニークの血を引く仏人ピアニスト、ジョルジュ・ラボール。2007年作品ではピアソラの曲に自作のピアソラへのトリビュート曲をプラスしたピアノ・ソロ集。
続きを読むピアソラ未亡人によって運営される「フンダシオン・アストル・ピアソラ(ピアソラ財団)」の公認アルバム。ピアソラが1972年に作った「螺鈿協奏曲」をメインに「アディオス・ノニーノ」「フーガと神秘」「ブエノスアイレスの四季」等をバンドネオンの若手マルセロ・ニシンマンらのトリオと弦楽オーケストラが演じている。 https://www.youtube.com/watc …
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