世界最長の川であるナイル川の音楽的伝統をすくいあげるため、スーダン、南スーダン、エチオピア、ヌビア、エリトリア、ウガンダのナイル川流域の国々の出身者18名の音楽家が一堂に会したナイル・プロジェクト（＞メンバー）。ファーストアルバムはヌビア、現エジプトの町アスワンがテーマ。アラブからの影響が強いヌビアやスーダンの旋律＆音頭グルーヴ、エチオピア音階のサックスや、ウガンダのマリンバやパーカッション、6名の歌手による11言語の歌など、全てが混じり合った北東アフリカ混淆音楽がライブ演奏で楽しめます。古代の竪琴リラが進化したエジプトのシャムシミーヤやタンブーラ、ウガンダのアドゥング、スーダンのマセンコプ、エチオピアのマシンコなど、この地域に共通する楽器の違いも感じ取れます。先頃＞こちらをリリースしたアルサラー嬢ほか、男女歌手達のメリスマティックな歌声もなかなか聴き応えあります。