この3月の終わりにまさかの来日(行けませんでしたが、元OKジャズのギター、ディジー・マンジャクを伴いバカウケだったそう!悔しい)、コンゴRD出身で現ベルギー在のラッパー、ポエット・リーダーのバロジ新作、遅ればせながら入荷しました!
07年にCDデビュー、その後2011年の>セカンドは当世界的な話題を呼んでいたコノノNo.1を迎えての話題作でしたが、グラン・カレの”アンデパンダス・チャチャ”カヴァーで、コンゴレーズルンバ・マニアからも、なかなかヤルじゃんと暖かく迎えられたりしたのでした。で、その後、2016年には配信のみでしたが、5曲のミニ・アルバム “64 Bits & Malachite” を制作、これまたイカしたルンバ要素反映型RAPナンバー>”Spoiler” でフロアーを熱狂の渦に(たぶん)…。
というわけでこの2018年作、CDアルバムとしては8年ぶりの満を持しての新作とあいなったわけですね!しかも来日もしてくれたんですから、コレは盛り上がって当然。で、その内容ですが、ルンバ系ギターやリズム感、あるいは掛け声やコーラスを巧みに切り貼りした、既存のフォーマットに無い生演奏カットアップ?トラック作りがなかなかサイコーじゃないですか! アフロビートやR&B等の咀嚼ぶりも面白いし、あとはバロジの仏語のラップや語り口に馴染めるかどうかというところですが、ハイ、個人的には充分に楽しめましたよ!