ウズベキスタンの歌姫として知られ、これまでに2000万枚ものアルバムを売り〈中央アジアのマドンナ〉の異名まで付けられたのがユルドゥス・ウスマノヴァ。そんな彼女が2008年に政治的な理由からトルコに移住して音楽活動を開始し、2010年の『デュニア~世界』(ライス AYR-5153)に続いて発表したトルコ録音第2弾が本作だ。トルコ~中央アジアの民謡、ラテン音楽、アラベスク、さらにエレクトロニックなものまで、様々な要素が加わったポップ・サウンドをベースに、彼女自身の自作曲を優雅な歌声で聞かせる。男性歌手セルダル・オルタチがゲスト・ヴォーカルで参加した曲も収録。(サプライヤーインフォより)
ウズベキスタンを代表する女性歌手ユルドゥス・ウズマノヴァはすっかりトルコ・ポップ界が長くなってきました。2011年作も100%トルコ制作です。フラメンコ・ギタリストをフィーチャーした前半にはルンバ・フラメンコあり、フラメンコ・ハウスあり、後半はドラマティックなアラベスクあり、フォーキーなポップあり、ハルクあり。ウズベクの民俗楽器は使われていませんが、歌のうまさ、情の深さはトルコ人歌手を上回ります。セゼン・アクスよりも彼女こそ女王と呼びたい気がします。人気ポップSSWセルダル・オルタチとのデュエットも収録しています。
YILDIZ USMANOVA
*特に問題のない中古盤で在庫あります。¥1600