PAMELA BADJOGO / KABA


UKリアル・ワールド主催、西アフリカ出身の女性歌達によるユニット、レ・アマゾーヌ・ダフリキの初作(2017年)に参加していた、ガボン出身のバントゥー系女性SSW、パメラ・バジョゴのセカンド(2021) が再入荷して来ました。
そのファースト・アルバム(2016 〜既に入荷困難…)は、
ザッと聞いてみたところ、ジャジーな歌い口が映えるアフロビート系ポップといった作風で、その歌声がなかなか魅力的でした。が、この新作では、ナイジャPOP流儀のアフロ・ビーツ風や、ファンキー・ハイライフっぽいリズム感や曲想を流用、加えてルンバ・コンゴレーズ調ダンス・リフの感覚も切り貼りしながら、半ばトースティング風に、ファン語と思しきガボンのバントゥー諸語やフランス語による歌声を、時にフェミニンに、時にグルーヴィーに聞かせる、なかなか手の込んだ作なんですが、実際、プレイヤーにかけてみれば、淡々と、流れて気持ちのイイ、シンプルな作と聞こえるところが魅力ですね(計8曲30分足らずのアルバムですが)。
パーカッション類や複数ギター、そして薄めのプログラミングやキーボード、ベース等による演奏が曲により入れ代わって奏でられる中、多用される女声コーラスの波間に浮かんで揺れているようなパメラ・バジョゴの歌声は、いかにも女性らしく柔らかく繊細、しなやかなもの。
と、そんなパメラ・バジョゴの本作の音楽を支える重要人物として、ガーナ出身、英国で活躍するパーカッション&マルチ器楽奏者、作曲家として、プロデューサー&アレンジャー、エンジニアとして本作に全面参加しているクワメ・イェボアの名は、記憶にとどめたいところ。その父親は、A.K.イェボアで、あの60年代末ガーナのハイライフ・バンド〜K. K.’s No. 2 Bandのリーダーだった人ですね。クワメ・イェボア自身は、これまでパット・トーマスのバンドや、英国ロック、レゲエや、ファンキー・ハイライフの世界で活躍して来たようです。
それにしても、ガボン出身の音楽家って、意外と少ないんですけど、>こちら、ピエール・アケンデンゲあたりと共通する感覚も見いだせて、なんだか、ちょっと興味をそそられます。

1 Toto 3:46
2 Respectez-nous 3:27
3 Kaba 4:58
4 Ngoka 3:50
5 Ngwo Tsari 4:21
6 Petit caillou 3:14
7 Moluma Mê 2:50
8 Opera Wè 3:47

▲この曲イイなあ、前作なんだけど既に入手困難、残念ッス…

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