TINY STEP “SOUTHSIDE” TRIO / FIRST FLIGHT – ブルースで踊ろう

ハモンドオルガン、キーボード奏者の山口ゆきのりによるソロユニットの一つのトリオ。 1999年ハモンドオルガンのインストバンド、FULL SWING のリーダーとして活動を開始。並行して、曽我部恵一 PINK BAND への参加や、サニーデイサービスのレコーディング、真心ブラザーズなどのライブ参加などサポート活動、CM音楽など、ハモンドオルガンを軸に精力的に活動。2015年 FULL SWING の活動休止に伴い、ソロユニットTiny Step 名義での活動を開始。Tiny Step ”Southside” Trio では Matt Sounds や KODAMA&THE DUB STATION BAND のメンバーでもある、ギター秋廣シンイチロウ、ドラム森俊也とのトリオでロックステディ、スカ、カリプソなど南の音楽を感じさせるサウンドを展開している。2022年にはep「First Flight」「ブルースで踊ろう」をリリースし、フィンランドのヴィンテージソウルシンガーのボビーオローサのバックを務めるなど。精力的に活動している。
〜以上、リリース・インフォメーションより

わたくしごとで、すみませんが、先日、昔の同僚、MUSIC CAMP の 宮田信 氏のお誘いを受けて、ボビー・オローサのライヴに寄せてもらったんですが(コロナ以降、ほんと久しぶりのライヴでした)、ボビーはもちろんのこと、バックバンドがすこぶる良くって、オオーッいいライヴだなあぁと満喫させてもらいました。で、そのバックをつとめていたのが、このタイニー・ステップ “サウスサイド” トリオだったんですね。
たまたま、そのライヴで当店のお得意さん、タカトリさんと幕間休憩時間に喫煙コーナーでお会いして、いやいや、あの日本人トリオのバック、凄くイイじゃないすか!?今時、ハモンドあんなに上手い若手がいるんですねえ、ギターもドラムスも達者ですよねえ、なんて、お話ししてたら、そう思いますか?うんうん、そうなんですよ、イイんですよ、で、実はわたしの後輩なんですよー、と、嬉しそーにおっしゃって(タカトリさんもサンバの世界では名の通った演奏家でいらっしゃるんですが)、そーなんですか? CDとか出てるんですか? ハイハイ、出てます。ということで、後日、ハモンドの山口ゆきのりさんに納品していただいたのが、このCDなのでした(その際にはパナマの Avelino Muñoz CDとブラジルの Ed Lincoln LPを、お買い上げいただきました…勉強熱心!個人情報漏洩ですが)。
で、早速、本作 ”FIRST FLIGHT – ブルースで踊ろう” を店で聴いていたら、お得意さんがハイボール缶持参でいらして、結局、飲みながら聞くこととなったのですが、いやいや、こーゆー音楽、飲みながら聴くのにイイですねえ、ということになって、うんうん、そうなんですよ、イイんですよ、と、今度は、わたしが言うことになった次第。
というわけで、ハモンド好きはもちろんのこと、飲み会の BGM にも最適!カリビアンでサウスサイド、かつジャジー&ブルージーなオススメ・インスト・アルバム!ということで、いずれ、三茶の深夜食堂でもかかる予定ですよ(?)。

*EP / mini ALBUM 2 on 1 CD!!

1.First Flight(Yamaguchi)
2.On A Sunnyday(Yamaguchi)
3.10月の足音(Yamaguchi)
4.Cupid(Yamaguchi)
5.Prayer(Yamaguchi)
6.ブルースで踊ろう(Yamaguchi)
7.Overdoze(Yamaguchi)
8.Afro 20(Yamaguchi)
9.Forest Blue (Akihiro)
10.春になれば(Yamaguchi)

山口ゆきのり Yukinori Yamaguchi (Hammond Organ,Piano)
秋廣シンイチロウ Shinichiro Akihiro (Guitar)
森俊也 Shunya Mori (Drums,Piano,Percussion)

Guest Musician 高田陽平 Yohei Takada (Percussion)

ベース・パートもハモンドですよね、
▽それで、何とも独特の浮遊感が漂うわけですね、たぶん、

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