CÉSAR LACERDA, ROMULO FRÓES / O MEU NOME É QUALQUER UM

tumblr_ofqzrjrrkg1r9ykrko1_1280楽曲提供・制作に参加したエルザ・ソアレスのアルバムが、ラテン・グラミーを受賞したばかり。パッソ・トルトでの活動にソロ作のアナログ化と加速度を増すサンパウロ、エクスペリ・サンバの雄ホムロ・フローエス。ミナス・ジェライス出身でマルチ・プレイヤーであることを活かした蒼い幻想ポップの世界観のもと、フェルナンド・テンポラォンやジャナイナ・フェリーニらへの楽曲提供も行うセーザル・ラセルダ。出会って意気投合し、2ヶ月の間に20曲を共作したふたりのS.S.W.による作品は、ホムロの盟友ホドリゴ・カンポス(g, cavaq.)を迎え、鉄弦アコースティックのギター・アンサンブルとふたりのデュエットを中心としています。ヒリヒリとした前衛的な響きと、包み込むような至福のハーモニーが交錯するという唯一無比な13曲は、誰の耳にも新鮮に届くはず。ソフト・バリトン・ヴォイスのホムロと、私小説を語るように親密なセーザルの声、どうしたって詩的に聴こえるふたりの唄ですが、現代ブラジル社会の中核を担う世代ならではの、人種問題、第三の性別、社会的ネットワーク、迫害にあった子供達、愛や死、これら生きていく上で直面する諸問題に風刺を効かせたクレヴァーなかたちで斬り込んでいます。(インポーター資料から)

 

 

 

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