V.A. / DELTA DANDIES, DANCE BAND IN NIGERIA 1936-41

ガーナニアン・ハイライフの帝王、ETメンサーがナイジェリアをツアーし、現地シーンに大きな影響を与えたのは1950年代半ばのこと、それ以降、世紀前半を通じナイジェリアにも存在したブラスバンド・スタイルのダンス音楽はモダン・ハイライフに合流、ギターやマンドリン&各種打楽器&コーラス、カズー、ペニー・ホイッスル等で奏でられたパームワイン的な混血音楽スタイルは、ジュジュやギターバンド・ハイライフへつながる潮流として、枝分かれしていったようです。そうしたメンサー以前の、20世紀前半に盛んだったブラスバンド演奏や、ヨルバやイボ、ファンティなど、さまざまな言語で歌われたギター系混血音楽を初復刻したのが本盤~30年代半ばからナイジェリア録音を開始した英パーロフォンの音源を贅沢に使い、なるほどミッシング・リンク、失われた音楽の発掘というにふさわしい新鮮な曲が並びます。オフ・ビート化したマーチング・ブラス、ジャズやラグタイム、あるいは教会音楽からの大きな影響、そんな中、いかにもアフリカ的な複雑なポリフォニーやヨルバ的なパーカッションが聞こえ、あるいは、ハワイ風のスティール・ギターや繊細なフィンガー・ピッキングが聞こえたり(パームワインギター・ファン注目!)等々~様々な要素が、ブラスバンド、そしてストリングス・バンドというポピュラー音楽の揺籃となった二つの演奏スタイルにおいて、ナイジェリア大衆音楽の黎明を清冽に歌い上げています!

1 Apolo Aigbodion– Uki Khi Yomba
2 Jolly Orchestra– Egbe Jolly
3 Etim Henshaw– Wom Wom Sit Wom
4 Ibo Youth Orchestra– Enu Uwabu Oriri
5 Gold Coast Police Band– Rocking In Rhythm
6 Godwin Scotland– Adelebo Ilu Eko
7 Onitsha Native Orchestra– Oje Mba
8 Lagos Mozart Orchestra– Esan Inyong Ikide
9 Etim Henshaw– Nkpo Nnam Isuhoke Owo
10 Jolly Orchestra– Gbogbo Eniyam Feran Jo Satide
11 Gold Coast Police Band– Elmina Blues
12 Onitsha Native Orchestra– Angelina
13 Mr Harry Taylor– Kini Nyana Bo Boma
14 SS Peters– Madam Mary
15 Lagos Mozart Orchestra– Nne O! Ke Ndi
16 Ifon Adeko Players– Oba Imo Kawa

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