TOTO LA MOMPOSINA, GRUPO BAHIA, ORQUESTA DE LUCHO BERMUDEZ / OJO DE AGUA

>こちらで紹介されていたCDですね(無断リンク陳謝&感謝!)、お得意さんのHさんに教えてもらったCDですが(どーしても欲しいとリクエストいただいたので)、コロンビアの発売元に問い合わせてみましたが、ナシのつぶて、あ〜あ、と、bunbobniさんにトトーの新譜が出ていたんですが、でも、もう入手困難みたいで、ダウンロードで我慢しようと思ってますよ…、とかなんとか言っているうちに、なんと、流石というべきでしょう、CDゲットしましたよ、と、bunboniさんよりサリ気なくご連絡あり。ええっ〜!と、早速、サプライヤーをご紹介いただいて、おかげさまで、やっとこさ当店にも入荷したのでした。で、前代未聞のお値段(その2)になってしまいましたが、既に発売後3年近くを経て、コロンビアでも入手困難とのこと、おそらく、今回限りの限定入荷となりますこと、お許しを。

こうしてCDが届いてみれば、トトーの新譜というより、まさに『アフロ・コロンビア音楽の饗宴』!グルーポ・バイーア&ルーチョ・ベルムデス楽団との競演/共演アルバムで、トトーが歌っているのは4曲のみ、が、1930年末から、クンビア楽団スタイルのパイオニアとして屈指のオルケスタを率いた首都ボゴタの名門、ルーチョ・ベルムデス(1912-1994)楽団が、未だ豪勢なオルケスタを維持存続、素晴らしい演奏をキープしているのもビックリだし、コロンビア太平洋側、中でも最もアフロ系要素が強いマリンバ音楽も加味、打楽器ボンボのリズムも聞かせつつ、クンビア・モード&パシフィックなサルサ・マナーも踏襲しているウーゴ・カンデラリオ率いるグルーポ・バイーア(1987年結成)の、太平洋側のコスタならではの3曲も聴きもの。
そして、カリブ海に浮かぶモンポス島のパレンケで5世代に渡る音楽ファミリーに出自を持つトトー・ラ・モンポシーナ!カリブ海沿岸コロンビアの、クンビアの源となったようなアフロ&インディオ色濃いフォークロアを村から村へ訪ねてまわり教えを乞い、自らのパフォーマンスにおいて、フォークロアを現在につなぎとどめた才媛にして名歌手トトー、そんな彼女が、クンビアやポーロといった民俗リズムを、前世紀半ば、同時代のキューバンに学んだ豪華な楽団編成においてポピュラー音楽化したルーチョ・ベルムデスの楽団と今になって共演するなんて、ある意味、奇跡!と思うのはわたしだけじゃないハズですよ、きっと。
と、そのトトーが歌う本アルバム冒頭曲は、ベルムデス楽団が前世紀半ばに演じたフォークロアなガイタに材を求めた名曲で、往時のベルムデス楽団の名花、というか、ルーチョの奥方だったマチルデ・ディアスの歌声が、意外にも、トトーの歌いぶりに蘇るような気もしたのでした。
ともあれ、最初から最後まで、久々にガッチリ素晴らしいコロンビアならではのナンバーをバッチリ聞かされて、実にクンビアな気持ちで盛り上がり、多幸感に満ちたひとときを過ごすことができたし、(bunbobniさんも触れられていましたが)現行ベルムデス楽団 “GLORIA MARIA” の女声!まるで、メキシコ女性歌謡全盛期を想わせるエレガンスぶりにも、溜息3回…。

1.TOTO LA MONPOSINA, ORQUESTA DE LUCHO BERMUDEZ, GRUPO BAHIA -Prende la vela 04:50
2.GRUPO BAHIA -Me cogió la noche 04:58
3.TOTO LA MONPOSINA, ft. HUGO CANDELARIO -La paloma 03:41
4.ORQUESTA DE LUCHO BERMUDEZ -Gloria María 02:54
5.TOTO LA MONPOSINA -Margarita 04:19
6.GRUPO BAHIA -El currulao me llama 05:27
7.ORQUESTA DE LUCHO BERMUDEZ -Homenaje al gran Lucho 06:58
8.GRUPO BAHIA -La monita retrechera 04:57
9.ORQUESTA DE LUCHO BERMUDEZ -Año Nuevo 03:27
10.TOTO LA MONPOSINA -Cosas pa’ pensar 03:53

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