WALLY SECK / I WANNA BE FREE

タイトルは『自由になりてえ』!ウァリー・バラゴ・セック、38歳新作のタイトルとしてはいかがなものか、とも思いますが…。
ともあれ故チョーン・セックの息子さんです。若き日、サッカー選手としてイタリアへ、それなりに実績を残したながらもセネガルへ帰国、グリオ家系の息子らしく音楽の世界へ。その後、2010年のデビュー・アルバム、14年のセカンド、15年のサード(セネガル音楽史上最高の売上を記録)、18年の4作目とも大ヒットさせ、パリのゼニットやベルシーといった大ホールを満員にするなど、セネガル地元はもとより、欧州のセネガリーズにも絶大な支持を受けて来ました。
が、以降、セネガルからCDが届かなくなってしまい(アルバム・リリース自体、なくなってしまい)、当店的には、まったく音沙汰のなかったウァリー・セックでした。けれど、その後も、例えば、>こちら>こちらなど、相変わらずヒットを飛ばしていたようですが、とうとう、というか、突然というか、フランス盤にてこの新作CDがリリースされたわけですね。しかも、20曲収録!
しかも、今時ありえない低価格(?)で入荷して来たところを見ると、仏 Naiveレーベル、ヒット狙いの肝入り制作盤?じゃないかと思われ、なるほど聴いてみれば、ストレートなンバラ系は少なめ、北米ラッパーのクリス・ブラウンやウガンダの一発屋?エディ・ケンゾーをゲストに招き、英語&仏語曲も収録、アフロビーツやバラードを盛り込んだ現行アフロPOPとしての魅力を強調した仕上がりとなっています。
が、そうした傾向もツケヤイバ感ナシで聴けるのは、例えば>こちらのデュオ・ヒット曲を聴いてみれば、既に6年も前から、ンバラとアフロビーツのミックスにトライして来たウァリー・セックならでは? ということになるかも知れません。
そして、なんと言っても、その声、セネガリーズならではの伸び上がって行く靭やかな歌声、収録曲すべてで楽しめるワケですね。そして、一昨年、亡くなってしまったその父、チョーン・セックとの最後のデュエット曲、ミディアム・スローなンバラ曲が収められたことも、忘れることはできません。

1.I Wanna Be Free
2.Don’t Leave Me Alone
3.Bad Man
4.Immigrés
5.Hey Ya
6.Je ne suis pas comme eux
7.Runaway ft. Thione Ballago Seck
8.Togn Ngama
9.Balma
10.Yaye
11.Femmes du monde
12.Paris Fever ft. Chris Brown
13.Sunshine
14.Denthie Ko
15.Djery Nogne
16.Mon Choix
17.Why Not
18.Waka Waka
19.Venise
20.Hymne Faramareen

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