>こちらで紹介されています(陳謝&感謝)!
エディ・トゥッサが1977年生まれ、このユリ・ダ・クーニャは1980年生まれですが、センバを歌ったらこの人の方が全然先輩ですね、ファーストが1999年、19歳の時だったそうですから(ちなみに、エディ・トゥッサがラップ・ユニットをやめてセンバ1stソロをリリースしたのは2010年)、年下とはいえセンバの先輩として、いろいろアドヴァイスを受けたとエディも言ってましたよ(と、ネット上のインタビューで読んだ記憶が)。そんなユリ・ダ・クーニャの09年現地ヒット作サード・アルバムがこちら(その後、”Canta Artur Nunes” 2012, “O Interprete”2015年の2作のアルバムをリリース)、というわけで、もう10年近くも前の作品なんですが、これは充実作ですねえ、ホント。ミディアムからアップのセンバ、キゾンバからサルサ調、カボ・ヴェルデ風、ブラジリアンっぽい曲、全編に聞こえるアコーディオン、溶け合うような生ピアノと生ギター、ハギレ良い金管等々…、生音演奏だけに古さを感じさせません。そこに、センバらしいリズミカルな節まわしをコクのある歌い口で軽く乗せていくユリ・ダ・クーニャ、そりゃあ、やっぱり、グッと来るに決まってます!