ALAN SIMON / EXCALIBUR

  イエス/フェアポート・コンベンション/ペンタングル/ムーディー・ブルース/キング・クリムゾン/トリ・ヤン/ダナール・ブラーズ/アンジェロ・ブランドゥアルディなどが参加したケルティック・ロックの雄=アラン・シモンのロックオペラ『エックスカリバー』の3枚組コレクターボックス~というわけでプログレ・ファンの方、ご注目を!

続きを読む>

JACKIE OATES / SATURNINE

  元レイチェル・アンサンクス&ウィンターセットのメンバー/イングランドのウェスト・ミッドランドはスタッフォードシェア出身の女性歌手兼フィドラー=ジャッキー・オーテスの11年新作 / ソロ4作目です!憂鬱とか不機嫌とかを意味するタイトルをよそに、なんとふくよかで爽やか、森林浴をするような気持ち良さを感じさせてくれる西イングランドならではのトラッド・ …

続きを読む>

SERGE GAINSBOURG / Integrale Serge Gainsbourg Et Ses Interpretes 1957-1960

幅広い人気のフランス人作曲家、歌手であるセルジュ・ゲンズブール初期録音全集(1957-1960)の登場です。~3CD66曲、初CD化の11曲を含みます!本人の自作自演以外にも彼の楽曲を取り上げた歌手の録音も含まれているファンにはこたえられないコンプリートな作り~いわゆるシャンソンを唄っていた時代のピアノ、ギターの弾き語り風からジャズ・コンボ、ビッグ・バンド編 …

続きを読む>

CITANIA / SEGREDOS DO MAR

美人ヴォーカリストをフロントにしたポルトガルの新人バンド、シターニアは汎地中海的マドレデウスと言いましょうか。ポルトガルギターと生ギター、チェロ、生ベースというバックの4人の生楽器を中心に、ゲストにアコーディオン、バグパイプ、ブズーキ、少々の打ち込み、そしてギリシャ人ヴォーカルまで登場させ、大西洋から地中海、中東まで広がる音楽世界を歌い上げています。何よりも …

続きを読む>

SHAZALAKAZOO / KARTON CITY BOOM

ベルリンの東欧ニューウェイブレーベルEASTBLOKの11年新作はベオグラード出身のバルカンビーツ生バンド。自らの音楽を「FOLKSTEP」と名付け、ヴァイオリンやウィンドシンセ、ブラス、ギターと打ち込みリズム、MCを同居させたADFやBALKAN BEAT BOX, WATCHACLANスタイルのサウンド。 タイトルの「段ボールの町」とはベオグラード近郊に …

続きを読む>

LUCILLA GALEAZZI / ENCORE BELLA CIAO

イタリアを代表するフォーク・シンガー、ルッチーラ・ガレアッチィ61歳~その昔はエレキ楽器を民謡に導入し、ムジーカ・ポポラーレを今日化した貢献者の一人であり~闘士肌のプロテスト歌手にしてイタリアの伝統を重んじる才女です。この新録は1964年に初演されたカンツォーネ・スペクタクル『ベラ・チャオ』へのオマージュをギター2本のみのバックで朗々と歌い綴ります。まさに大 …

続きを読む>

DJ CLICK / DELHI TO SEVILLA

これは楽しい!デリーからセビリアまで、ジプシーの旅路をトレースするエレクトロな旅!~うわべだけの模倣ではなく、その地に応じた楽器(口琴 /デルブッカ /ツィンバロム /クラリネット /金管 /アコ /ギター/ ヴァイオリン / サンプリング / 人声…)と、職人系デジタルリズム隊による祝祭的なエレクトロ・トランスの連続!また連続!多彩なゲスト陣の …

続きを読む>

TETES RAIDES / L’AN DEMAIN

ポスト・パンクの時代を代表するシャンソニエの一人、と言っていいんじゃないでしょうか?クリスチャン・オリヴィエ率いるテット・レッドの2011年新作です。変わらずジャック・ブレルみたいな深みのある声を聞かせてくれます。オールドタイミーなバッキングもイカしていますねえ。ともあれ、常よりも襟を正してシャンソンに徹したアルバムかと思います。

続きを読む>

PAUL BRADY / HOOBA DOOBA

アイルランドを代表するシンガーソングライター、ポール・ブレイディのコンテンポラリー系アルバム11年最新作。ビートルズの「You Won’t See Me」のカヴァー、ボニー・レイットに提供した「Luck of Draw」のセルフカヴァーを収録。シンプルかつアーシーなロック作品となりました。

続きを読む>

BESH O DROM / BEST OF DROM

ハンガリーのハイブリッドなバルカン~ジプシー~ブラスバンド、ベショ・オ・ドロムの活動12年間を綴るベストアルバム、11年作。サローキ・アーギやモニカ・ミツーラが歌う曲を中心に、初期の荒々しいミクスチャーから近年のよりスタイリッシュな作品まで全12曲収録!

続きを読む>

AMALIA RODRIGUES / MALDICAO(ファドス 1967)

ファドの女王、アマリア・ロドリゲスの主要なオリジナル・アルバムを年代順に復刻する注目すべきプロジェクト進行中です。本作は1966年にEP3枚で発表され67年にLPにまとめられた音源を収録しています。実験作にして意欲作だった62年の『ブスト』で新しい時代を迎えたアマリアですが、ここではその路線もすっかり肉体化~驚くほど成熟した歌声に昇華させています。かつて録音 …

続きを読む>

AMALIA RODRIGUES / VOU DAR DE BEBER A DOR(マルキーニャスの思い出)

「ファドの女王」アマリア・ロドリゲスの主要なオリジナル・アルバムを年代順に復刻する注目すべきプロジェクト。本作は1968年に何枚かのEPでリリースされた12曲を集めて69年にLP化された大ヒット作です。冒頭に収録されたタイトル曲はポルトガルだけでなく、ヨーロッパ中でヒット。カヴァー・ヴァージョンもたくさん作られました。それに加えディープなファドや、ポルトガル …

続きを読む>

HRISANTHI BARELI / KE I FADASTIKI TIS FILI

これがデビューとなるギリシャ若手女性歌手~インディーっぽいロックやフォーク、ブルースといった要素を伝統ライカにミックス、結果的にネオアコ風味のグリークPOPを生み出したクリサンティ嬢~その音楽性は同じくリラ・レーベルの先輩、クリスティー・スターシノープルを想わせます。注目の新人SSWです!

続きを読む>

BOBO RONDELLI / L’ORA DELL’ORMAI

イタリアはトスカーナ / リヴォルノの人気バンド~1991年結成のオッタヴォ・パディッリォーネのリード・ヴォーカルだったボボ・ロンデーリ11年ソロ新作です。メランコリックなカンツォーネ調、バンダ・スタイルのマーチ風、大道芸っぽいフォークロア調、オールドタイミーなラグライムやハワイアン風、あるいは骨太なフォーク・ロックなどなど、それぞれに歌い口を変えながら、さ …

続きを読む>

TERESA DE SIO / TUTTO CAMBIA

昨年のリリースCDですが初入荷!南イタリア~ナポリの生まれ / 元ムジカノヴァの女性歌手だったヴェテラン人気女性SSW=テレサ・デ・シオ56歳、熟してます。4年ぶりの新作です。少しばかり嗄れたアクのある歌い口で、地中海の女のディープな情歌、ほとんど演歌?少々ロックでフォーキーな、気合いの入ったナポリターナを歌い綴ります。ヴェテランらしい余裕も感じさせる奔放な …

続きを読む>

go top