DIMITRIS ZERVOUDAKIS / KLEIS’ TA MATIA SOU KAI KOITA

1960年テッサロニキ生まれ、今もテッサロニキを拠点に活動〜学生時代からのバンド“ネイ・エピヴァディス(テッサロニキへのトラキアからの移民居住にちなんだ地名と同じグループ名ですね)” 1985年録音でデビュー、結局グループとしては1枚のアルバムを残しただけですが、3年後にはMINOS と契約、ヨルゴス・ダラーラスのツアーへの参加を経て、1989年にアルバム・デビューしています。
本作はテッサロニキのクラブ・オーナーにして作曲家、ブズーキ奏者のヨルゴス・ジカスとの共作に続く6作目、1998年作となります(その後、2018年までにコンポーザーズ・アルバムも含めて14作のアルバムで歌っています)。
新世代らしいフォークロック・テイストにライカ風味やディモーティカ風味も感じさせる、いかにもテッサロニキのシンガーという感じですね、地味ながら、イイ自作自演歌手だと思います。噛めば噛むほどに味が出るという雰囲気でしょうか。
音楽性は違うし、その経歴がクロスした形跡はないのですが、同地の先輩音楽家、故ニコス・パパゾグルのトラッド・ロック版と言えないこともないかも知れません…(?)。
 
 
1 Ο Ναύτης 3:41
2 Νευΐ 3:14
3 Βαριά Ποτά Βαριά Τσιγάρα 3:27
4 Το Πρώτο Ποτήρι 2:44
5 Είδα Ένα Φίλο 3:39
6 Γοργόνα Ουτοπία 4:03
7 Νίκος, Σταύρος, Αντώνης 4:19
8 Του Παραμυθιού Το Νήμα 3:24
9 Κλείσ’ Τα Μάτια Σου Και Κοίτα 2:21
10 Σημαία Λεγομένη 3:12
11 Στου Χρόνου Το Αλώνισμα 3:30
12 Πόλη Γυάλινο Καράβι 3:58

 


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