MERCEDITAS VALDES

アフロキューバン・カルチャーの最高の研究者フェルナンド・オルティスの秘蔵っ子で、アフロ・キューバンの最高の具現者として活躍した女性歌手、メルセディータス・バルデース。本作は、1960年ごろにパナルトからリリースされたアルバム(LD-3096)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。
前半(LPのA面部分)は、エリセオ・グレネーの名曲「おやすみネグリータ」(子守唄)をはじめ、ヒルベルト・バルデースやアルベルト・サヤス、ファクンド・リベーロ、フランク・ドミンゲスのナンバーなど、カンシオーン・デ・クーナを演じた内容。バックはラファエル・ソマビージャおよびアドルフォ・グスマン指揮のオーケストラで、5曲目はロス・ブカネーロスのコーラスを伴ったアカペラで仕上げられています。後半はヘスス・ペレス率いるバタとコーラスのアンサンブル、イスポ・イラグオとのトラッドなサンテリーア曲集となっています。それぞれのサウンドでいかんなく発揮される、若く張りのある歌声が魅力的です。
盤起こしと思われますが、音質はまずまず良好かと思います。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)


01. Drume Negrita
02. Ogguere
03. Lacho
04. No Llora Ma
05. Dibule Oñi
06. Juguetón
07. Eleggua
08. Oggun
09. Ochún
10. Yemaya
11. Changó
12. Obatalá

 

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