エクアドル出身のカルロス・バジャドリッドと、プエルトリコ人メンバーとによるトリオ、ラス・トレス・ギターラス。本作は、アンソニアからの1950年代リリース作『ラス・トレス・ギターラス（第1集）』（ALP-1223）のリイシューです。曲順はシャッフルされていますが、全曲を収めています。
このトリオは、エクアドルのフォルクローレを演じるトリオ・ロス・インカスとして1934年にエクアドルの3人により立ち上げられ、ラス・トレス・ギターラスとなった後、50年代にはバジャドリッド以外の2人がプエルトリコ人のティト・ウルとアルマンド・イリサリーに交代となりました。本作は半数のレパートリーがボレロ、他にパシージョやバルス、カリブの風を運んでくるグアラーチャのナンバーも収められていて、エクアドルとプエルトリコの混成トリオならではですね。
盤起こしと思われ、若干のノイズが入りますが、音質はまずまず良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。（サプライヤーインフォより）

1. El Reloj de Mi Vida (Vals)
2. Rosario de Besos (Bolero)
3. Sombras (Pasillo)
4. Cosas de la Vida (Bolero)
5. Como las Margaritas (Guaracha)
6. Solo Tú (Vals)
7. De Hinojos (Pasillo)
8. Tu Duda y la Mía (Bolero)
9. Bendícela Señor (Vals)
10. Una Limosna de Amor (Bolero)
11. Camino a la Traición (Bolero)
12. Corazón de Piedra (Bolero)