ものすごいペースで多岐にわたる作品を発表し続ける笹久保 伸。そんな彼の活動のひとつ、“秩父前衛派”の作品がついに発表されました。以下、メーカーインフォより。
<内容紹介>
古 典、現代音楽、フォルクローレの要素を併せもち、かつ「秩父」を拠点にそれらを超越した音楽活動を展開して異彩を放つ笹久保伸と秩父前衛派。音楽に加え、 文学、パフォーマンス、絵画などジャンルの境界線上に立ち表現してきた彼らが、ついに映像制作にも参戦! 消滅間近な 8 mm フィルムによる映画作品「犬の装飾音+秩父休符」を収録した DVD と、笹久保伸作曲・演奏による「組曲 小学校」「Percussion Music」などを収録した CD の二枚組作品。数多のアーティストや批評家から熱い注目を浴びている笹久保伸+秩父前衛派による Hyper Chichibism Art が、また1枚ベールを脱ぎすてて新たな可能性を示す。
<笹久保 伸について>
1983年、東京に生まれ、その後1歳までペルーで過ごす。クラシックギターを学び内外のコンクールにて受賞多 数。17歳の時にコスキン音楽祭(アルゼンチン)で演奏して以来世界各地で演奏活動を行う。2004~07年はペルーで活動し、アンデス音楽とその人々の 生活を学びながらイタリア、ドイツ、ギリシャ、ブルガリア、アルゼンチン、チリ、ボリビアにて演奏。2010年「秩父前衛派」を組織し音楽や詩の活動を展 開。2011年に詩集「孤独の骨の夜」を発表。同年1月、イタリア・ミラノのアートスペース「スペース・シリン」およびローマ・カピトリーニ美術館 (Campidoglio)にてリサイタルを行う。同年8月、アンデスの伝承音楽を調査研究し実践に生かすための方法を考える「流れる水の研究所」を組 織。作曲家の高橋悠治、杉山洋一、Sylvano Bussotti, Carlo Domeniconi, Elder Olaveらに新作を委嘱し世界初演を行っている。主に前衛的な現代作品やラテンアメリカ音楽、即興でギターを弾いているが、根本的には友人たちと楽器で 遊ぶ喜びがすべての活動のインスピレーション、モチベーションとなっている。