WARSZAWSKA ORKIESTRA SENTYMENTALNA / PŁYŃ WISEŁKO

2015年に結成され、ポーランドの戦前音楽再現に特化したレパートリーで人気を得たヴァルシャフスカ(ワルシャワ)・オルキエストラ・センチメンタルナの2018年作〜現地で大きな評判を呼び、たった3年間で4作目となったアルバムがこちらです(本作以降、新作はリリースされていないようですが…)。
ワルツやタンゴ、そしてポルカ、ルンバやスロー・フォクシー、フォックス・トロットなどなど、戦前(1次大戦と2次大戦の間)のワルシャワで人気のあったレヴュー演芸音楽を再現するような内容とのこと。楽団名通り、なんともセンチメンタル、アコーディオン、マンドリン&ブラスの演奏を軸に展開される鄙びた風情とミュートされたリズム感が、戦前のワルシャワを知らないワレワレにさえ、懐かしく伝わって来るような曲の並びじゃないでしょうか(時にハッチャケたようなマーチ+ポルカの接ぎ木スタイル曲も聴こえて来たりしますが)?インストと半々、曲によって聴こえて来る、さり気ない女声&男声の歌も悪くないし、ツバメ舞い飛ぶジャケットも、なかなかイイ雰囲気ですよね。

1 Wojskowy Z Wąsikami
2 Ułani, Ułani
3 Jak Całować, To Ułana
4 A Ty, Koniku Wrony
5 Płyń Wisełko
6 Żołnierskie Tango
7 Co, Jak, Gdzie?
8 Nie Przynoś Mi Dziś…
9 W Kawalerii Morowo
10 O Mój Rozmarynie
11 Białe Róże
12 Czarna Sukienka
13 Kapral Grzela
14 Warszawianka

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