Originally released in 2021
アフリカのショナ族を起源とする楽器 – ムビラ（親指ピアノ)。アルゼンチンのミュージシャンの間でもサンティアゴ・バスケスを始め、現役世代のミュージシャンたちで修得に励むものが多くおります。さてこのカイ・ハインリッヒドルフの奏でる様々な種類のムビラを中心に、ディエゴ・ホセ・メンディボウレのスパニッシュ・スタイルのギター、ロドリゴ・バスケスのフリューゲルホルンにマリアノ・スアレスらのトランペット2本、ピアノとカホンなどの打楽器から成るBe people。開放的な至福感に満ちたムビラとギターのアフロ・アコースティック・アンサンブルから、自由を謳歌するインプロヴィゼーションのフリー・ジャズまで、2021年に自主制作でレコーディングされたものが広く出回り、話題となりました。今回はアルゼンチン随一のコンテンポラリー・ジャズ・レーベル、Blue Art からのリイシュー・リリース。コンピ「bar buenos aires -Verano-」収録の”Chiwaya”に始まり、広がりゆく構成音に導かれるようにして発せられるアフロ・スタイルの突き抜けたヴォカリーズが心地よい”Arbol y rizoma”、L.A.スピネッタの”Kamikaze”をゆったり落ち着いたテンポとアコースティック楽器に置き換えて解釈したm-9″ La suave caida del kamikaze”、 聴きどころ満載のアルゼンチン・インストゥルメンタル名盤です。（サプライヤーインフォより）

Pablo Davidowicz · Kay Heinrichsdörff · Diego José Mendiboure · Rodrigo Vázquez