AFRICA NEGRA / ANTOLOGIA VOL. 1

>こちら『レヴィ・レヴィ – 1970~80年代サントメ・プリンシペの音』の発売で、今までほとんど知られることの無かった中部アフリカのギニア湾に浮かぶ、複数の島からなる旧ポルトガル領の島国サントメ・プリンシペのポピュラー音楽がユニークなものであると、多くのワールド・ミュージック・ファンに知られるところとなりました。
本アルバムのAfrica Negraは、そのアルバムの初っぱなに3曲納められていた、1970年代から活躍するこの国を代表するグループです。サントメ・プリンシペは、植民地時代には主に中部アフリから連れてこられた人々とポルトガル系住民が住み、独立後は、同じポルトガルの植民地としての道を歩んできたアンゴラやカボ・ヴェルデからも人口が流入してきたそうです。そんな背景から、センバやコラデイラ、さらにブラジル音楽やカリブのメレンゲやコンパ、コンゴ共和国のリンガラ音楽など、多くの音楽文化を取り入れ発展。Puxa(プシャ)と呼ばれるユニークな音楽が成立しました。Africa Negraは、そこに中部アフリカのギター・フレーズを大胆に導入しソリッドなサウンドで人気を博し、国内はもとよりポルトガルやアンゴラ、モザンビーク、ガボン、カメルーン、ナイジェリア、カーボベルデでもヒットしたそうです。
本アルバムは、1981年の『Aninha』や1986年のアルバム『San Lena』から1990年代のアルバムまでのヒット曲を中心に選曲されています。全てマスターテープからデジタル化されているそうで、生々しいサウンドも魅力となっています。(サプライヤーインフォより)

1. Vence vitoria
2. Carambola
3. Saozinha
4. Epa sa cata pabo manda mum
5. Ple can
6. Zun zon pedlelu
7. 12 de julho
8. Qua na bua nega fa
9. Cumamo bivalemo
10. Pedlelo
11. San Tome plodozu
12. Gina me mu mole

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